
「シー・ズーのペット保険はどれがおすすめ?」と、数あるペット保険の中からどれを選べば良いのか、そもそも本当に必要なのか、悩んでいる飼い主さまも多いのではないでしょうか。
この記事では、シー・ズーにペット保険が必要な理由や選ぶ際の注意点、おすすめのペット保険についてわかりやすく解説します。大切な家族の一員であるシー・ズーに、長く一緒に過ごしてもらうための参考にしてください。
- シー・ズーのペット保険は必要?
- シー・ズーにおすすめのペット保険は?
- シー・ズーがなりやすい病気について
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まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考になさってください。
シー・ズーってどんな犬?
シー・ズーは、中国原産の小型犬で、その愛らしい外見と友好的な性格から世界中で人気の犬種です。
特徴的なのは、短頭種特有の短くつぶれた鼻と垂れ耳、そして豊かな長い被毛です。性格は、明るく人懐っこく、賢いためしつけもしやすいといわれています。子どもやほかのペットとも仲良くでき、集合住宅でも飼いやすい犬種です。
一方で、中国の宮廷で飼われていた歴史からか、やや頑固でマイペースな一面もみられます。また、短頭種のため暑さには弱く、熱中症には注意が必要です。皮膚トラブルも起こしやすいため、毎日のブラッシングで皮膚の健康を保つことが大切になります。
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シー・ズーを飼ったらペット保険は必要?

シー・ズーのペット保険は、必要性が高いといえます。
シー・ズーの平均寿命は13~15歳といわれ、小型犬のなかでも比較的長生きする犬種です。長寿というと健康なイメージをもたれるかもしれませんが、高齢になるにつれて病気のリスクは高まっていきます。
また、シー・ズーは、特定の遺伝性疾患やドライアイ、外耳炎などにかかりやすいといわれています。こうした病気は長期的に通院が必要になったり、手術や入院が必要になったりするケースもあり、治療費が高額になる可能性は否定できません。
犬には人間のような公的な健康保険制度がないため、動物病院での治療費は全額が飼い主さまの自己負担になります。ペット保険への加入で、予期せぬケガや病気にも安心して備えることができ、経済的な不安を軽減できるでしょう。
シー・ズーのペット保険の選び方

シー・ズーのペット保険を選んだり、比較したりする際には、いくつかの重要なポイントがあります。ここでは、シー・ズーの特性を踏まえたペット保険の選び方を3つご紹介します。
通院・入院・手術が補償されるプラン
シー・ズーには、通院・入院・手術が補償されるペット保険がおすすめです。
シー・ズーは、皮膚炎や外耳炎など、通院での治療が多くなる病気にかかりやすい犬種です。また、思わぬケガによって入院や手術が必要になる可能性もあります。
入院や手術に特化したプランが用意されていることもありますが、シー・ズーには通院、入院、手術が補償されるプランを選ぶと安心できるでしょう。通院での治療が増えることを考慮し、通院補償の限度額を比較してみると良いかもしれません。
かかりやすい病気が補償されるプラン
シー・ズーは特定の病気にかかりやすい傾向があるため、それらの病気が補償対象となっているかを確認することが大切です。
シー・ズーがかかりやすい病気としては、目の病気、皮膚炎、外耳炎、僧帽弁閉鎖不全症、短頭種気道症候群などが挙げられます。
加入を検討しているペット保険が、これらの病気を補償対象としているか、あるいは特定の病気を補償対象外としていないかを重要事項説明書などで事前に確認しましょう。
シニアになっても続けやすいプラン
シー・ズーは比較的長寿な犬種であり、人間と同じように、高齢になるとケガや病気のリスクは高まっていきます。そのため、シニアになってもペット保険を続けられるかどうかは、重要なポイントです。
ペット保険の多くは、犬の年齢が上がるにつれて保険料も上がっていく仕組みになっています。終身で継続できるか、シニア期の保険料がどの程度になるかなどを確認し、経済的に無理なく続けられるプランを選びましょう。
高齢時の保険料が心配な飼い主さまには、保険料の上昇がゆるやかなプランや、一定の年齢から保険料が一律なプランもおすすめです。
シー・ズーのペット保険は何歳までに入るべき?
シー・ズーをペット保険に入れるタイミングとしては、できるだけ若い、健康なうちに加入するのがおすすめです。
一般的なペット保険では、新規加入できる年齢の上限を7~12歳前後に設定しています。高齢になってからの新規加入は、年齢により加入できるペット保険が限られるケースや、病歴によって加入できないケースもあります。
そのため、6歳ごろまでにはペット保険の加入を検討し始めるのが良いでしょう。
【ペット保険アンケート】みんなが加入したのは何歳?
当社が実施したペット保険に関するアンケートによると、ペット保険に加入した年齢は「0歳」が最多でした。
参照:ペット保険がいらないのは保険料が高いから?加入状況を調査!『ペット保険比較のピクシー』
早めにペット保険に加入することで、治療費の負担軽減や安心感にもつながります。まずは人気のペット保険の保険料や補償内容を比較してみましょう。
シー・ズーがなりやすい病気は?

