犬の留守番

犬を飼っていると仕事や用事などで家を空けることがあり、留守番をしてもらう機会も多いですよね。

しかし「犬に留守番をさせるのは、何時間くらいまでなら大丈夫なのだろう?」「部屋を散らかされないための、何かいいトレーニング方法はあるのかな?」と悩んでいる方も多いはず。

そこで今回は、犬を留守番させる時間の目安やトレーニング方法留守番をさせるときの注意点などについてご紹介します。犬に毎日留守番をさせていいのか、留守番時の対応について悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

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目次

犬を留守番させるのは何時間くらいまで大丈夫?

犬2匹の留守番

初めに、どれくらいの間であれば犬を留守番させても大丈夫なのか、犬の年齢別にみてきましょう。

犬の成長によって、目を離しても良い時間の長さが変わるため、愛犬の年齢に合わせて参考にしてみてください。

 

子犬の場合

生後3か月の子犬の場合は、3~5時間おきに排泄するため、まだトイレトレーニングが済んでいないときは、3時間以上家を空けないようにしましょう。また、生後間もない場合は、家に誰もいなくなると不安になってしまうので、できるだけ誰かがそばにいられる状況をつくっておくのが理想です。

成長するにつれて排泄の間隔が空き、生後6か月のごろには6時間おきくらいになるので、しばらく家を空けていても待っていられるようになります。

 

成犬の場合

1歳以降の成犬になると、排泄と食事の間隔が長くなるため、6~8時間であれば留守番をさせても大丈夫でしょう。このころになると遠出や外に働きに出ても、留守番をさせやすくなります。

ただ、寂しがり屋で飼い主にべったりな犬は、長時間留守番をさせると不安を感じ、強いストレスを受けるおそれがあります。また、時間があるときには一緒に遊んだり散歩に連れ出したりと、コミュニケーションも欠かさないように気をつけましょう。

 

シニア犬の場合

 7歳以上のシニア犬は健康であれば問題ありませんが、何かしらの不調を抱えている場合は、あまり長い時間の留守番はさせないようにしましょう。シニアになるといつ体調が急変するかわからないため、なるべく一人にさせないことが大切です。

また、歳を取ると長い間飼い主がいないと不安になり、トイレを失敗してしまったり、鳴き続けたりする場合もあります。

何歳ごろから犬を留守番させられるの?

生後6か月ごろまでは排泄の回数が多く、食事も1日3~5回に分けて与える必要があるため、長時間家を空けるのは難しいでしょう。生後7か月以降は、消化器官や膀胱(ぼうこう)が発達し、排泄や食事の間隔が空くので、少しずつ留守番に慣れさせてみてください。

隣の部屋に行って20分くらい離れるところから始めてみて、徐々に離れる時間を伸ばしてみましょう。

一人暮らしで犬を飼いたいと思っている方は、子犬のころから留守番をさせるのは難しいかもしれません。成犬から飼いはじめるか、子犬から飼いはじめる場合は長く家にいられるタイミングにすることをおすすめします。

一人暮らしで犬を飼うことを検討している方は、以下の記事もご覧ください。

犬の留守番トレーニング3つの方法

犬のトイレトレーニング

次に、犬の留守番トレーニングの方法について解説します。

これから自分が飼っている犬に留守番をさせようと思っている、留守番をさせると粗相をしてしまって困っているという方は参考にしてみてください。

 

クレート・ハウストレーニング

 
犬を留守番させる際は、クレートまたはケージに慣れさせておきましょう。部屋の中に放しておくと、床に落ちているものを食べてしまったり、いたずらをしたりしてしまう可能性があります。対策として、狭いところのほうが犬は安心しやすいので、留守番中はクレートやケージの中に入れておくのがおすすめです。

クレート・ハウストレーニングの方法は、おやつを見せながら「ハウス」「入って」などと声をかけてクレートやケージに入ってもらい、徐々に扉を閉める時間を長くして慣れさせていきます。

 

トイレトレーニング

留守番中にあちこちで粗相をされると掃除がたいへんなので、トイレトレーニングは早めに始めましょう。犬がウロウロとし始めたら、トイレトレーのほうへ誘導し「ワンツー」「シー」など声をかけて排泄を促し、上手くできたらおやつをあげて褒めてあげます。

これを繰り返していると、徐々に決められた場所で排泄ができるようになり、帰宅後の片づけが楽になります。

 

飼い主と離れることに慣れさせる 

いきなり長い時間家を空けると犬は不安を感じ、留守番が苦手になってしまう場合もあるため、少しずつ離れる時間を長くして慣れさせていきましょう。まずは別の部屋で過ごす、少しの間外に出るなどしてわんちゃんの様子を見てみます。

このとき、吠えたり鳴いたりせず大人しく待っていたら静かに褒め、わんちゃんが喜んでも冷静に対応するのがポイントです。

こうして30分、1時間と家を空ける間隔を長くしていき、1匹で過ごすことに慣れさせるようにしてください。

留守番が得意な犬種5選

続いて、留守番が得意な犬種5種類ご紹介します。いろいろな犬種がある中で、独立心のある我慢強い性格の犬種は、留守番をさせても平気な子が多く見られます。

家を空ける機会が多いという方は、犬を選ぶときの参考にしてみてください。

 

1.柴犬

柴犬  

1種類目は柴犬です。柴犬は独立心が強く、1匹でマイペースに過ごす傾向にあることから、留守番があまり苦にならないタイプです。

ただ警戒心が強く、人やほかの犬が近付くと思い切り吠える子もいるので、小さいうちから人と触れ合う機会を作り、人慣れさせておくとよいでしょう。また、活動量が多い犬種なので、帰宅したら長めに散歩をして、ストレス解消をさせてあげてください。

