ペット保険はいらない?

「ペット保険って本当に必要なの?」
「犬や猫に保険はいらないんじゃない?」
このような疑問をお持ちの飼い主さまもいるかもしれません。

こうした疑問を解決するために、実際にペット保険に加入した方を対象として、「ペット保険をやめた理由」や、「失敗したこと・後悔したこと」などのアンケート調査を行いました。

アンケートに寄せられたご意見や実体験などを紹介しますので、ペット保険に加入するかどうか迷っている方はぜひ参考にしてください。

【この記事でわかること】

  • ペット保険が必要かどうかは何で決まるの?
  • ペット保険のメリット・デメリットは?
  • ペット保険をやめた主な理由は保険料!?
  • 起こりがちなペット保険の失敗5パターン
  • ペット保険で後悔したことまとめ
  • ここなら後悔なし?人気おすすめペット保険3選

【ペット保険比較のピクシー】では人気ペット保険おすすめランキングもご紹介しております。
まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考にされてください。

目次

犬や猫にペット保険はいらない?必要な人と必要ない人は?

険がいる人といらない人

ペット保険をやめた理由などをご紹介する前に、まずは「ペット保険が必要な人の特徴・必要ない人の特徴」をそれぞれご覧ください。

【ペット保険がいる人・必要な人の特徴】
ペットのための貯蓄が充分でない人
急な出費を避けたい人
治療方法の選択肢を増やしたい人
適切な最新治療を迷いなく選びたい人
【ペット保険がいらない人・必要ない人の特徴】
ペットのための貯蓄が充分にある人
いつでも医療費を工面できる人
高額な費用がかかる治療を望まない人

もし、100万円を超えるような高額な医療費が必要になっても、いつでも問題なく支払える方はペット保険に加入する必要性は低いといえるでしょう。

 

ペット保険のメリット・デメリットをそれぞれ比較!

ペット保険が必要な人の特徴に当てはまった人は、ペット保険に加入するメリットとデメリットもあわせてチェックすることをおすすめします。

【ペット保険のメリット】
大事なペットの命や健康を守れる
治療費の負担を軽減できる
高額治療も受けさせてあげられる
気軽に動物病院に連れて行ける
契約者サービスを無料で受けられる
医療費への不安が減り安心感を得られる
【ペット保険のデメリット】
毎月の保険料がかかる
ペットの加齢により保険料が上がる
補償されない医療費もある
健康状態により加入できない場合がある
保険会社によっては更新拒否されるケースもある

メリットだけでなくデメリットも知っておけば、ペット保険に加入した後に後悔しなくてすみます。

特にデメリットはよく理解し、保険会社を選ぶときの参考にしてください。

ペット保険をやめた理由は?保険料がもったいない?

ペット保険をやめた経験がある飼い主さまにアンケートを実施したところ、次のような回答をいただきました。

※表は横スクロールをしてご覧いただけます。

ペット保険をやめた理由

回答者

保険料が高かったから

保険料の金額が高かったため。

千葉県60代男性

保険料がおもったより高かったため。

東京都40代女性

保険料の費用面が気になったため。

神奈川県50代女性

補償範囲が狭かったから

保険料が高いのと、保険が使える補償内容が限られていた。

京都府50代女性

保険適応ではない費用が多いので。

愛知県40代女性

よく発症する病気が適用されないから。

岡山県40代女性

ペットが健康だったから

ペットが病気にかからず不必要だと思ったから。

岩手県50代女性

今のところペットが健康だから。

千葉県40代女性

特に病気をしない健康的な犬だったので使わなかった。

大阪府30代女性

その他

実費で支払うから必要ないと思った。

京都府50代男性

自分で溜めているから要らない。

佐賀県40代女性

入院の必要がなくなったため。

兵庫県40代男性

安いペット保険に乗り換えた。

東京都40代女性

保険会社が倒産してしまった。

埼玉県50代男性

(調査機関:Webアンケート調査Freeasy/調査方法:インターネットによるアンケート調査)

 

この表から、ペット保険をやめた理由は大きく4つに分類できます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

