終身継続できるペット保険は?

ペットが高齢期になると病気にもかかりやすくなるため、ペットの保険を選ぶ際には、できるだけ「一生涯加入を継続できる保険」を選びたいものです。ペット保険は人間と同様に終身タイプのものもありますが、人間の保険とは違う点がいくつかあります。

 

本記事では、まずはじめに「原則として終身継続可能」なペット保険をご紹介します。そのうえで、終身継続しやすい保険の特徴や、病気を理由にペット保険の更新(継続)を拒否される可能性などについて解説します。

 

保険選びを成功させるコツも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

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まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考にされてください。

目次

終身継続できるペット保険はどこ?各社の対応を一覧で紹介!

ペット保険比較のピクシーでお取り扱いしている保険商品のなかで、「原則として終身継続が可能なペット保険」は以下でご覧いただけます。公式Webサイトで、「ケガや病気を理由に更新を断らない/補償内容を変更しない」と明記してある保険会社もありますので、よくご確認ください。

保険会社

終身継続の可否

アイペット損保

原則として終身継続可能
基本的に自動更新

公式Webサイト・よくある質問

アニコム損保

原則として終身継続可能
基本的に自動更新
(公式Webサイト・よくあるご質問)

イーペット少短

原則として終身継続可能
基本的に自動更新
「特定疾病・特定部位不担保特約」が適用される場合あり
(公式Webサイト・よくあるご質問)

SBIいきいき少短

原則として終身継続可能
基本的に自動更新
ペットの健康状態などが基準に適合しない場合は、更新されない場合や自動更新されない場合あり
(公式Webサイト よくあるご質問

FPC

原則として終身継続可能
自動更新
(公式Webサイト よくあるご質問)

チューリッヒ少短

自動更新
「特定疾病補償対象外特則」が適用される場合あり
公式Webサイト・よくある質問

日本ペット少短

自動更新
(公式Webサイト・よくある質問)

ペット&ファミリー損保

原則として終身継続可能
自動更新
更新時に条件が加えられない
(公式Webサイト ポイント02)

PS保険

原則として終身継続可能
自動更新
更新時に条件が加えられない
(公式Webサイト)

楽天ペット保険

原則として終身継続可能
※やむを得ず更新不可になる場合あり
自動更新

(公式Webサイト お申込みの流れ)

上記で紹介した保険のなかには、原則として終身継続ができるペット保険、条件付きの契約更新になる保険、やむを得ず更新を断られる可能性のある保険があります。

 

自動更新されるペット保険がほとんどですが、継続利用できるかの審査が場合もあるため、健康状態が悪いと自動更新できないおそれもあります。加入前に自動更新の条件などをよく確認することが重要です。

 

ほかにも各保険会社によって、さまざまな特徴や加入条件があります。保険会社のWebサイトや約款、重要事項説明書などをよく読んで、自分の条件に合った保険を選びましょう。

【ペット保険豆知識】特定傷病除外特約とは?

特定傷病除外特約」とは、保険契約の際に治療中、または経過観察中の傷病や再発の可能性が高い傷病を、保険金の支払い対象外とする制度です。保険会社によっては、「特定疾病補償対象外特則」や「特定疾病・特定部位不担保特約」という名前になっているケースもあります。

 

特定傷病除外特約がある保険では、ペットが慢性疾患にかかってしまった場合、慢性疾患のみ補償対象外とする特約をつけることで、継続して契約更新できる可能性があります。

そもそもペット保険にも「終身継続」ってあるの?

ペット保険に「終身継続」はある?

ペット保険とは、飼育している犬や猫が怪我をしたり、病気になったりした際に、治療費の何割かを保険金で補償するものです。補償割合は補償プランで異なり、50%や70%補償のものがほとんどです。

 

ペット保険のタイプには、人間と同様にいくつか種類があり、終身タイプのプランが用意されている会社もあります。ペットが高齢になると病院に通う頻度が高くなり、保険を活用することも多くなるため、ペット保険を選ぶときには、終身補償されるタイプをおすすめします。

 

ペット保険の主流は更新型

 

ペット保険

人間の終身保険

保険期間

1年間

一生涯

保険料

更新時に上昇

一定

更新

更新できない可能性あり

ない

ペット保険には、人間の終身保険と違う点が3つあります。ペット保険は更新が1年ごとに必要です。ペットの終身保険は「更新に年齢制限がなく、終身更新可能」という仕組みになっています。

 

また人間の終身保険は、保険料が契約時から一律ですが、ペット保険は更新時のペットの年齢によって保険料が上昇するのが一般的です。さらにペット保険には掛け捨て型の保険しかなく、人間の保険のように解約後に積み立てした保険料が受け取れる貯蓄型はありません。

 

人間の終身保険と違って継続拒否される?

