さまざまな猫種の猫たち

猫種によって、かかりやすい病気やケガには違いがあります。そのため、本記事では、人気猫種ごとの特徴やかかりやすい病気を紹介し、ペット保険の選び方やおすすめの補償内容を解説します。

目次

猫種によってペット保険の選び方が違う理由とは?

猫は、品種ごとに体型や骨格、被毛、遺伝的な特徴などが異なるため、発症しやすいケガや病気にも違いがあります。例えば、スコティッシュフォールドは骨軟骨異形成症、マンチカンは椎間板ヘルニアなどの骨・関節の病気、ペルシャ猫やヒマラヤンは多発性嚢胞腎(たはつせい のうほうじん)などに注意が必要です。

そのため、ペット保険を選ぶ際は、「愛猫がかかりやすい病気が補償対象になっているか」を確認することが大切です。皮膚炎や外耳炎など通院が続きやすい病気には「通院重視」、心臓病や骨折など高額な治療費がかかりやすい病気には「手術・入院重視」の補償が向いています。

猫種ごとの特徴や病気のリスクにあわせて、ペット保険を選ぶことがポイントです。

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【猫種別の特徴】なりやすい病気と保険選びのヒント

ここでは、猫種ごとの特徴や、なりやすい病気、ペット保険選びのヒントを解説します。愛猫の健康リスクに備えられるプランを選ぶために、ぜひ参考にしてください。

 

スコティッシュフォールドの特徴と健康リスク

スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドは、折れ耳と丸みのある体型、穏やかで人懐っこい性格が魅力の人気猫種です。一方、骨や軟骨の遺伝的な特徴に関連する病気や、心臓・耳・尿路のトラブルには注意が必要です。

▼ スコティッシュフォールドがなりやすい病気と保険選びのヒント

■ スコティッシュフォールドがなりやすい病気

  • 骨軟骨異形成症
  • 外耳炎
  • 肥大型心筋症
  • 多発性嚢胞腎(PKD)
  • 尿路結石症

骨軟骨異形成症は長期的な経過観察や治療が必要になることがあり、外耳炎や尿路疾患では通院が続くケースもあります。また、肥大型心筋症などでは定期的な検査や投薬が必要になる場合があります。

そのため、スコティッシュフォールドは通院補償が充実したプランを選ぶと安心です。加えて、長期的な治療や検査に備えるため、年間の支払限度額や補償回数、1日あたりの支払限度額なども確認しておきましょう。

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マンチカンの特徴と健康リスク

マンチカン

マンチカンは、ユニークな体型と愛嬌たっぷりの表情が魅力の人気猫種です。明るく人懐っこい性格で飼いやすい一方、特徴的な短足胴長の体型から関節や背骨に負担がかかりやすいほか、心臓や腎臓などの病気にも注意が必要です。

▼ マンチカンの特徴がなりやすい病気と保険選びのヒント

■ マンチカンがなりやすい病気

  • 椎間板ヘルニア
  • 骨関節炎(関節トラブル)
  • 椎骨奇形
  • 肥大型心筋症
  • 慢性腎臓病

マンチカンは、体型の特徴から関節や背骨のトラブルに注意が必要です。痛みの管理や投薬、経過観察などで、継続的な通院が必要になるケースがみられます。

そのため、マンチカンは通院補償がついたフルカバー型プランを選ぶと安心です。また、心臓病や腎臓病などの長期的な治療にも備えられるよう、年間の支払限度額や回数制限にゆとりのあるプランがおすすめです。

万が一、好発疾患を発症しても終身継続できるように、更新時の条件なども確認しておきましょう。

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ラグドールの特徴と健康リスク

ラグドール

ラグドールは、シルクのような美しい毛並みと青い瞳、穏やかで人懐っこい性格から高い人気を誇る猫種です。大型で比較的丈夫な体格をしていますが、成長に時間がかかる大型猫特有の骨格トラブルや、遺伝的な心臓・腎臓の疾患には注意が必要です。