やめた理由①保険料が高かったから

1つ目の理由は、保険料が高かったからです。

ペット保険の保険料は基本的に、ペットの年齢が若いうちは安く、年齢が上がるごとに増えていきます。そのため、高齢になってペット保険をやめる飼い主さまがいるのです。

ペット保険によって、保険料の値上がり幅は違います。高齢期の保険料が高すぎるペット保険に加入すると、保険料が支払えずに後悔する可能性もあります。

 

やめた理由②補償範囲が狭かったから

2つ目の理由は、補償範囲が狭かったからです。

ペット保険では、すべての医療費が補償されるわけではありません。基本的に、加入前に発症した病気や、予防に関する費用は補償の対象外です。

また、補償対象外となる疾患は各保険会社によって異なります。あなたのペットがなりやすい病気が補償対象外にされていると、加入のメリットを感じにくいでしょう。

加入してから後悔しないためにも、ペット保険の補償範囲や補償対象は事前に把握しておきましょう。

 

やめた理由③ペットが健康だったから

3つ目の理由は、ペットが健康だったからです。

特に若いときは元気なため、「保険料がもったいない」「ペット保険に入っていても無駄だ」と感じる飼い主さまもいるでしょう。

しかし、ペットがいつ病気やケガをするかは誰にもわかりません。「ペットが元気だからペット保険をやめる」という考えは危険です。

いつ何が起きても良いように、不測の事態に備えるのが保険の役割だといえるでしょう。

 

やめた理由④ほかの保険に乗り換えたから

4つ目の理由は、ほかの保険に乗り換えたからです。
乗り換えた主な理由は以下のようなものがありました。

ペットを乗り換えた理由 回答者
前は保険料が高かったので。 東京都50代女性
保険料の金額が安かったため。 山口県40代女性
自己負担金が安くなるから。 神奈川県50代男性
保険料と補償内容が良くなかった。 福島県50代女性
より良いペット保険があったから。 東京都40代女性
不必要な契約まで付いていたから。 愛知県40代女性
保険会社で保険条件の見直しがされたため。 埼玉県50代男性
保険の新製品が出たため。 岐阜県40代男性
動物病院が対応していなかったため。 兵庫県40代男性

(調査機関:Webアンケート調査Freeasy/調査方法:インターネットによるアンケート調査)

たとえばペットをお迎えするときに、ペットショップで勧められてペット保険に加入したという人も多いと思います。しかし、最初に加入する保険が最適な保険とは限りません。

保険料が高くなるタイミングで、インターネット特化型の安価なペット保険に乗り換える人が多いようです。

 

もし、「どのペット保険に加入すれば後悔せずに済むんだろう?」と気になった方は、【ここなら後悔なし!人気おすすめペット保険3選】の章をぜひご覧ください。

【ペット保険の失敗談】私がやめた理由(口コミ)

実際にペット保険をやめた経験がある人のリアルな声は、信憑性が高くよりイメージしやすいはずです。すべての口コミが飼い主さまやペットにそのまま当てはまるとは限りませんが、参考にしてください。

知人からペット保険を勧められ加入しました。その後僧帽弁閉鎖不全症を患いましたが通院は対象外の補償プランだったため、加入している意味がないと思いやめました。(50代女性/青森県/ミニチュア・ダックスフンド15歳)
 
猫を飼い始めてから、小さい頃は病気がちで年に数回は病院に通っていたのですが、だんだん体も丈夫になってきて病院に行く事も無くなってきたので、一旦解約しました。補償範囲に不満があったとかではなかったので、シニアになり病院に行く事が増えてきたらまた加入しようと思っています。(30代女性/福岡県/マンチカン3歳)

(調査機関:株式会社クラウドワークス/調査方法:インターネットによるアンケート調査)

ペット保険の失敗パターン5選!加入前に要チェック

ペット保険の失敗パターン

何も調べずペット保険に加入しようとすると、「ペット保険に加入できない」「保険料が支払われない」といったトラブルに困惑してしまうかもしれません。

そこでこの章では、ペット保険で多い失敗を5パターン紹介します。

 

新規加入の年齢制限を見過ごしていた!

