「ペット保険の補償割合とは?」
「50%と70%のどちらを選べばいいかわからない…」
ペット保険選びで、上記のような悩みを抱えている飼い主さまも多いのではないでしょうか。
この記事では、ペット保険を選ぶ際に重要な「補償割合」について解説します。
- ペット保険の補償割合って何?
- 補償割合によるメリット・デメリットはある?
- ペット保険に入っている飼い主さまの口コミ
【ペット保険比較のピクシー】では人気ペット保険おすすめランキングもご紹介しております。
まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考になさってください。
ペット保険の補償割合とは?何割負担になる?
補償割合とは、ペットにかかった治療費のうち、保険金が支払われる割合のことです。
たとえば補償割合が70%のペット保険に加入している場合、自己負担額の割合は30%になります。
ペット保険のおもな補償割合と自己負担額の割合について、まとめた表を見てみましょう。
◆ペット保険の補償割合と自己負担額の割合
補償割合 | 自己負担額 |
50% | 50% |
70% | 30% |
90% | 10% |
100% | 0% |
補償割合は50%~100%までのペット保険が用意されていますが、一般的な補償割合は50%、70%です。
補償割合100%のペット保険に加入している場合、治療費が全額補償され、飼い主さまの自己負担額なしで済む場合もあります。
補償割合ごとの自己負担額はいくら?
次に、治療費が8,000円の場合の自己負担額を、補償割合ごとにまとめました。
◆ペット保険の補償割合と自己負担額
補償割合 | 保険金 | 自己負担額 |
50% | 4,000円 | 4,000円 |
70% | 5,600円 | 2,400円 |
90% | 7,200円 | 800円 |
100% | 8,000円 | 0円 |
※補償割合の概要について説明しています。あくまでも参考例としてご覧ください。
表のように、補償割合が高いほど自己負担額は小さくなります。ただし、保険料は高くなっていく傾向にあります。
注意したいのは、補償割合が高くても
- 補償範囲が狭い
- 愛犬・愛猫がなりやすい病気が補償対象外
- 免責金額が設定されている
というペット保険もあることです。
補償割合だけで判断せず、重要事項説明書などを事前に確認してから加入しましょう。
ペット保険比較のピクシーにはペット保険についての記事も多数ございますので、安心して保険をお選びいただけます。
保険選びで迷われている方は、保険料や補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」も参考にされてください。
プランごとのペット保険の補償割合は?一覧でチェック!
ここからは、それぞれのペット保険会社の補償割合をプランごとに紹介します。補償範囲についても解説していますので、ぜひ保険選びの参考にしてみてください。
ペット保険会社 | 補償プラン | 補償割合 | 補償範囲 |
ペットメディカルサポート | PS保険 | 50% 70% 100% |
通院・入院・手術 |
アイペット損保 | うちの子 | 50% 70% |
通院・入院・手術 |
うちの子ライト | 90% | 手術・手術を含む連続した入院 | |
SBIいきいき少短 | SBIいきいき少短のペット保険 | 50% 70% |
通院・入院・手術 |
FPC | ペットほけんフィット ペットほけんマックス |
50% 70% 90% |
通院・入院・手術 |
フリーペットほけん | 50% 70% |
通院・入院・手術 | |
入院・手術ペット保険スーパー | 50% 70% 90% |
入院・手術 | |
アニコム損保 | どうぶつ健保ふぁみりぃ | 50% 70% |
通院・入院・手術 |
どうぶつ健保ぷち | 70% | 入院・手術 | |
どうぶつ健保しにあ | 50% 70% |
入院・手術 | |
日本ペット少短 | いぬとねこの保険ネクスト | 50% 70% 90% |
通院・入院・手術 |
いぬとねこの保険ライト | 50% 70% |
通院・入院・手術 | |
いぬとねこの保険ミニ | 70% | 手術 | |
楽天ペット保険 | スーパーペット保険 通院つきプラン | 50% 70% |
通院・入院・手術 |
スーパーペット保険 手術・入院プラン | 90% | 入院・手術 | |
スーパーペット保険ねこ | 50% | 入院・手術 | |
エイチ・エス損保 | エイチ・エス損保のペット保険 | 50% 70% |
通院・入院・手術 |
チューリッヒ少短 | 100% | 通院・入院・手術 |
※今後の商品改定等により、補償内容が変更となる可能性があります。
※詳しい補償内容は、保険会社のウェブサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。
【2024年最新調査】ペット保険の補償割合は何割が人気?