▼ ラグドールの特徴がなりやすい病気と保険選びのヒント

■ ラグドールがなりやすい病気

  • 肥大型心筋症
  • 多発性嚢胞腎(PKD)
  • 尿路結石症
  • 股関節形成不全
  • 毛球症

ラグドールは、遺伝的に発症しやすい肥大型心筋症や股関節形成不全など、検査や投薬だけでなく、入院や精密検査が必要になる病気にも注意が必要です。

そのため、ラグドールは入院・手術など高額な治療に備えられるプランを優先して検討するとよいでしょう。特に、1回あたりや年間の支払限度額を確認し、万が一高額な治療が必要になった場合にも十分な補償を受けられるかチェックしておくことが大切です。

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ミヌエットの特徴と健康リスク

 ミヌエット

ミヌエットは、ペルシャ由来のゴージャスな長毛とふわふわの体型、マンチカン由来の短い足をあわせ持つ、愛らしくて甘えん坊な猫種です。友好的で飼いやすい反面、2つのルーツとなる猫種の体質を受け継いでいるため、関節や腎臓、心臓の病気に加え、長毛による毛球症などにも注意が必要です。

▼ ミヌエットの特徴がなりやすい病気と保険選びのヒント

■ ミヌエットがなりやすい病気

  • 骨関節炎などの関節疾患
  • 椎間板ヘルニア
  • 多発性嚢胞腎(PKD)
  • 肥大型心筋症
  • 毛球症

ミヌエットは、短足胴長の体型による関節への負担や、長毛による毛球症などで治療が必要になることがあります。また、多発性嚢胞腎や肥大型心筋症などでは、定期的な検査や投薬など長期的な治療が必要になる場合もあります。

そのため、ミヌエットは通院補償を重視するだけでなく、長期的な治療まで幅広く備えられるプランを選ぶことがポイントです。特に、年間の支払限度額や補償回数、継続時の条件などを確認し、長期的な治療にも対応できるかチェックしておきましょう。

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メインクーンの特徴と健康リスク

メインクーン

メインクーンは、「ジェントル・ジャイアント(心優しい巨人)」とも呼ばれる大型猫で、穏やかで人懐っこい性格が魅力です。一方、体が大きいことによる関節への負担や、肥大型心筋症・脊髄性筋萎縮症(せきずいせい きんいしゅくしょう)などの遺伝性疾患には注意が必要です。

▼ メインクーンの特徴がなりやすい病気と保険選びのヒント

■ メインクーンがなりやすい病気

  • 肥大型心筋症
  • 股関節形成不全
  • 脊髄性筋萎縮症
  • 多発性嚢胞腎(PKD)
  • 歯肉炎・歯周病

脊髄性筋萎縮症(SMA)は、脊髄の運動神経細胞が障害されることで筋力が低下する遺伝性疾患で、診察や検査、日常生活のケアが必要になる場合があります。また、肥大型心筋症などでは継続的な検査や投薬が必要になることもあります。

そのため、メインクーンは高額な治療費が発生した場合に備えられるプランを優先して選ぶのがおすすめです。特に、手術・入院の補償額や年間の支払限度額を確認し、検査や治療が長期化した場合にも十分な補償を受けられるかチェックしておきましょう。

 

ミックス(雑種)猫の特徴と健康リスク

ミックス猫

ミックス(雑種)猫は、多様な遺伝的背景をもつことから、純血種に比べて特定の遺伝性疾患が問題になりにくいといわれています。一方で、猫全般に多くみられる腎臓や尿路の病気、シニア期の慢性疾患などには注意が必要です。

▼ ミックス(雑種)猫がなりやすい病気と保険選びのヒント

■ ミックス(雑種)猫が注意すべき病気

  • 慢性腎臓病
  • 尿路結石症
  • 糖尿病
  • 外耳炎

ミックス猫は特定の猫種に特徴的な病気だけでなく、猫全般にみられる慢性腎臓病や尿路疾患などへの備えが重要です。特にシニア期には、定期的な検査や投薬などで通院が長期化することもあります。