ほとんどのペット保険には、新規で加入するのに年齢制限があります。

上限は8~12歳と設定されている会社が多く、年齢制限に当てはまらない場合はペット保険に加入できません。

年齢制限は保険会社によって異なりますが、高齢になるほど加入できるペット保険が少なくなるため注意が必要です。

 

全額補償されると思っていた!

ペット保険では、治療費の全額が補償されるわけではありません。

補償割合50%のプランでは治療費の50%が、補償割合70%プランでは治療費の30%が飼い主さまの自己負担となります。

さらに、支払限度額が設定されている場合もあります。

通院・入院・手術に関わる医療費が1日(1回)あたりいくら支払われるかという支払限度額を超えた医療費に関しては、自己負担となるので注意が必要です。

 

高齢時の保険料をチェックしていなかった!

ペット保険を選ぶときは、加入時の保険料だけでなく、高齢時の保険料もかならずチェックしてください。

理由は、若い時と比べて高齢時の保険料が2倍以上になるペット保険もあるからです。

高額な治療費を補うために利用するペット保険ですが、そのために高い保険料を支払っていたのでは元も子もありません。

そのため、将来的に保険料が払えるかどうか検討してください。

 

待機期間や免責金額を把握していなかった!

待機期間」とは保険開始日から保険金支払いが開始されるまでの期間です。もし待機期間中に病気を発症しても保険金は支払われません。

免責金額」とは保険金が支払われない金額のことで、免責金額以下の治療費は飼い主さまの自己負担となります。

事前に待機期間の長さや、免責金額がいくらなのかを調べておく方が良いでしょう。

 

ケガや病気を理由に更新拒否されてしまった!

ペット保険では、次のような理由で更新を拒否されることがあります。

  • 慢性疾患を患った場合
  • 保険金の限度額を使い切った場合
  • 告知義務違反があった場合

「治療中の病気に対しては保険金を支払わない」という条件付きで契約を更新できるケースもありますが、保険金の支払いがないのでは飼い主さまの負担が大きくなります。

更新拒否のリスクを減らすためにも、契約の更新時に条件を付けないペット保険を選んでおけば安心です。

ペット保険に入らなくて後悔したポイント3つ!

ここまでは、ペット保険に加入した際の失敗パターンをみてきました。

この章では、逆に、ペット保険に加入しなかったことで後悔するケースについて紹介します。

 

後悔ポイント①健康な若いうちに入っておけば良かった!

ペットが加入条件の上限年齢を超えている場合、または糖尿病や慢性腎不全などの特定の病気を患っている場合にペット保険に加入できない可能性があります。

加入の条件として設定されている上限年齢や、特定の病気は保険会社によって異なるので、複数の保険会社を比較することが重要です。

若くて元気なうちはペット保険の必要性を感じない人も多いですが、早めに加入しておけば後悔せずに済むかもしれません。

 

後悔ポイント②治療費がこんなに高額だと思わなかった!

ペット保険に加入していなければ、治療費はすべて飼い主さまが負担することになります。

特に長期入院や手術が必要になって、100万円以上もの高額な治療費がかかる場合、「あのときペット保険に加入しておけば…」と後悔するケースもあるようです。

高額な医療費を払ってでもペットを元気にしたい、と考える飼い主さまは多いと思いますが、積極的に治療できなくなる場合もあるでしょう。何が起きてもいいように備えておくことが重要です。

 

後悔ポイント③ペットが高齢になってケガや病気が増えた…。

人間と同じように、ペットも高齢になるにつれてケガや病気が増えます。若いうちは問題なくても、高齢になって医療費がかさむこともあるでしょう。

ペット保険に加入して負担を軽減したいと考えても、前述したとおり、高齢で病気になってからだとペット保険に加入できないケースもあります。

シニア期の健康リスクが心配なら、多くの保険で上限年齢となっている8~12歳ごろまでにペット保険に加入した方が良いといえます。

ペット保険に加入した理由は?入って良かったことは?