補償割合はさまざまな種類があり、迷ってしまう方も多いでしょう。
この章では、『ペット保険比較のピクシー』で調査したアンケート結果をもとに、人気のプランや補償割合をご紹介します。
加入しているプランは通院あり?なし?
まずは加入しているプランを聞いたところ、通院・入院・手術を補償するフルカバー型のペット保険が84%と多くを占めました。
一方、通院補償のない、入院や手術のみを補償する特化型のプランは、全体の16%という結果にとどまっています。
入院や手術に比べ、利用する機会の多い「通院補償」を重視している飼い主さまが多いことが伺えます。
人気の補償割合は?70%?それとも50%?
加入している補償割合を聞いたところ、「70%補償」が44%で1位となりました。
2位には「80%補償(27%)」、3位には「50%補償(18%)」が続いています。
上記のアンケート結果から、多くの人に選ばれている人気のプランは、「フルカバー型の70%補償プラン」といえるでしょう。
調査機関:Webアンケート調査Freeasy
調査方法:インターネットによるアンケート調査
集計期間:2024年2月26日~2024年3月1日
有効回答数:170名
ペット保険の補償割合によるメリット・デメリットはある?
補償割合が高い場合と低い場合、どちらにもメリット・デメリットといえる部分があります。
補償割合が高いペット保険は、保険料も高くなる傾向にあります。
しかし、治療費の自己負担額が少なくなり、高額治療の際に大きくメリットを感じられるでしょう。
一方、補償割合が低いペット保険は、保険料の負担が軽く加入しやすいことがメリットです。
ただし、補償割合が高い保険よりも自己負担額が大きくなります。
治療が長期化した場合などに、治療費の支払いを負担に感じてしまうことがあるかもしれません。
ペット保険の補償割合ごとのおすすめポイントと口コミを紹介!
この章では、補償割合ごとにおすすめな方の特徴と飼い主さまの口コミを紹介します。
補償割合50%プランがおすすめな方
補償割合が50%のプランは、一番保険料が安く抑えられます。月々の保険料が安いため、家計にやさしいのがメリットです。
しかし、50%補償プランは高額医療を受けるときに自己負担額が大きくなるというデメリットがあります。
貯蓄がある程度あり、最低限の補償でいいと考えている方におすすめです。
飼った当初は2ヶ月で、病気をすることも想定していませんでしたが、犬を飼っている方々がご近所に多く、やっぱり保険に入っておいたほうが何かと安心だよとご助言をいただきました。加入するときは口コミを参考にし、支払いのスムーズさ、保険料を特に重視しました。(40代女性/大阪府/7歳・トイプードル)
補償割合70%プランがおすすめな方
補償割合70%プランは、保険料と補償のバランスがとれているプランです。
50%補償と比較すると月々の保険料が高くなりますが、家計に負担になるほど高額にはなりません。
治療費が高額になったときに、ある程度充実した補償を受けたいと考えている方には、70%補償プランがおすすめです。
補償割合が70%のものに先代の犬も入っていて助かっていたから。保険料が妥当であること、免責金額が高すぎないことも基準に補償面に比重を置いて選びました。(40代女性/神奈川県/7歳・フラットコーテッドレトリーバー)
補償割合80%、90%のプランがおすすめな方
補償割合80%、90%以上のプランは、月々の保険料が高額になります。
しかし、手厚い補償を受けられるので、医療費の自己負担額を抑えられるのがメリットです。
一般的な70%プランよりも手厚さを求める方や高額医療に備えたい方には、80%、90%補償プランがおすすめです。
補償割合100%のプランがおすすめな方
補償割合100%のプランは、最も手厚い補償が受けられるプランです。月々の保険料が高額になりますが、治療費が全額補償される場合もあり、自己負担が少なくて済むのがメリットです。
ウチは大型犬を飼っているため、医療費も小型犬のお宅より高くかかります。その為、医療費によっては全額補償になるのがとてもありがたいので加入しました。(30代女性/岡山県/4歳・ラブラドールレトリーバー)
治療費を気にせずにペットに充分な治療をしてあげたい方には、100%補償が受けられるプランを検討してみましょう。
関連記事:ペット保険には補償割合100%プランもある?全額が補償されるの?