そのため、ミックス猫は長期的な治療に備えられるプランを選ぶのがおすすめです。通院補償に加えて、年間の支払限度額や補償回数、シニア期も継続して加入できるかなど、長く使える補償内容かどうかを確認しておきましょう。

【猫のなりやすい病気別】おすすめの補償内容と注意点

ここでは、前章の猫種ごとの特徴やヒントをふまえて、猫でよくみられる病気別におすすめの補償内容や注意点を解説します。愛猫に好発疾患があればぜひ参考にしてください。

 

慢性腎臓病│長期的な通院・投薬に備える

慢性腎臓病は、腎臓の機能が徐々に低下していく病気です。猫では特に中高齢期に多く、進行すると腎機能を元に戻すことが難しいため、早期発見と継続的なケアが重要です。

治療費の目安は、1回の通院で数千円~1万円程度。進行すると検査や点滴、投薬などの回数が増え、年間の治療費が10万円を超えるケースもあります。

▼ 慢性腎臓病の主な症状と治療法を見る

慢性腎臓病の主な症状

  • 多飲多尿
  • 食欲低下
  • 体重減少
  • 嘔吐・吐き気
  • 脱水
  • 元気がなくなる

慢性腎臓病の主な治療法

  • 腎臓用療法食
  • 輸液による水分補給
  • 吐き気止めなどの対症療法
  • 血圧を下げる薬などの投薬
  • 定期的な血液検査・尿検査

■ 慢性腎臓病に注意が必要な猫種

ヒマラヤン、ペルシャなどの猫

慢性腎臓病は長期的な治療が必要なため、年間の支払限度額や利用回数に余裕があるプランが向いています。また、シニア期になると発症リスクが上がるため、終身継続しやすいペット保険を選んでおくと安心です。療法食や予防目的の検査など、補償対象外となる費用もあるため、加入前に確認しておきましょう。

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尿路結石・膀胱炎│通院回数と再発に備える

尿路結石や膀胱炎は、猫に多くみられる泌尿器系の病気です。膀胱炎は頻尿や血尿などの症状がみられ、尿路結石では結石が尿道に詰まって排尿できなくなることもあります。

治療費の目安は、軽症の膀胱炎で1回数千円~1万円程度。結石の摘出手術や入院が必要になると、数万円~10万円以上かかるケースもあります。

▼ 尿路結石・膀胱炎の主な症状と治療法を見る

尿路結石・膀胱炎の主な症状

  • 頻尿
  • 血尿
  • 排尿時に痛がる
  • トイレ以外で排尿する
  • 尿が出にくい・出ない
  • 陰部を頻繁になめる

尿路結石・膀胱炎の主な治療法

  • 投薬による治療
  • 水分摂取量を増やす
  • 療法食
  • 尿道閉塞の解除
  • 結石の摘出手術

■ 注意すべき猫種

スコティッシュフォールド、マンチカン、ペルシャなどの猫

尿路結石や膀胱炎は、繰り返し通院や投薬が必要になる場合がある一方、尿道閉塞などでは入院や手術が必要になることもあります。そのため、通院に加えて入院・手術も補償できるフルカバー型プランがおすすめです。

関連記事:猫の尿路結石の手術費用はペット保険で補償される?手術成功率は?
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肥大型心筋症│検査・投薬から入院まで幅広く備える

肥大型心筋症は、心臓の筋肉が厚くなり、血液を送り出す機能が低下する病気です。猫では比較的よくみられる心臓病です。進行すると血栓症や心不全を引き起こす場合もあります。

治療費の目安は、診察・検査で1回数千円~1万円程度。投薬が必要になると継続的な費用がかかり、血栓症心不全などで入院が必要になる重症例だと、数万円~10万円以上かかるケースもあります。