ペット保険が必要な人の特徴

ペット保険に加入している飼い主さまに「加入して良かったこと」についてアンケートを実施したところ、次のような回答をいただきました。

※表は縦スクロールをしてご覧いただけます。

ペット保険に加入した理由 回答者
大事にしたい
ペットは家族と同等だから。 奈良県50代男性
飼い犬を大切にしたいから。 山口県50代男性
安心感
病気になっても安心だから。 奈良県50代男性
何かの時の安心安全のため。 宮崎県40代男性
医療費負担軽減
医療費が高いのでもしもの時を考えて入っている。 東京都50代女性
いざ病気になった時の治療費用が高額だから。 広島県30代男性
唐突なケガや病気による高額医療費のため。 埼玉県50代男性
病気になった時の負担軽減のため。 奈良県60代男性
高額な医療費を保険で抑えることができる。 愛知県40代女性
治療費がいくらかかるか分からないから。 千葉県60代女性
大きな病気にかかった時などに困らない為。 埼玉県50代女性
積極的な治療
適切な医療をいち早く受けたいから。 北海道40代女性
何かあった時に躊躇いなく病院にかかれるように。 大阪府30代女性
いざというときに迷いなく病院にかかる事ができるから。 神奈川県50代女性
老犬なので、大病した時などに充分な治療を受けさせたい。 兵庫県60代女性
十分な医療を受けさせたいと考えているので加入した。 京都府50代男性
躊躇なくきちんと医療を受けさせたい。 埼玉県50代女性
何かあった時に適切な処置を受けられるようにする為。 東京都40代男性
その他
ペットショップで生体を購入時、一緒にパックになっていたため。 広島県40代男性
保険加入を勧められたから。 神奈川県50代男性
昔飼っていた猫ちゃんが病気で亡くなったので。 岐阜県50代女性

(調査機関:Webアンケート調査Freeasy/調査方法:インターネットによるアンケート調査)

多くの飼い主さまが、いざというときの高額な治療費に対する備えとして、ペット保険に加入していることが分かります。

もしものときに、医療費を気にせず最適な治療を選べるペット保険は、ペットの健康を守るだけでなく、飼い主さまの経済的・精神的な負担も軽減してくれます。

【ペット保険選びの成功例】ここにして大正解!(口コミ)

ペット保険選びのの成功例

たくさんの保険会社から最適なところを選ぶのはなかなか難しいものです。ここでは「このペット保険に入っていて正解だった」というエピソードを紹介します。

PS保険は気軽に入れる金額で、そこまで気負わずにネットで申し込みできました。安価で加入できた点がメリットだと思っています。また、保険金請求をした際に資料にメモが張り付けられていることがあります。保険会社のスタッフさんからの、「よくなりましたか?お大事にしてください」という直筆メモが張り付けられていると本当に嬉しかったです。(PS保険/20代女性/神奈川県/猫6歳)
 
免責金額がなく、年間の保険料がとても安い点が良かったです。また、11歳まで加入可能で一生涯補償が続くので、老齢の子を迎えた際にもかなり低い値段で保険に入れるのでありがたいです。(SBIいきいき少額短期保険株式会社/20代女性/東京都/猫7歳)
 
保険料が安いところが1番良いです。毎月の費用を抑えながらも補償内容も他社に劣ることなく充実していますし、再診料や時間外診察料なども補償してくれます。あまり使う機会がありませんでしたが、電話の対応も丁寧で好感を持てる対応でした。(ペット&ファミリー損害保険株式会社/20代女性/東京都/シー・ズー6歳、チワワ6歳、トイ・プードル5歳)

(調査機関:株式会社クラウドワークス/調査方法:インターネットによるアンケート調査)

ここなら後悔なし!人気おすすめペット保険3選!

