
ラグドールは、美しい毛並みや愛くるしい表情、穏やかな性格から人気の猫種です。しかし、遺伝的にかかりやすい病気があるため、高額な治療費に備えてペット保険を検討する飼い主さまもいることでしょう。
この記事では、ラグドールの特徴やかかりやすい病気について解説し、おすすめのペット保険の選び方や注意点を紹介します。
ラグドールは、肥大型心筋症や多発性嚢胞腎などの遺伝性疾患に注意が必要です。また、毛球症や皮膚炎、下部尿路疾患などで継続的な通院が必要になることもあります。ペット保険を選ぶ際は、通院補償の充実度や免責金額の有無、シニア期の保険料などを確認することが大切です。遺伝性疾患の補償は保険会社によって異なるため、約款や重要事項説明書なども事前に確認し、早めに加入を検討しましょう。
ラグドールってどんな猫?特徴や性格
ラグドールは、英語で「ぬいぐるみ」を意味し、世界中で多くの人々を魅了しています。
◆ラグドールの特徴
| 外見 | 大型でふわふわの被毛とブルーの瞳が特徴 |
| 毛色 | ブルーポイント、シールポイント、クリームポイントなど |
| 平均体重 | オス:約5~9kg メス:約4~6kg |
| 平均価格 | 約10~50万円 |
| 平均寿命 | 約13~16歳 |
ラグドールの起源や歴史
ラグドールの歴史は、1960年代のアメリカ・カリフォルニア州で、ブリーダーのアン・ベイカーによって始まったといわれています。
抱き上げると力を抜いてリラックスする様子から、ぬいぐるみを意味する「ラグドール(Ragdoll)」と名付けられ、新しい猫種として確立されました。
ラグドールの性格
ラグドールは、穏やかで人懐っこい性格です。ほかのペットや子供とも良好な関係を築きやすいといわれています。
猫では珍しく抱っこが大好きで、飼い主とのスキンシップも欠かせません。飼い主に従順で鳴き声も小さいため、マンションでの飼育にも向いているといえるでしょう。
ラグドールの飼い方
ラグドールは成長に4年ほどかかることから、子猫のうちは十分な量のフードが必要です。しかし、成猫になると活動量が減るため、食事管理を心がけ肥満を防止しましょう。
キャットタワーを設置する際は、低めで大型種の猫に対応しているものを選ぶのがおすすめです。
ラグドールを飼うときのポイントや注意点を解説▼
ラグドールの飼い方の注意点
ペット保険比較のピクシーにはペット保険についての記事も多数ございますので、安心して保険をお選びいただけます。
保険選びで迷われている方は、保険料や補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」も参考にしてください。
ラグドールのなりやすい病気
ラグドールは特定の遺伝性疾患などにかかりやすいことが知られています。
肥大型心筋症
肥大型心筋症とは、心臓の筋肉が厚くなることで心臓の機能が低下する、猫では最も多い心臓病です。ラグドールはこの病気の遺伝的素因を持つことが知られています。
初期は無症状ですが、進行すると食欲不振や呼吸困難などの症状があらわれます。完治が難しい病気のため、生涯にわたる内科的治療が必要となり、治療費は年間で数十万円以上になることもあります。
多発性嚢胞腎
多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)とは、腎臓に多数の嚢胞ができて腎機能が徐々に低下していく遺伝性疾患です。ペルシャ系の猫に多く見られ、ラグドールも発症する可能性があります。
初期症状はほとんどなく、病気が進行すると多飲多尿や食欲不振などの症状があらわれます。
根治的な治療法はなく、内科治療や食事療法で進行を遅らせることが中心です。そのため、生涯にわたる治療費が高額になることがあります。
毛球症
長毛種のラグドールは、毛づくろいの際に飲み込んだ毛が消化器官内で塊となり、毛球症を引き起こすことがあります。
軽度であれば吐き出したり便と一緒に排泄されたりしますが、塊が大きくなると食欲不振や嘔吐、便秘などの症状を引き起こします。重症化した場合、内視鏡での摘出や開腹手術を行い、治療費が高額になることがあります。
日々のブラッシングを習慣にして、毛球症予防に努めましょう。
皮膚炎
ラグドールは、ふわふわの長毛が魅力の一つですが、皮膚トラブルが起きやすい猫種でもあります。