▼ 肥大型心筋症の主な症状と治療法を見る

肥大型心筋症の主な症状

  • 呼吸が速い・苦しそう
  • 元気・食欲がなくなる
  • 運動を嫌がる
  • 咳や呼吸困難
  • 後ろ足が動かしにくくなる
  • 突然ぐったりする

肥大型心筋症の主な治療法

  • 定期的な心臓検査
  • 心臓の負担を軽減する薬
  • 血栓を予防する薬
  • 酸素吸入などの対症療法
  • 心不全や血栓症がある場合の入院治療

■ 注意すべき猫種

メインクーン、ラグドール、スコティッシュフォールド、アメリカンショートヘアなどの猫

肥大型心筋症は、症状が悪化すると入院治療が必要になる場合もあります。そのため、通院・入院・手術の補償が手厚く、年間の支払限度額に余裕があるプランがおすすめです。また、先天性・遺伝性疾患の扱いも重要なポイントで、補償されるかどうかを申込前に確認しましょう。

 

歯周病│歯科治療が補償対象か確認

歯周病は、歯垢歯石に含まれる細菌によって歯肉に炎症が起こり、進行すると歯を支える組織まで破壊される病気です。猫では比較的多くみられ、重症化すると抜歯などの処置が必要になることがあります。

治療費の目安は、診察や検査で数千円~1万円程度。全身麻酔下での歯石除去や抜歯が必要になると、数万円~10万円以上かかるケースもあります。

▼ 慢性腎臓病の主な症状と治療法を見る

主な症状

  • 口臭が強くなる
  • 歯肉が赤く腫れる
  • よだれが増える
  • 食べにくそうにする
  • 食欲が低下する
  • 歯がぐらつく

主な治療法

  • 歯石除去
  • 抜歯
  • 抗菌薬や鎮痛薬などの投薬
  • 歯磨きなどの口腔ケア

■ 注意すべき猫種

ペルシャ、ヒマラヤン、スコティッシュフォールドなどの猫

歯周病の治療では、全身麻酔を伴う歯石除去や抜歯などで治療費が高額になる場合があります。そのため、特に手術の補償が充実しているプランがおすすめです。また、歯科治療については補償対象外と定めている保険会社もあるため、補償されるかどうかを事前に確認しましょう。

関連記事:猫の歯周病の治療費用が高額なわけは?抜歯はいくらかかるの?

 

糖尿病 │継続的な通院・投薬に備える

糖尿病は、血液中のブドウ糖をうまく利用できなくなり、血糖値が高い状態が続く病気です。猫では肥満や加齢などがリスク要因となり、進行するとさまざまな合併症を引き起こすことがあります。

治療費の目安は、1回の通院で数千円~1万円程度。インスリン治療や定期的な血液検査などを継続すると、年間で数万円~10万円以上かかる場合があります。

▼ 慢性腎臓病の主な症状と治療法を見る

主な症状

  • 多飲多尿
  • 食欲があるのに痩せる
  • 食欲低下
  • 元気がなくなる
  • 脱水
  • 嘔吐

主な治療法

  • インスリン注射
  • 血糖値の定期的な測定
  • 食事療法・体重管理
  • 血液検査などによる経過観察
  • 合併症に対する治療

■ 注意すべき猫種

バーミーズ、ロシアンブルー、トンキニーズなどの猫

糖尿病は、血糖値の管理やインスリン投与、定期的な検査などが必要となり、治療が長期にわたることがあります。そのため、通院補償が充実し、年間の支払限度額や利用回数に余裕があるプランがおすすめです。

関連記事:猫の糖尿病はインスリン費用が高額?インスリン注射のコツは?

 

異物誤飲│突然の高額な手術に備える

異物誤飲は、猫がおもちゃやひも、ビニールなど食べ物ではないものを誤って飲み込んでしまうことです。自然に排出される場合もありますが、消化管に詰まると腸閉塞などを引き起こし、内視鏡や開腹手術による摘出が必要になることがあります。