ここまでを読んで、「ペット保険に加入したくなったけれど、どの保険にすればよいのか分からない」という飼い主さまも多いことでしょう。

そこでこの章では、人気のおすすめペット保険3選をご紹介します。

 

①ペットメディカルサポートの「PS保険」

PS保険ロゴ

プラン名 70%補償プラン 年間最大補償額 110万円
補償割合 70%
通院
1日あたりの補償限度額 10,000円
補償範囲 フルカバー型 年間補償限度日数 20日
免責金額 なし
入院
1日あたりの補償限度額 20,000円
待機期間 なし 年間補償限度日数 30日
精算方法 後日精算
手術
1回あたりの補償限度額 100,000円
付帯サービス 獣医師無料相談 年間補償限度回数 2回

PS保険に加入するメリットは、次のとおりです。

  • 業界最安クラス※の保険料
  • 膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニアなどの病気も補償の対象
  • 免責金額や待機期間がない
  • 補償割合100%のプランがある

※業界最安クラスの根拠は公式サイトをご覧ください。

リーズナブルな保険料でありながら、補償内容が充実しているため、バランスの良いペット保険を探している方におすすめのペット保険です。

 

②SBIいきいき少短のペット保険

SBIいきいき少短ロゴ

プラン名 プラン70 スタンダード 年間最大補償額 70万円
補償割合 70%
通院
1日あたりの補償限度額 制限なし※
補償範囲 フルカバー型 年間補償限度日数 制限なし※
免責金額 なし
入院
1日あたりの補償限度額 制限なし※
待機期間 ケガ:0日
病気:1か月間
年間補償限度日数 制限なし※
精算方法 後日精算
手術
1回あたりの補償限度額 制限なし※
付帯サービス 獣医師無料相談 年間補償限度回数 制限なし※

SBIいきいき少短に加入するメリットは、次のとおりです。

  • WEB申し込みで保険料が全期間10%OFF
  • 1日あたりの支払限度額や年間の回数制限がない※
  • 11歳11か月まで新規申し込みできる

※保険金は年間支払限度額の範囲内で支払われます。

SBIいきいき少短のペット保険には、免責金額のある「ライト」プランと、免責金額のない「スタンダードプラン」があります。ご自身の希望に合わせて、プランを選ぶことができます。

 

③ペット&ファミリー損保の「げんきナンバーわんスリム」

げんきナンバーわんスリム

プラン名 70%補償プラン 年間最大補償額 70万円
補償割合 70%
通院
1日あたりの補償限度額 制限なし※
補償範囲 フルカバー型 年間補償限度日数 制限なし※
免責金額 3,000円/日
入院
1日あたりの補償限度額 制限なし※
待機期間 ケガ:15日
病気:30日間
がん:90日間
年間補償限度日数 制限なし※
精算方法 後日精算
手術
1回あたりの補償限度額 制限なし※
付帯サービス ペットホテル等の優待 年間補償限度回数 制限なし※

ペット&ファミリー損保に加入するメリットは、次のとおりです。

  • 10歳以降は保険料が上がらない
  • 1日あたりの支払限度額や年間の回数制限がない※
  • 補償内容の変更がなく、終身継続

※保険金は年間支払限度額の範囲内で支払われます。

「げんきナンバーわんスリム」には免責金額が設定されていますが、その分、保険料がリーズナブルに抑えられています。1日あたりの支払限度額がないため、使いやすい保険だといえます。

【ペット保険の選び方】見るべき主なポイントは6つ!

ペット保険選びのポイント

ここからは、「ペット保険に加入したい…でも、選び方がわからない!」という方のために、保険の選び方をご説明します。

ペット保険を選ぶ主なポイントは以下のとおりです。

  • 補償内容
  • 加入・更新が可能な年齢
  • 窓口精算の可否
  • 保険料
  • 補償条件(限度額・免責条件)
  • 免責金額・最低治療費

1つずつ解説します。

 

補償内容で選ぶ

ペット保険には、通院から手術・入院まで補償するタイプや、手術・入院のみを補償するタイプがあり、ペット賠償責任特約などを付帯できる商品もあります。また、補償割合(かかった費用のうち保険会社が補償してくれる割合)も商品によって異なり、100%、70%、50%などから選択できます。付帯サービスもさまざまなものが用意されています。

 

より多くの保険金を受け取れるほうが安心ですが、補償が充実しているぶん保険料は高くなる傾向があります。充実した補償を受けたいなら通院まで補償する「フルカバー型」のプランを、負担が高額になりやすいケースに重点的に備えたいなら「入院・手術特化型」のプランなど、補償と保険料のバランスを考えて選びましょう。