被毛によって皮膚の状態を直接目視で確認しにくいため、気付いたときには炎症が進行して広範囲に及んでいることも少なくありません。
日ごろからブラッシングを通じて皮膚に赤みや湿疹がないか、ベタつきやフケが出ていないかを細かくチェックすることが予防の第一歩です。
下部尿路疾患
下部尿路疾患とは、膀胱炎や尿石症など、膀胱から尿道にかけての病気の総称を指します。
ストレスや飲水量の不足などが原因となりやすく、ラグドールを含めた猫に注意が必要な病気です。頻尿や血尿などの症状がみられ、排尿が困難になったり、痛がったりすることもあります。
治療が遅れると命にかかわることもあるため、気になる症状が見られたら早めに獣医師に相談しましょう。
ラグドールの病気と健康管理について▼
ラグドールの寿命とかかりやすい病気を解説:愛猫の健康を守るための徹底ガイド
ラグドールの治療費例│膀胱炎
ラグドールが膀胱炎と診断され、日帰りでの入院となりました。その後も複数回通院されました。
◆膀胱炎で入院した際の明細データ
| 項目 | 治療費 |
| 診察料 | 1,650円 |
| 皮下注射料 | 1,650円 |
| 皮下点滴料 | 1,650円 |
| 入院料 | 1,925円 |
| プレドニン錠 | 168円 |
| ビクタスSS錠 | 429円 |
| 合計 | 7,472円 |
※上記の治療内容・治療費等は参考であり、一般的な水準を示すものではありません。
※治療費は動物病院やペットの状態などによって異なります。
トイレの回数が極端に増え、数日様子を見ましたが状況は変わらず動物病院を受診したところ、膀胱炎と診断されました。
再発防止のために病院からすすめられた治療食のドライフードに変更したり、できるだけ水分を多く摂らせたりするように心がけています。トイレもできるだけ綺麗に保つためにトイレ掃除の頻度を増やしました。
【FP解説】ラグドールにペット保険は必要?

ラグドールは、肥大型心筋症などの遺伝性疾患に注意が必要な猫種です。これらの病気は発症すると継続的な通院や投薬が必要となり、治療費の負担が大きくなることがあります。
また、皮膚炎や下部尿路疾患などもみられやすく、長期間の治療や再発によって治療費がかさむケースも少なくありません。
こうした予期せぬケガや病気に備える方法の一つとして、ペット保険を検討する価値は十分にあるでしょう。
ラグドールのペット保険選びのポイント3点!
ラグドールのペット保険を選ぶために注目すべき3つのポイントを解説します。
通院補償は充実している?
ラグドールは肥大型心筋症など、長期的な通院が必要になる可能性のある病気にかかりやすい傾向があります。
ペット保険を選ぶ際は、手術や入院だけでなく、通院補償が充実しているかもチェックしましょう。
通院補償の年間限度日数や1日あたりの支払限度額を確認し、継続的な治療を想定して検討することもおすすめです。
免責金額が設定されている?
免責金額とは、治療費のうち飼い主が自己負担する金額のことです。たとえば、免責金額が5,000円の場合、治療費が5,000円以下の場合は保険金が支払われません。
少額の治療費もペット保険で補償したい方は、免責金額なしのプランを検討してみましょう。
一方で、同じくらいの補償内容で保険料を抑えたい方、高額な治療費に備えたい方などは、免責金額が設定されているプランが向いているかもしれません。
シニア期の保険料はどのくらい?
ペット保険の保険料は、年齢が上がるにつれて高くなるのが一般的です。
プランによっては、シニア期を迎える8歳ごろから、保険料の上昇率が大きくなるケースもあります。
ラグドールは比較的長寿な猫種のため、生涯にわたって保険料を支払いつづけられるか、長期的な視点でシミュレーションすることが重要です。
ペット保険を検討する際には、シニア期の保険料もかならず確認しておきましょう。
ラグドールの保険選びで注意したいのが、肥大型心筋症や多発性嚢胞腎といった遺伝性疾患です。
ペット保険は加入後に発症したケガや病気の治療費を補償しますが、遺伝性疾患は「加入後の発症であっても補償対象外」としている保険会社もあります。
検討時に約款や重要事項説明書などを確認しておくことが大切です。
ラグドールのペット保険に加入するタイミングや注意点は?