治療費の目安は、診察やレントゲン・超音波検査などで数千円~数万円程度。内視鏡や開腹手術、入院が必要になると、10万円~30万円以上かかるケースもあります。

▼ 慢性腎臓病の主な症状と治療法を見る

主な症状

  • 嘔吐
  • 食欲不振
  • 元気がなくなる
  • 腹痛
  • よだれが増える
  • 排便が減る・出なくなる

主な治療法

  • レントゲン・超音波検査
  • 内視鏡による異物摘出
  • 開腹手術
  • 点滴・吐き気止めなどの対症療法
  • 入院による経過観察

■ 注意すべき猫種

特定の猫種に限らず注意が必要

異物誤飲は突然発生し、検査から手術、入院まで短期間で高額な治療費が発生する可能性があります。そのため、手術・入院補償が充実したプランを選ぶことがポイントです。手術1回あたりや年間の支払限度額が十分かも加入前に確認しておきましょう。

関連記事:【獣医師監修】猫の腸閉塞の手術費用や余命は?症状・原因から予防法まで

 

皮膚炎・外耳炎│継続的な通院に備える

皮膚炎や外耳炎は、アレルギーや細菌・真菌、寄生虫などさまざまな原因で起こる皮膚・耳の病気です。症状が改善しても再発を繰り返したり、原因によっては長期的な治療が必要になったりすることがあります。

治療費の目安は、1回の通院で数千円~1万円程度。検査や投薬、点耳薬などを継続して使用する場合は、年間の治療費が数万円に及ぶケースもあります。

▼ 慢性腎臓病の主な症状と治療法を見る

主な症状

  • 皮膚をかゆがる・頻繁になめる
  • 毛が抜ける
  • 赤みや発疹がみられる
  • 耳をかく・頭を振る
  • 耳だれが出る
  • 耳のにおいが強くなる

主な治療法

  • 原因を調べるための皮膚・耳の検査
  • 抗菌薬・抗真菌薬などの投薬
  • かゆみを抑える薬
  • 点耳薬
  • 薬用シャンプーなどによるスキンケア

■ 注意すべき猫種

スコティッシュフォールド、ペルシャ、ヒマラヤン、アメリカンショートヘアなどの猫

皮膚炎や外耳炎は、再発を繰り返しやすく、通院や投薬が長期化する場合があります。そのため、通院補償が充実しているプランが向いています。年間の利用回数制限にゆとりがある、もしくは回数制限のないプランも良いでしょう。また、アレルギー検査や予防目的のケアなど、補償対象外となる費用がないかも確認しておきましょう。

猫種別ペット保険を選ぶときのチェックポイント

猫種ごとの健康リスクを把握したら、実際のペット保険がそのリスクに対応できるかを確認しましょう。保険料の安さだけでなく、補償範囲・補償割合・支払限度額・更新条件などを総合的に比較することが大切です。

 

補償範囲│通院・入院・手術の費用が補償されるか

ペット保険には、通院・入院・手術を補償するフルカバー型プランと、入院・手術を補償する特化型プランがあります。特化型プランは補償を絞っている分、保険料が安くなる傾向があります。保険料の予算に余裕がある場合は、フルカバー型のプランを選んでおくと安心です。

ペット保険の補償範囲についてさらに詳しく知りたい方はこちら○▼
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補償割合│どこまで自己負担で支払うか

補償割合とは、実際にかかった治療費のうち、保険会社が負担する割合です。30%、50%、70%、90%、100%などのプランが存在します。一般的に補償割合が高いほど保険料も高くなりますが、治療費の自己負担を減らしたい場合は、補償割合の高い100%プランなどがおすすめです。

ペット保険選びで補償割合を決められないときは?各プランの特徴を解説▼
関連記事:ペット保険の補償割合とは?50%と70%はどっちがお得?何割がおすすめ?

