ペット保険は、ペットのケガや病気に関わる大きな支出に備えるものです。しかし、加入すれば毎月保険料を支払う必要があるため、「できるだけ出費を安く抑えたい」という方も多いでしょう。

そこでこの記事では、保険料の仕組みから、安いペット保険を選ぶポイントや安いペット保険のメリット・デメリットについて解説します。

【この記事でわかること】

  • ジャンル別の安くておすすめなペット保険
  • 安いペット保険のチェックすべきポイント
  • 保険料を安く抑え“最安値”を目指すコツ
  • 保険料は安ければ安いほどいいのか
  • ペット保険のお得な割引制度

記事後半では、おすすめのペット保険の特徴についてもまとめているため、ぜひ参考にしてください。

 

【ペット保険比較のピクシー】では人気ペット保険おすすめランキングもご紹介しております。
まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考にされてください。

目次

ペット保険で安いのはどこ?おすすめペット保険4選!

まずは、保険料が安くて人気のあるペット保険について、4つのジャンル別にご紹介します。ペット保険は、「どのような場面に備えたいか」という点を意識して選びましょう。

安くて人気!ジャンル別おすすめペット保険4選

免責あり編

ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」

免責なしフルカバー編

ペットメディカルサポートの「PS保険」

特化型プラン編

FPC「入院・手術ペット保険スーパー」

手厚い補償編

アイペット損保「うちの子」

記事後半では、それぞれの補償内容やおすすめの理由について詳しく解説するため、ぜひ最後までご覧ください。

ペット保険比較のピクシーにはペット保険についての記事も多数ございますので、安心して保険をお選びいただけます。
保険選びで迷われている方は、保険料補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」も参考にされてください。

【安いペット保険の特徴】要チェックポイントは?

安いペット保険のチェックポイント

安いペット保険とはどういったものなのでしょうか。
具体的な特徴としては、以下の点が挙げられます。

  • 免責金額がある
  • 手術や入院に特化している
  • 保険料の値上がりがゆるやかである
  • 一定の年齢から保険料が定額になる

安いペット保険のそれぞれの特徴についてみていきましょう。

 

免責金額がある

安いペット保険の特徴として挙げられるのが、「免責金額あり」の保険であることです。免責金額とは、治療費に対して飼い主が払うことが定められた金額を指します。

 

たとえば、免責金額が5,000円(補償割合70%)のプランに加入していて、治療費が3万円なら、先に補償割合から計算する場合は1万6,000円、免責金額を引いてから計算する場合は1万7,500円が保険金として支払われます。

 

免責金額が設定されているペット保険では、保険会社の事務手続きなどの負担が少なくなるため、結果的に保険料を安く抑えられるのです。

 

手術や入院に特化している

手術や入院など特定の状態を補償する「特化型」のプランであることも、安いペット保険の特徴です。

 

ペット保険には、フルカバー型と特化型の2種類の補償プランがあります。フルカバー型は通院・入院・手術まで広く補償してくれるものの、特化型よりも保険料が高めに設定されています。

 

一方、特化型では補償を入院と手術に限定することで、保険料を抑えながら入院・手術時に補償を受けられます。「なるべく安い保険料で、高額な治療に備えたい」と考えている人は特化型プランを検討してみることをおすすめします。

 

保険料の値上がりがゆるやかである

「保険料の値上がりがゆるやか」であることも、安いペット保険の特徴といえるでしょう。ペット保険の多くは、更新時に毎年保険料が上がるタイプと、所定の年齢に達したタイミングで保険料が上がるタイプがあります。

 

そのため、保険料を節約するには、ペットが高齢になっても保険料が高額になりすぎない、もしくは値上がり幅の少ない保険を選ぶことが大切です。

 

なお、ペット保険の多くが、7歳前後を新規加入年齢の対象としています。加齢とともに加入が難しくなるため、若いうちにペット保険を検討しておきましょう。

 

一定の年齢から保険料が定額になる

ペット保険の中には、ペットが一定の年齢に達すると保険料が一律定額となるものもあります。

 

たとえば、ペット&ファミリー損保は犬も猫もともに10歳以上、アイペット損保では犬が12歳以降、猫が9歳以降は保険料が一律となります。

 

飼育環境や動物医療の技術の発展から、近年犬や猫は長寿化しています。そのため、ペットが長生きすることを踏まえて、一定の年齢からは保険料が一律になるペット保険を選ぶのもおすすめです。