ラグドールを迎えたら、できるだけ早めのタイミングでペット保険に加入するのがおすすめです。
ペット保険は基本的に健康な状態でなければ加入できません。病気になると、条件付きでの加入になったり、ペット保険に加入できなったりする場合もあります。
また、多くのペット保険では新規加入に年齢制限があり、6~12歳ごろまでとされています。ペット保険が気になっている方は、遅くとも4~5歳ごろまでには検討しておくと、希望のプランが見つかる可能性が高くなるといえます。
ラグドールのペット保険の良い口コミ・悪い口コミ
ラグドールの飼い主に、ペット保険の良い口コミ・悪い口コミを聞きました。
※実体験は飼い主さまの感想や主観に基づくものであり、ペット保険の補償内容を保証するものではありません。回答内容に反しない範囲で、誤字・脱字・表現などを整えて掲載しております。保険商品の内容に関しては、各保険会社の重要事項説明書等でご確認ください。
ラグドールのペット保険選びに関するよくある質問
ラグドールのペット保険を検討する際によく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q1.
ラグドールが肥大型心筋症になったら補償される?
A.
ペット保険に加入してから肥大型心筋症を発症した場合は、多くのペット保険で補償対象となります。
ただし、加入前に発症していた場合や、疑いがあった場合などは補償対象外となります。
※詳細は、各保険会社の重要事項説明書等を確認してください。
Q2.
ラグドールが毛球症になったら補償される?
A.
毛球症は、基本的にペット保険の補償対象ですが、予防目的の処置やサプリメント等は補償対象外となります。
※詳細は、各保険会社の重要事項説明書等を確認してください。
Q3.
ラグドールのペット保険に支払限度額はある?
A.
どのペット保険にも支払限度額が設定されています。
1日(回)あたりの支払限度額を設定しているプランや、年間の支払限度額内なら回数無制限のプランなどがあります。
Q4.
ラグドールが病気でも入れるペット保険はある?
A.
ラグドールが病気でも入れるペット保険はあります。
ただし、特定の病気や部位を補償対象外とする条件付きでの加入となるケースがほとんどです。
※詳細は、各保険会社の重要事項説明書等を確認してください。
Q5.
ラグドールは待機期間なしのペット保険に入れる?
A.
ラグドールは、待機期間なしのペット保険へ加入することもできます。
関連記事「待機期間なしのペット保険3選を解説!すぐ使える補償開始の早いプランは? 【FP監修】」でプランや注意点を解説していますのでご覧ください。
Q6.
ラグドールのペット保険は何歳まで加入できる?
A.
新規加入できる年齢上限は、多くの保険会社で6歳~12歳程度に設定されています。
多くはないですが、年齢制限がなく、何歳でも申し込めるペット保険もあります。
Q7.
ラグドールのペット保険の保険料は?
A.
ラグドールの保険料は、年齢や補償割合、プランなどによって異なります。
詳細は「ラグドールのペット保険検索ページ」でご確認ください。
まとめ│ラグドールにぴったりのペット保険を検討しよう!
ラグドールはかわいらしく飼いやすい猫ですが、肥大型心筋症や多発性嚢胞腎といった遺伝性疾患のリスクを抱えています。
そのため、長期的な治療が必要となり、医療費も高額になる可能性があります。万が一に備えるために、ペット保険を検討しましょう。
【ペット保険比較のピクシー】では、症状・疾患の原因や治療費を網羅した「犬の病気・症状事典」「猫の病気・症状事典」や、ペット保険の選び方・補償内容を解説した「ペット保険完全ガイド」も公開しています。大切なペットの「もしも」への備えや健康管理などにぜひお役立てください。
ファイナンシャルプランナー
少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。
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- ミニチュア・ダックスフンド
- ミニチュア・ピンシャー
- ヨークシャー・テリア
- ラブラドール・レトリーバー
- その他犬種
- 6kg 未満
- 6kg以上 8kg未満
- 8kg以上 10kg未満
- 10kg以上 12kg未満
- 12kg以上 16kg未満
- 16kg以上 18kg未満
- 18kg以上 20kg未満
- 20kg以上 25kg未満
- 25kg以上 30kg未満
- 30kg以上 32kg未満
- 32kg以上 40kg未満
- 40kg以上 45kg未満
- 45kg以上
- スコティッシュフォールド
- マンチカン
- アメリカン・ショートヘア
- ノルウェージャン・フォレスト・キャット
- ラグドール
- ブリティッシュ・ショートヘア
- ミヌエット
- サイベリアン
- ベンガル
- ラガマフィン