シー・ズーがなりやすい病気を理解し、日ごろからの予防と早期発見に努めることが大切です。ここでは、シー・ズーがなりやすい病気を5つご紹介します。
乾性角結膜炎(ドライアイ)
乾性角結膜炎、いわゆるドライアイは、シー・ズーが注意すべき病気の一つです。
乾性角結膜炎になると、下記のような症状がみられます。
- ねばねばの目ヤニ
- 白目の充血
- 目をこする
- 目をしょぼしょぼさせる
- 角膜の濁り
治療には、軟膏や点眼薬、内服薬などが用いられます。
シー・ズーは目が大きいことから角膜炎などにもなりやすいため、気になる様子がみられたら早めに動物病院を受診することが大切です。
脂漏症
脂漏症(しろうしょう)とは、犬の皮膚が脂っぽくなったり乾燥したりする皮膚病です。シー・ズーは遺伝的に皮膚が弱く、発症しやすいといわれています。
症状は、皮膚の赤みやベタつき、フケ、かゆみなどがあらわれます。治療は、原因に応じて、ステロイド剤や免疫調整剤の投与、栄養管理、保湿などが行われます。
脂漏症は再発することもありますので、定期的なシャンプーやブラッシングで皮膚を清潔に保ち、適切なスキンケアを行うことが予防につながるでしょう。
外耳炎
シー・ズーのような垂れ耳の犬種は、耳の中が蒸れやすく、外耳炎にかかりやすい傾向があります。
外耳炎は、耳の穴から鼓膜までの外耳道に炎症が起こる病気で、耳のかゆみや痛み、悪臭、耳垢の増加、耳の腫れなどの症状がみられます。
原因には、細菌や真菌の繁殖、アレルギー、耳ダニなどが挙げられます。シャンプー後にしっかり乾かしたり、定期的に耳をチェックしたりすると良いでしょう。
1回の治療費は数千円ですむこともありますが、複数回の通院が必要になり、トータルで1~3万円程度になることもあるようです。
僧帽弁閉鎖不全症
僧帽弁閉鎖不全症は、心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁がうまく閉じなくなり、血液が逆流してしまう病気です。小型犬や高齢犬に多くみられ、シー・ズーも注意が必要な病気です。
初期の段階では無症状のケースが多いですが、進行すると下記のような症状があらわれます。
- 咳が出る
- 運動をしたがらない
- チアノーゼ
- 呼吸困難
定期的な健康診断で早期に発見し、適切な治療を行うことが重要です。
短頭種気道症候群
短頭種気道症候群は、シー・ズーやフレンチ・ブルドッグ、パグのような鼻が短い短頭種にみられる呼吸器系の疾患の総称です。
短頭種は生まれつき気管が狭いため、大きないびきをかいたり、呼吸時にゼーゼーといった音が出たりすることがあります。また、運動後や興奮時には、呼吸困難や失神を引き起こすこともあります。
重症のため外科手術を行う場合は、検査費用や入院費用を含めて、数十万円程度になることもあるでしょう。
上記以外に、シー・ズーは下記のような病気にもなりやすいといわれています。
- 白内障
- 気管虚脱
- マラセチア性皮膚炎
シー・ズーが注意すべき健康トラブル【年齢別】

シー・ズーには、年齢によって注意すべきケガや病気の傾向があります。
幼犬期(0~1歳)では、骨格が完全に形成されていないため、転倒や落下などによる骨折に注意が必要です。また、好奇心旺盛のため、異物誤飲にも気をつけましょう。
成犬期(1歳~7歳)では、皮膚病や外耳炎、ドライアイなどに注意が必要です。老年期(8歳以降)になると、僧帽弁閉鎖不全症や白内障といった病気のリスクが高まります。
定期的な健康診断や年齢にあわせた健康管理を心がけ、注意すべき病気に対する知識を持つことで、シー・ズーと長く暮らせるでしょう。
シー・ズーの治療費は高額?
シー・ズーの治療費は、高額になることもあります。
たとえば、シー・ズーがかかりやすいといわれる僧帽弁閉鎖不全症の手術は、150万~200万円程度かかるといわれています。
また皮膚炎や外耳炎も、一度の治療費は少額でも、通院が長期化すると高額になってしまうことがあります。
愛犬が病気になったときの治療費が心配な方、最善の治療を行いたい方は、ペット保険の加入を検討してみましょう。
まとめ│シー・ズーのペット保険を比較してみよう!
この記事では、シー・ズーがかかりやすい病気やペット保険の選び方について解説しました。
最後にもう一度、シー・ズーにおすすめのペット保険についてまとめます。
【シー・ズーにおすすめのペット保険】
- 通院・入院・手術が補償されるプラン
- かかりやすい病気が補償されるプラン
- シニアになっても続けやすいプラン
ペット保険は、保険会社の補償内容や保険料を比較し、愛犬の健康状態やライフスタイルに最もあったプランを選ぶことが大切です。
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