※今後の商品改定や保険料率の見直し等により、保険料が変更となる場合があります。

安いペット保険のメリット・デメリット

安いペット保険のメリット・デメリット

安いペット保険はメリットばかりのようですが、もちろんデメリットもあります。
主なメリットとデメリットは以下のとおりです。

  • メリット|加入を続けやすい
  • デメリット|補償が足りない可能性がある

それぞれの点をしっかりと理解したうえで、目的に応じて安いペット保険の活用を検討してみてください。

 

【安いペット保険のメリット】加入を続けやすい

安いペット保険は、「加入を続けやすい」のが大きなメリットです。

人間と同じように、ペットも加齢とともに病気にかかるリスクが高くなります。そのため、高齢になっても加入し続けられることは、ペット保険を選ぶうえでの大事なポイントの1つです。

 

安いペット保険なら保険料を抑えられる分、家計に大きな負担をかけることなく、思わぬケガや病気の出費に備えられます。

また、ペット保険があることで治療費を気にせず、積極的に最新の高度治療をペットに受けさせてあげられることもメリットといえるでしょう。

 

【安いペット保険のデメリット】補償が足りない可能性

一方で、「補償が足りない可能性」がデメリットとして挙げられます。

補償範囲をしぼると保険料は安くなるものの、ペットがケガや病気をしたときに受け取れる保険金額が思った以上に少ないという事態が生じるおそれがあるからです。

 

また、補償範囲が狭いことで、ケガや病気の内容によってはペット保険が利用できないという場合もあります。

ペット保険を選ぶときは、ペットがかかりやすい病気などをしっかり確認し、将来のリスクにしっかり備えられる補償内容か確認することを心がけましょう。

<保険料が安いペット保険>安いのはなぜ?

安いペット保険の保険料がリーズナブルである理由としては、

  • インターネット販売に特化している
  • 人件費や宣伝費などを削減している

など、さまざまなものが考えられます。

 

本来、ペット保険は、代理店の維持費や営業にかかる経費など、運営するうえで多くの固定費が発生します。

しかし、安いペット保険では、こうした費用のコスト削減を行っています。削減分を保険料に還元しているからこそ、保険料を安くすることができるのです。

参照:PS保険はなぜ保険料が安いのですか?

参照:【公式】ペット保険「フリーペットほけん」の保険料

ペット保険は安ければ安いほどいいの?

ペット保険は保険料を毎月支払うものであるため、なるべく安く抑えたいという方も多いでしょう。

とはいえ、保険料の安さだけでペット保険を選ぶと、いざというときに役に立たずに後悔してしまう可能性があります。

安いペット保険は家計への負担も軽く、保険の加入を続けやすいものの、補償内容が限定的すぎる、受け取れる保険金が少ないなどの場合があるためです。

後悔することのないように、保険料の安さだけでなく、ペットにあった補償内容を選ぶ必要があります。

保険料を安く抑えるためのコツ!最安値を目指すには?

保険料を安く抑えるコツ

高額な治療費に備えるペット保険ですが、高すぎる保険料だと支払いが大変になって、保険貧乏になりかねません。

そこで、ペット保険の保険料を安く抑えるために、以下の3つのコツを覚えておきましょう。

  • 補償割合を下げる
  • 支払い方法を年払いにする
  • 割引制度を活用する

補償割合を下げる

最安値を目指すには、まず補償割合を下げることが大切です。

補償割合とは、治療費が発生したときに受け取れる保険金の割合のことで、ペット保険の多くは補償割合が50%・70%です。

 

補償割合が大きくなるほど、保険料が高くなる傾向があるため、保険料を安く抑えたい場合は、補償割合が低めなプランを選ぶと良いでしょう。

 

なお、補償割合を下げると、受け取れる保険金の額も少なくなります。ペットの年齢や体調の状態、さらに飼い主の経済的負担などを踏まえて、無理のない範囲の補償割合を選んでください。

 

支払方法を年払いにする

保険料を安く抑えるには、支払い方法を「年払い」にすることもおすすめです。

ペット保険の多くは、支払方法が「月払い」か「年払い」かを選べます。

月払いが毎月支払う方式である一方で、年払いは、1年分の保険料を一度にまとめて支払う方式です。

 

基本的に、「月払い」よりも「年払い」で一括払いをした方がお得になることが多いため、保険料を抑えたい方は年払いを選ぶようにしましょう。

ただし、会社によって払込方法のルールが異なるため、よく確認する必要があります。

 