 

保険料│補償内容とのバランスがとれているか

ペット保険は、原則として年齢とともに保険料が上がります。現在の保険料だけでなく、シニア期で無理なく払い続けられるかを確認しましょう。保険料の安さだけでなく、愛猫に必要な補償が十分に備わっているかを確認し、保険料と補償内容のバランスで選ぶことが大切です。

 

支払限度額と回数制限│補償が十分か

ペット保険を選ぶ際は、1日・1回あたりの支払限度額や、年間の利用回数も確認しましょう。猫は慢性腎臓病による長期通院や、異物誤飲・骨折による高額な手術・入院が必要になる場合があるためです。愛猫がかかりやすい病気の治療費を想定し、十分な補償を受けられるか比較・検討しましょう。

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更新時の対応│終身継続しやすいかどうか

ペット保険は、若いうちだけでなく、ケガや病気が増えやすいシニア期まで継続して利用できることが重要です。保険によっては、更新時に条件が変更されたり、保険の利用状況を理由に契約解除されたりする場合があります。加入時には、終身継続ができそうか、更新時に補償内容が変わる可能性があるかなどを確認しておきましょう。

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猫種別ペット保険に関するよくある質問

ここでは、ペット保険を選ぶ際のよくある質問をまとめました。猫種による保険料の違いや年齢不詳や保護猫の加入可否なども解説するので参考にしてください。

 

猫種によってペット保険の保険料は変わる?

原則として、ペット保険では猫種によって保険料は変わりません。犬のように犬種や体重で保険料が変動することはなく、全ての猫種で一律の保険料体系となります。ただし、加齢とともに保険料は上昇し、その上がり方は各保険会社のプランごとに異なります。

 

猫が病気になってからでもペット保険に入れる?

基本的には、病気になってからペット保険に加入するのは難しいと考えておきましょう。ただし、保険会社の引受審査次第では、その特定の病気や部位などを補償対象外とする「不担保特約」を付帯すれば加入できるケースもあります。まずは、保険会社に相談や問い合わせなどをしてみましょう。

ペット保険は持病や既往歴があっても加入できる?不担保特約とは?▼
関連記事:ペット保険は病気になってから入れる?治療中・先天性疾患の加入条件は?

 

保護猫もペット保険に加入できる?

保護猫でも、年齢や健康状態などの加入条件を満たしていれば、ペット保険に加入できます。ただし、保護された経緯や過去の病歴が分からない場合は、推定年齢や現在の健康状態を確認したうえで申し込む必要があります。お迎え後は病気や万が一の体調不良に備え、早めに加入を検討しましょう。

関連記事:保護犬や保護猫、野良猫が入れるペット保険は?おすすめの選び方や年齢の見分け方を解説!

 

申込時に年齢がわからないときはどうすればいい?

保護猫などで正確な生年月日がわからない場合は、動物病院で獣医師に「推定年齢」を判断してもらえます。獣医師は、歯の状態や摩耗具合、目の状態、体格などから年齢を推定します。保険会社によっては「推定○歳」「推定○年○月生まれ」などの情報で申し込める場合があるため、公式サイトや約款、重要事項説明書などで確認しましょう。

 

シニア猫は何歳までペット保険に加入できる?

ペット保険の新規加入年齢は、保険会社や商品によって異なります。一般的に7歳~12歳未満程度を上限としている商品が多い傾向があり、高齢になると加入できる保険が限られてしまいます。一方で、8歳以上のシニア猫を対象とした保険や、新規加入の年齢上限がない保険も存在します。詳しくは「」のコラムでも紹介しているのでぜひ参考にしてください。

シニアの猫も加入しやすいペット保険はこちら!おすすめプランを解説▼
関連記事:シニアにおすすめのペット保険TOP3!高齢でも入れるプランは?【FP監修】

まとめ|愛猫の猫種に合ったペット保険を選ぼう

猫種によって、なりやすい病気やケガ、必要となる治療は異なります。ペット保険を選ぶ際は、愛猫の健康リスクを把握したうえで、通院・入院・手術の補償範囲や支払限度額、保険料、更新条件などを比較しましょう。健康なうちから将来の治療費に備えることが大切です。

 

【ペット保険比較のピクシー】では、30種類以上の症状・疾患の原因や治療費を網羅した「猫の病気・症状事典|原因・治療費・余命など」や、ペット保険の選び方・補償内容を解説した「ペット保険完全ガイド」も公開しています。愛猫の「もしも」への備えや健康管理などにぜひお役立てください。

木内 比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子

ファイナンシャルプランナー

少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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