 

加入・更新が可能な年齢で選ぶ

ほとんどのペット保険には、加入できる年齢が定められています。ペットの年齢が加入可能な年齢を超えていると加入できないため、最初に確認しておきましょう。

 

また、契約期間中に生じた病気やケガを原因として、更新時にその病気やケガを保険金の支払対象外とする免責条件が追加されたり、更新を断られてしまったりする商品もあります。これから保険が必要なときに使えないという事態にならないよう、更新時の審査がなく、一生涯更新可能な商品を選ぶのが安心です。

 

窓口精算の可否で選ぶ

病院の窓口での負担を抑えたいなら、いったん全額支払ってあとから保険金を請求するタイプではなく、その場で保険金と相殺して差額分を支払うだけで済む「窓口精算」が可能な商品を選ぶとよいでしょう。

 

保険料で選ぶ

保険料も保険会社ごとに差があります。上述のとおり、基本的には補償が限定されているほど保険料は安くなります。いくらまでなら保険に頼らず自分で負担できそうかを考慮して選びましょう。

 

また、ペット保険は1年ごとに契約が更新される商品が主流であり、一般的に年齢が上がるごとに保険料も上がっていく仕組みです。前年に保険を使った回数に応じて保険料が割増される商品もあり、商品ごとに更新時の保険料の上がり方には差があります。保険料を比較する際は、契約時だけでなく、更新後にいくらくらいになるかも確認しておきましょう。

 

補償条件(限度額・免責条件)で選ぶ

ペット保険は、かかった医療費のすべてが補償の対象になるわけではありません。1日あたりや1回あたりの限度額が決まっていたり、補償される入院日数の制限があったりします。補償プランによって補償される条件が違うためよく確認して選びましょう。

 

なかには、膝関節脱臼など特定の病気を対象外としているペット保険もあります。手厚い補償を求めるなら、なるべく制限が少ないものを選ぶと良いでしょう。

 

免責金額・最低治療費で選ぶ

免責金額とは、診療費のうち契約者が負担する金額のことです。たとえば「免責金額5,000円」に設定されている保険の場合、治療に3万円かかったとしても、補償保険の対象になるのは3万円-5,000円=2万5,000円です。

 

最低治療費とは、補償対象となる治療費の最低額のことです。たとえば「最低治療費が3万円」に設定されている保険の場合、治療費が3万円未満だと保険金は支払われません。なお、治療費が5万円だったときは5万円に補償割合をかけた金額が保険金として支払われます。

 

免責金額や最低治療費が高く設定されているほど自己負担は増えますが、その分保険料を抑えられます。

 

ちょっとした病気やケガであってもしっかり補償を受けたい方は、免責金額や最低治療費のない商品を選ぶとよいでしょう。医療費が高額になったときだけ保険を頼り、少額な負担は預貯金などを使って自分で対応するなら、免責金額や最低治療費の設定された商品を選ぶと保険料を抑えられます。

まとめ│ペット保険選びで後悔しないためには下調べが必要!

本記事では、実際にペット保険への加入経験がある方の「ペット保険をやめた理由」などをまとめ、また、逆にペット保険選びに成功した方の口コミや、おすすめのペット保険3選などもご紹介しました。

 

ペット保険に加入するかどうか迷っている方や、ペット保険選びで悩んでいる方の参考になれば幸いです。これからペット保険を選ぶ方は、加入してから後悔しないように、あらかじめ、保険料や補償内容などをしっかりチェックするよう気をつけましょう。

 

※動物病院は自由診療のため、医療費が高額になる可能性があります。
ペット保険に加入していなければ、全額を自己負担で支払わなければなりません。
万が一の備えとしてペット保険に加入しておくと安心です。
また保険選びで迷われている方は、ペット保険の保険料や条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」もご覧ください。

 
※口コミはご利用当時の内容に基づくもので、個人の主観的な感想です。
※口コミは回答内容に反しない範囲で、誤字・脱字・表現などを整えて掲載しております。
木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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