割引制度を活用する

割引制度についてもチェックしておきましょう。

一部のペット保険では割引制度を設けており、こうした制度を利用すれば、お得な方法で加入できる場合があります。ただし、保険会社によって割引制度が異なるため、注意が必要です。

詳しくは次の章で解説します。

 

ペット保険で絶対に見逃せない“割引制度”

ペット保険の割引制度

ペット保険を選ぶときに、見逃せないのがペット保険の割引制度です。うまく活用することで、保険料を抑えてペット保険に加入できるようになります。

ここでは、さまざまな割引制度について紹介します。

 

WEB割引

WEB割引とは、インターネットを通じてペット保険を契約したときに、3%や10%などの割引を受けられる制度です。

一般的にWEB割引は、新規加入を申し込むときのみ適用され、更新後は通常料金になることが多いため注意しましょう。

 

マイクロチップ割引

マイクロチップ割引とは、ペットがマイクロチップを装着している場合に受けられる割引制度です。

保険会社によっては取り扱っていない場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。

 

多頭割引

多頭割引とは、複数のペットが同じ保険を契約する場合や、同一契約者による契約数に応じて保険料が安くなる制度です。

一般的に、ペットの加入数や契約数が多いほど保険料の節約につながります。

活用する場合は、飼っているペットが加入可能な年齢か確認しておきましょう。

 

無事故割引

無事故割引とは、契約中の過去1年間で保険を使わなかった場合に、更新後の保険料が割引になる制度です。

保険料の支払い方法によって割引の程度が異なることもあるため、事前に保険会社に確認しておくことをおすすめします。

ペット保険の“付帯サービス”でもっとお得に!

ペット保険によっては、治療費の補償とは別に、特典として契約者専用のサービスを提供している場合もあります。

ペットサロンやペットグッズの優待サービスがついていれば、ペットとの暮らしがさらに楽しくなるでしょう。ほかにも、ペットに異変を感じたり、しつけで困ったりしたときに、24時間無料で獣医師に電話相談できるサービスの提供もあります。

ペット保険に加入するときは、どのような付帯サービスが受けられるのかについてもチェックしておくことをおすすめします。

【免責あり編】安くて人気おすすめペット保険

この章では、「免責あり」で通院・入院・手術がすべてカバーされるタイプのペット保険を紹介します。通院・入院・手術に対応したフルカバー型で人気のあるペット保険を探しているという方は、ぜひ参考にしてください。

 

ペット&ファミリー損保

◆げんきナンバーわんスリム

ペット&ファミリー「げんきナンバーわんスリム」

ペット&ファミリー損保のげんきナンバーわんスリムは、月々1,560円~※1で、犬も猫も10歳以上は保険料が一律※2のペット保険です。

年間最大補償額の範囲であれば1日あたりの支払限度額や年間回数制限がないため、万が一のときも安心して保険が使えるというメリットもあります。

また、免責金額が1日5,000円に設定されているものの、休日・夜間にかかる時間外診療費も補償されるため、高額な治療費や長期間の通院治療が必要になったときも安心です。

高額治療に強く、膝蓋骨脱臼(パテラ)や歯科疾患、先天性・遺伝性疾患といった幅広い傷病が補償される点も特徴的です。
※1 プラン50・月払・小型犬1歳・初年度の場合
※2 今後の商品改定や保険料率の見直し等により、保険料が変更となる場合があります。

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

SBIいきいき少短

◆SBIいきいき少短のペット保険「ライト」

SBIいきいき少短ロゴ

SBIいきいき少短では「免責ありのライトプラン」と「免責なしのスタンダードプラン」があります。

どのプランも通院・手術・入院を補償してくれ、なかでも免責金額が設定された「プラン50ライト」は保険料を抑えたい方におすすめです。

免責金額は1日5,000円で、治療費用が1万円を超えないと保険金が支払われないものの、支払限度額内なら保険金の支払回数や1回あたりの支払い額に制限はありません。

また、11歳まで新規加入が可能であるため、高齢のペットの加入を検討できるのも大きな特長でしょう。
※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトや重要事項説明書などをご確認ください。

【免責なしフルカバー編】安くて人気おすすめペット保険

次に、「免責なし」で通院・入院・手術がすべてカバーされるタイプのペット保険を紹介します。

免責なしのフルカバー型ペット保険は、「1回あたりの治療費が低額だとしても保険を使いたい」という方におすすめです。

 