ペット保険の補償割合50%と70%はどっちがいいの?
補償割合は、ペット保険を選ぶ際に重視する点によって異なります。
たとえば、月々の保険料を安く抑えたい方には、50%補償プランがおすすめです。
50%補償プランは、保険料が安く抑えられるため、ペットの食事や健康管理にお金を使いやすいといえるでしょう。
一方、高額な治療費に備えて保険に加入したい方には、70%補償プランがおすすめです。
突然の高額なケガや病気にも手厚く備えられ、心理的に安心できる点もメリットでしょう。
【補足】ペット保険の補償割合は更新(継続)時に変更できないことも!
ペット保険によっては、継続時に補償割合を下げることはできても、上げることができないと定めている場合があります。
また、補償割合の変更が可能でも、審査を受けなければ変更できないペット保険もあります。審査に通らない場合は、補償割合を変更できないため注意しましょう。
ペット保険に加入する前に、補償割合の変更ができるか重要事項説明書を確認しておくことが大切です。
ペット保険の補償割合で悩んでしまったら、補償割合の高いプランへの加入を検討することをおすすめします。
一般的にペット保険の保険料は、加齢とともに上昇していきます。シニア期と比べると子犬期の保険料は安いため、補償割合が高いプランでも保険料は負担にならないという方も少なくないためです。
保険会社によって変更の基準や方法は異なりますので、加入前に調べておき、安心して継続できるようにしてください。
「ペット保険はこのままでいいのかな?」と悩んだら、以下の記事が参考になるかもしれません。
関連記事:ペット保険乗り換えるならどこがいい?タイミングや見直しポイントは?
ペット保険選びで後悔したくない!選び方を教えて!
ペット保険選びで後悔しないためには、補償割合以外にもさまざまな項目をチェックする必要があります。加入前にチェックしたい主な項目は以下のとおりです。
- 保険料
- 補償範囲
- 支払限度額
- 保険金の精算方法
保険料は加入時だけではなく、高齢時の保険料もチェックしておくと良いでしょう。
終身継続を考えている方は、更新時の条件変更や保険料の割増などがないペット保険も検討してみてください。
関連記事:ペット保険の終身とは?慢性疾患になると継続拒否されて更新できないの?
まとめ│ペット保険の加入を検討しよう!
今回は、ペット保険の「補償割合」について解説しました。
- 補償割合とは治療費のうち保険金が支払われる割合
- 補償割合が50%または70%のプランの保険が多い
- フルカバー型の70%補償プランが人気
補償割合は、ペット保険で重視するポイントを明確にして決めることが大切です。
以下の記事では、ペット保険の選び方を10項目にわけて詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
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また保険選びで迷われている方は、保険料や補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」もご覧ください。
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- チワワ
- パグ
- パピヨン
- ビーグル
- フレンチ・ブルドッグ
- ボーダー・コリー
- ポメラニアン
- マルチーズ
- ミニチュア・シュナウザー
- ミニチュア・ダックスフンド
- ミニチュア・ピンシャー
- ヨークシャー・テリア
- ラブラドール・レトリーバー
- その他犬種
- 6kg 未満
- 6kg以上 8kg未満
- 8kg以上 10kg未満
- 10kg以上 12kg未満
- 12kg以上 16kg未満
- 16kg以上 18kg未満
- 18kg以上 20kg未満
- 20kg以上 25kg未満
- 25kg以上 30kg未満
- 30kg以上 32kg未満
- 32kg以上 40kg未満
- 40kg以上 45kg未満
- 45kg以上