ペット保険の更新は3つのパターンにわかれます。1つめは自動更新される、2つめは条件付きで更新される、3つめは更新ができないパターンです。人間の終身保険とは違って、継続更新ができない場合もあるため注意が必要です。

 

契約更新ができない基準は保険会社や補償プランによって異なりますが、契約更新を拒否される理由は以下のようなものです。

・慢性疾患や完治が難しい病気と診断された
・補償限度額や限度回数に達した
・保険料未払い

慢性疾患や完治が難しい病気の場合、今後も継続して治療が必要になるため、更新を拒否されることがあります。またプランによっては、年間に使用できる補償金額や通院回数などが決まっています。限度額や回数を超えた治療費は補償対象外となるので、注意が必要です。

2種類の終身型のペット保険

2種類の終身型ペット保険

終身型の保険は、年齢問わず1年ごとの更新が可能なものを指すと説明しました。終身タイプの中でも、保険料の変化の違いによって2種類に分けられます。ここでは、それぞれの保険の特徴を紹介します。

 

保険料が上昇するペット保険

ほとんどの保険会社で、ペットの加齢とともに保険料が上昇します。保険料の上昇には、毎年金額が上昇するものと、1~3歳・3歳~5歳というように所定の年齢区分になると上昇するものに分けられます。

 

保険料が据え置きのペット保険

保険会社によっては、保険料が変化しないタイプが存在します。ある一定の年齢になると保険料が上昇しないのが特徴です。たとえばペット&ファミリー損保の「げんきナンバーわんスリム」は犬も猫も、10歳を超えると保険料が一律になり変動しません。

中には加入したときから保険料が変わらないものもありますが、シニアになると審査が厳しくなったり、自動更新されないプランに移行したりする場合があるので注意が必要です。

安心して終身加入できるペット保険の特徴は?

安心して終身加入できるペット保険

ペットの老後の備えとして、保険に終身加入しておきたいと考える飼い主さまは多いでしょう。そのためには、安心して加入可能な保険を探すことが大切です。ここでは、終身加入しやすいペット保険の特徴を3つ紹介します。

 

保険料の上昇がゆるやか

ペット保険は、年齢の上昇とともに保険料も上がるプランがほとんどです。ペットが若いうちは保険料が安く設定されていますが、高齢になると月2万以上の保険料がかかる場合もあるため、注意が必要です。

 

高齢期の保険料がいくらになるのかウェブサイトなどで公表されていない保険会社もありますが、電話やメールで問い合わせるなど確認をとることをおすすめします。継続加入するには、なるべく高齢期の値上がりが少ない保険を選びましょう。

 

病気になっても継続できる

ペットの万が一のために加入したい保険ですが、病気にかかると保険の継続ができないものもあります。特に継続を拒否される病気は、「完治が困難な病気」と「継続的治療が必要になる病気」です。多くの治療費を必要とするときに、補償がなければ保険加入の意味がなくなります。

 

継続契約が不可能になる条件は保険会社によって大きく異なります。重要事項説明書を事前に確認し、病気にかかっても保険を継続できるものを探すことが重要です。

 

更新の年齢上限がない

ペット保険は、加入側が解約の意思を示さない限り自動更新されるものが多くあります。しかし中には、更新の条件に年齢制限を設けており、一定の年齢になると補償されないプランもあります。ペット保険に安心して加入するためには、更新に年齢上限がない保険を選ぶと良いでしょう。

 

また保険に新規加入する際に、年齢制限を設けている会社もあります。年齢制限は、約8~12歳で設定されている保険会社が多いため、遅くともペットが7歳ごろまでには保険加入の比較・検討を行いましょう。

保険会社

補償プラン

新規加入の年齢制限

アニコム損保

どうぶつ健保しにあ

8歳~上限なし

アイペット損保

うちの子
うちの子ライト

~12歳11か月まで

SBIいきいき少短

ペット保険

生後2か月~11歳11か月まで

FPC

フリーペットほけん
入院・手術ペット保険スーパー

生後30日~8歳11か月まで

チューリッヒ少短

犬のがん保険

生後60日~満11歳まで

日本ペット少短

いぬとねこの保険

生後31日~10歳11か月まで

ペット&ファミリー損保

げんきナンバーわんスリム

生後45日~7歳11か月まで

ペットメディカルサポート

PS保険

生後30日~満8歳11か月まで

楽天損保・楽天ペット保険

スーパーペット保険通院つきプラン
スーパーペット保険入院・手術プラン

~10歳11か月まで

こんなペット保険に注意!終身継続できないペット保険の特徴は?

ペット保険選びの注意点

ペット保険に加入する際に、終身継続できるかどうか不安に感じている方もいるかと思います。ここでは、終身加入が難しくなってしまう可能性があるペット保険の特徴を3つ紹介します。ぜひ保険選びの参考にしてください。

 

高齢になると保険料が高額!

ペット保険は、年に1回の更新時または一定の年齢区分によって、徐々に保険料が上がるプランが一般的です。ペットが高齢になった際の保険金の上昇率は、保険会社によって大きく異なるため、契約前に確認することが大切です。

 

プランによっては、若い頃の保険料と比べて、高齢期の保険料が2倍以上高額になる会社もあります。なるべく保険料を安く抑えたい方には、一定の年齢になると保険料が一律になるプランがある保険をおすすめします。

 

更新時に制限や条件が加えられる!