PS保険(ペットメディカルサポート)

◆PS保険

PS保険ロゴ

PS保険は、お手ごろ価格でありながら、年間最大補償額が110万円と“コスパの良さ”が魅力です。

加えて、保険料の値上がりは3歳ごとに1回とゆるやかなため、生涯にわたって続けられるペット保険といえるでしょう。

基本補償のほかに、事故で歩行困難になった場合の「車イス補償」や24時間365日無料で獣医師に相談できる「獣医師ダイヤル」などの付帯サービスが充実している点も特長です。

また、オプションでペットセレモニー特約を付帯することもできます。
※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

楽天損保・楽天ペット保険

◆スーパーペット保険「通院つきプラン」

楽天ペット保険ロゴ

楽天損保・楽天ペット保険のスーパーペット保険「通院つきプラン」では、免責金額が設定されていないため、ちょっとした治療費でも補償対象となります。

補償範囲も広く、ペット保険で補償対象外になりやすい「膝蓋骨脱臼(パテラ)」や「椎間板ヘルニア」なども補償されるため安心です。

また、保険料のお支払いで楽天ポイントが貯まる点も、楽天ペット保険ならではの特典といえるでしょう。1ポイント1円分として買い物などで利用できるため、楽天ポイントを利用する方にはとくにおすすめです。
※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

【特化型プラン編】安くて人気おすすめペット保険

手術や入院などに補償範囲をしぼった「特化型」のペット保険は、「お手ごろな保険料で、万が一の大きな病気に備えたい」という方におすすめです。

それでは、安くて人気の「特化型」のペット保険についてみていきましょう。

 

FPC

◆入院・手術ペット保険スーパー

FPC入院手術スーパー

FPCの「入院・手術ペット保険スーパー」は、入院と手術のみを補償する特化型プランです。

補償プランは50%・70%・90%の3種類で、補償プランを問わず、1入院あたり12万5,000円、手術1回あたり60万円が支払限度額と、手厚い内容となっています。

また、保険料は、「5〜8歳」「9〜11歳」「12歳〜」の3回のみ上昇し、12歳以降の保険料は値上がりしません。

そのため、ペットが高齢になっても長く継続しやすい保険としてもおすすめです。
※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

チューリッヒ少短

◆犬のがん保険 脱臼なしプラン

チューリッヒ犬のがん保険

チューリッヒ少短の「犬のがん保険(脱臼なしプラン)」では、通院・手術・入院がカバーされているものの、補償対象はガン・良性腫瘍・骨折と限られています。

ガン・良性腫瘍・骨折の治療費を補償割合100%でしっかりサポートしてくれるため、高額治療のリスクに備えたい方におすすめです。

また、契約者専用の「ドッグパス」を使えば、お散歩アプリ「onedog」上でワクチン接種済証や鑑札番号などの基本情報を一元管理できます。

なお、脱臼にも備えたい場合は、「脱臼ありプラン」を選ぶと良いでしょう。
※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

日本ペット少短

◆ミニプラン

日本ペット少短いぬとねこの保険ミニ

日本ペット少短のミニプランは、手術補償のみに特化したプランである分、保険料が安く抑えられています。保険料は月々140円~と業界最安クラス※1です。
※1 猫、0~4歳の保険料。業界最安クラスの根拠は公式サイトでご確認ください。

補償割合は70%で年間の補償限度額は30万円で、年間補償限度額までであれば1回あたりの限度額がありません。ただし、年間の利用回数は2回までなので注意しましょう。

ケガの場合は待機期間がないため、責任開始日からすぐに補償を受けたいという方にもおすすめです。ネクストプランやライトプランと同じく、契約すると365日24時間無料の獣医師相談が利用できます。
※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

楽天損保・楽天ペット保険

◆スーパーペット保険「手術・入院プラン」

楽天ペット保険ロゴ

楽天ペット保険には、手術・入院の特化型プランもあります。

補償割合は90%で、手術1回につき50万円まで(補償は年間3回)を補償内容としているため、高額な治療費にも備えられます。

年間補償限度額も最大212.5万円と充実しているため、いざというときに備えておきたい方にとって「手術・入院プラン」は心強い存在となるでしょう。

また、スーパーペット保険と同様に、手術・入院の特化型プランもオンラインで保険金を請求することが可能です。
※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

アイペット損保

◆うちの子ライト

 