 

◆2.ラブラドールレトリバー 

2種類目が、ラブラドールレトリバーです。ラブラドールレトリバーはおっとりとした性格の子が多く、環境音もあまり気にならないため、留守番時も大人しく過ごる子が多く見られます。また、とても賢く飼い主の教えを忠実に守る子も多く見られ、いたずらをすることも少ない傾向にあります。

ただ、運動不足にならないよう、帰ってきたらおもちゃを使って遊んであげましょう。

 

3.チワワ

チワワ

一見、甘えん坊のように見えますが、チワワも独立心が強いため、少しずつ慣れさせていけば長い時間の留守番もできるようになります。

ただ、勇敢で警戒心の強い面があり、知らない人や犬が近付いてくると吠え続ける子も多く見られるため、無駄吠えのトレーニングをしておきましょう。

 

4.シーズー

シーズー

シーズーは一人遊びが好きなので、留守番時も飽きずに飼い主を待っていられる子が多く見られます。そのため、外出をするときはわんちゃんの好きなおもちゃを置いておくとよいでしょう。

シーズーは、性格もおだやかで無駄吠えをすることもあまりないため、留守番時の騒音においても安心です。ただ、鼻が低くいため気道も狭く、体温調整が難しいので、室内の温度調整に気をつけましょう。

 

◆5.パグ

パグ

パグは独立心が強く、一人遊びが得意な傾向にあるため留守番に向いている犬種です。性格は素直な子が多く見られ、飼い主が教えたことを忠実に守るため、早くから留守番トレーニングをしておくとよいでしょう。

ただ、シーズーと同様に体温調整が苦手なので、夏場はクーラーを付け、冬場はホットカーペットを用意するなど対策をしてみてください。

犬の分離不安について

ペットの中には飼い主と離れることで強い不安を感じ、ストレスから「分離不安症」になってしまう場合があります。下記の症状であれば、分離不安症の可能性があるので、動物病院で受診して診てもらいましょう。

  • 下痢や嘔吐
  • エサを食べていない
  • トイレに失敗する
  • 長時間吠え続ける
  • 自分の体を噛む
  • 飼い主がお風呂やトイレに入ると慌てる

また、分離不安症になる原因としては以下が挙げられます。

  • 長時間の留守番が多く、留守番がトラウマになっている
  • ペットホテルに預けられたときに嫌な思いをした
  • 認知症で不安になりやすい傾向がある

愛犬を留守番させる際は、分離不安になりやすい状態でないか常に確認しておきましょう。

犬を留守番させるときに注意するべき5つの点

犬の飲み水

最後に、犬を留守番させるときに注意すべき点について解説します。長時間家を空ける際はペットが安全、かつ、快適に過ごせるよう事前に工夫や環境を整えておきましょう。

1.口に入れると危険な物を片づけておく

まず始めに、犬が口に入れたり噛んだりすると危ない物は隠しておくことです。
誤飲してしまいそうな小物類は犬が届かないところにしまい、感電や火傷のおそれがあるコード類はカバーをしておくなど、あらかじめ対策をしておきましょう。

 

2.室内の温度調整を行う

2つ目は、部屋の温度調整を行っておくことです。外出時にクーラーや暖房を切って出かける方も多いと思いますが、その状態で犬に留守番をさせると、熱中症になったり寒さで体調を崩したりしてしまうおそれがあります。

特に夏場は閉め切っていると室内の温度は高くなり、犬が熱中症になる危険性があるため、クーラーは付けたままにしておくとよいでしょう。

 

3.飲み水を用意する

 
3つ目が、飲み水を多めにセットしておくことです。留守番中に飲み水が不足すると脱水症状になるおそれがあるため、出かける前にきちんとチェックして多めに水を用意しておきましょう。

なお、夏場は水を飲む量が多くなるので、より多めに補充しておくと安心です。

 

4.落ち着ける環境を整える

4つ目は、飼い主がいなくても犬が落ち着けるよう環境を整えておくことです。例えば、犬が安心できる環境としてクレートを置いておく、おもちゃやおやつを与える、普段とおりテレビやラジオを付けておくなど犬が安心できて、かつ、退屈しないような環境をつくりましょう。

また、帰りが遅くなる場合は電気を付けたままにするか、電気のタイマー機能を活用するのもよいでしょう。

 

5.家を出るときに犬にかまい過ぎない

最後に重要な点が、外出する際はさりげなく家を出ることです。出かける間際に声をかけ続けたりスキンシップを取り過ぎたりしてしまうと、犬はこれから飼い主がいなくなるとわかるようになり、不安を増幅させてしまいます。

そのため、出かけるときは犬がついてきても無視をし、帰宅して犬が喜んでも冷静に対応しましょう。

まとめ

今回は犬の留守番についてお伝えしましたが、まとめると以下の通りです。

 

■犬の留守番トレーニングの方法
・クレート・ハウストレーニング
・トイレトレーニング
・飼い主と離れることに慣れさせる

 

■犬を留守番させるときに注意すべき点
・口に入れると危険な物を片づけておく
・室内の温度調整を行う
・飲み水の用意
・落ち着ける環境を整える
・家を出るときに犬にかまい過ぎない

 

生後間もないころの子犬シニア犬は、できるだけ長い時間留守番をさせないよう気をつけましょう。成犬になって留守番をさせる際は、心地良く過ごせる環境を作り、長くても8時間以内には帰宅すれば、わんちゃんに強いストレスを与えずに済むでしょう。

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