ペットの健康状態によって補償の制限や条件がつく保険会社もあります。例えば、慢性腎不全の治療を数年かけて行う必要がある場合、次契約からは腎不全の治療費については補償されないなどの条件がつく可能性があるでしょう。

 

完治しない病気や長期で治療が必要な慢性疾患になると、保険の契約更新ができなくなることもあります。慢性疾患が補償対象外になる保険は、終身加入が難しくなることに注意してください。

 

保険利用回数で継続拒否!

補償プランによっては利用回数制限が定められています。審査の際に、保険利用の回数が多いと、契約更新を拒否される保険もあるようです。

 

また、ほとんどのペット保険では補償限度額が定められています。年間支払限度額を超えると補償されないケースがあることを把握しておきましょう。1日あたりの補償限度額や、年間の使用回数が定められている保険は、保険料が安く抑えられるのがメリットです。あらかじめ補償に上限があるかなどを調べて加入を検討しましょう。

ペット保険選びを成功させるコツとは?

ペット保険選びを成功させるコツとは?

ペット保険は、さまざまなプランが増えており、どの保険会社にするか迷っている飼い主も多いのではないでしょうか。保険選びに迷っている方に向けて、ここでは保険選びを成功させるコツを3つ紹介します。

 

ペット保険比較サイトをチェック

各ペット保険の条件を比較できる比較サイトをチェックしてみましょう。比較サイトを確認すると、契約と更新の条件や、補償の詳しい内容、保険金の請求方法などを一度に見比べることができます。

 

また、実際に加入している飼い主のレビューなども見られるサイトもあるため、ペット保険を初めて選ぶという方にもおすすめの方法です。比較サイトを使用すると、自分のペットに合った保険を選びやすくなることがメリットといえます。

 

重要事項説明書を確認する

重要事項説明書は、保険契約をする際に保険の内容を理解するための重要な書類です。中には、保険金を受け取れない免責事項についてや告知義務についての説明などが記載されています。

 

保険会社のWebサイトから閲覧できる場合が多いため、重要事項説明書をよく確認してから契約しましょう。

 

保険会社に問い合わせる

保険会社のWebサイトやパンフレットだけでは、分からないことも出てくるでしょう。その際には、保険会社にメールや電話で問い合わせることをおすすめします。

 

高齢期のペットの保険料の上昇率や保険の利用上限があるかどうかなどは、ペット保険の終身加入を考えている方にとって、重要なポイントです。保険選びを成功させるためにも、疑問点や不明点は納得できるまで確認しておきましょう。

【終身継続のための備え】ぺットがなりやすい病気を把握しておこう!

ペットがなりやすい病気

保険に加入する前に、犬や猫がなりやすい病気にはどのようなものがあるのか、また治療費はどれくらいかかるのか把握しておくことが大切です。ペットに多い病気を把握して、日ごろの健康管理に努めましょう。

 

ここでは、犬と猫がなりやすい病気と治療費の例を紹介します。それぞれの病気の治療費について把握し、ペット保険のプラン選びの参考にしてください。

犬のなりやすい傷病

診療費の例

外耳炎

約3,000~5,000円

ヘルニア

約5万~25万円

ガン

約70万~100万円

ガンの治療費は、進行度によっても異なるため、あくまで治療費は目安として考えてください。

 

猫のなりやすい傷病

診療費の例

歯周病

約1万5000~10万

腎不全

約27万円

ガン

約50万円

腎不全は慢性疾患になるため、1年間で必要な治療費の例を記載しています。

【ペットの健康管理】病気にならないための予防策は?

病気を予防するためには、ペットの普段の生活習慣から気を付けることが重要です。たとえば、毎日の食事や体重管理、排せつに問題がないかなど日頃からペットに異常がないか飼い主がきちんと管理する必要があります。

 

また生活習慣だけでなく、ワクチンや薬で防げる病気は、飼い主さまが責任を持って予防しましょう。年に1回のワクチン接種やフィラリア、ノミ・ダニの駆虫は、正しく行うと病気の予防に繋がります。

まとめ│原則として終身継続可能なペット保険を選ぶと安心!

本記事では、ペット保険の仕組みや、終身加入しやすい保険の特徴などを紹介しました。さいごにこの記事のポイントをまとめておきます。

・ペット保険にも終身タイプの保険がある
・1年ごとに自動で契約更新する保険が多い
・ペットが高齢になると保険料も上がる
・ケガや病気を理由に更新できないこともある

高齢のペットは病気にかかることが多くなるため、終身タイプのペット保険への加入をおすすめします。さまざまな保険を比較して、自分に合った保険を選びましょう。

 

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また保険選びで迷われている方は、保険料補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」もご覧ください。

木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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