アイペットには2つの商品があり、なかでも「うちの子ライト」は、手術と手術を含む連続した10日間以内の入院を補償対象とする商品です。

補償割合は90%で、手術1回あたり50万円までと手厚いため、万が一の高額治療に備えられます。

また、「うちの子ライト」は12歳11か月まで新規加入でき、継続は終身で可能であることもメリットの1つです。

ただし、対象となる治療費が、3万円以下の場合は保険金が支払われない点に注意しましょう。
※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

アニコム損保

◆どうぶつ健保「ぷち」

アニコム損保ぷち

アニコム損保のどうぶつ健保「ぷち」は、お手ごろな保険料で、高額治療費になりがちな入院・手術に備えられるプランです。

補償割合は70%で、入院は1日あたり1万4,000円、手術なら1回あたり50万円までの補償が受けられるため、急な出費が必要になったときも安心です。

また、アニコム損保には、8歳以上の高齢ペット向けのプラン「しにあ」もあります。

なお、アニコム損保の「ふぁみりぃ」や「しにあ」では窓口精算ができる一方、「ぷち」では郵送で保険金を請求する必要がある点に注意してください。
※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

【手厚い補償編】人気おすすめペット保険

最後に、手厚い補償で頼れる人気のおすすめペット保険について紹介します。

保険料は比較的高めに設定されていますが、補償内容が充実しているため、より安心感を高めたい方におすすめです。

 

アイペット損保

◆うちの子

アイペット損保_うちの子

アイペット損保の「うちの子」はフルカバー型の商品で、「うちの子」70%プランであれば、年間最大補償額が122.4万円と補償が充実しています。

免責金額や待機期間がなく、犬なら12歳、猫なら9歳から保険料が定額になるため、将来的に保険料が抑えられるのも大きな魅力といえるでしょう。

また、アイペット対応動物病院であれば窓口精算できるのもポイントです。

そのため、あとから書類を書いたり、郵送したりといった面倒な請求手続きは必要ありません。
※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

アニコム損保

◆どうぶつ健保「ふぁみりぃ」

アニコムどうぶつ健保ふぁみりぃ

アニコム損保のどうぶつ健保「ふぁみりぃ」も、アニコム動物病院であれば窓口精算が可能です。

アニコム損保はペット保険のシェアランキング1位で、なかでもどうぶつ健保は、保有契約数が100万件を超えるほど多くの注目を集めています。

また、「ふぁみりぃ」では、LINEで獣医師に相談できる「どうぶつホットライン」や「腸内フローラ測定」を無料で受けられるサービスが付帯するのも魅力です。

結果によっては、指定の動物病院にて無料で血液検査を受けられるため、病気の早期発見などにつながることもあります。

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

ペット保険のお申し込み方法とは?加入後の流れ

ペット保険には、インターネットや郵送で申し込むことで加入できます。

気になるペット保険の申し込みが完了すると、保険会社での加入審査や受付処理が行われます。保険会社から審査を通過したとの連絡があれば、ペット保険の加入は完了です。

なお、契約が成立したからといって、実際に補償が開始する日は、保険会社ごとに異なるため注意しましょう。

場合によっては、補償開始日が初回の保険料振込日によって決定することもあります。

申し込み方法は保険会社ごとに異なるため、事前によく確認しましょう。

まとめ│安くて補償内容も充実したペット保険がおすすめ!

保険料が安いペット保険についてまとめると、以下のとおりです。

  • 免責金額ありの保険なら結果的に安くなりやすい
  • 特化型は補償範囲をしぼることで保険料が割安になる
  • 保険料が定額や値上がり幅が少ないものもおすすめ
  • 節約するなら補償割合を下げ年払いにするのがコツ
  • 保険料の割引制度にも注目

ペット保険に加入するときは、自身の経済状況をふまえ、愛するペットとのライフスタイルに沿って必要な補償を考えることが大切です。

保険料の予算だけに気を取られることなく、補償内容も充実したペット保険を選びましょう。

 

【ペット保険比較のピクシー】では、ペットと飼い主さまのためになるお役立ち情報を日々発信しております。
また保険選びで迷われている方は、保険料補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」もご覧ください。

 

株式会社FPC:PX-KY240924-033(25.04)、アイペット損害保険株式会社:募2407-105(26.05)、ペット&ファミリー損害保険株式会社:24D170-240919

木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

この情報をシェアする

【ペット保険比較】10秒でカンタン比較