フレンチ・ブルドッグにおすすめのペット保険

短いお鼻とずんぐりした体型が魅力的な、フレンチ・ブルドッグ(通称フレブル)。鼻ぺちゃ好きからすると、たまらないかわいさですよね。しかし、フレンチ・ブルドッグは病気のリスクが高い犬種だということを知っていますか?

 

大切なペットの健康を守るためにも、犬種に関する知識は欠かせません。またいざというときのために、ペット保険に加入しておくことも重要です。そこで今回は、フレンチ・ブルドッグの性格やかかりやすい病気、おすすめのペット保険などについて解説します。

 

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まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考にされてください。

目次

フレンチ・ブルドッグのペット保険は必要?

フレンチ・ブルドッグは目や耳の病気にかかりやすいうえ、短頭種特有の病気のリスクも高い犬種です。「短頭種」とはマズルが短い犬種を意味し、体の構造上、熱中症などになりやすいことが知られています。

 

残念ながら、フレンチ・ブルドッグの寿命はほかの犬種と比べてやや短い傾向があります。その分病気のリスクが高く、医療費がかさみやすいといえるでしょう。

 

この記事の後半では、フレンチ・ブルドッグにペット保険が必要な理由と、ペット保険選びのポイントや、おすすめのペット保険3選についてご紹介します。

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フレンチ・ブルドッグってどんな犬?

フレンチブルドッグはどんな犬?

フレンチ・ブルドッグは、鼻ぺちゃ好きの愛犬家から絶大な人気を誇る犬種です。一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)の登録頭数では、なんと第6位にランクインしています。

ここでは、そんなフレンチ・ブルドッグとはどんな犬なのか、詳しく解説します。

フレンチ・ブルドッグの外見

短毛でずんぐりした体型

フレンチ・ブルドッグの毛色

基本は4色だが、バリエーション豊か

フレンチ・ブルドッグの体重

約8〜14kg

フレンチ・ブルドッグの価格

約23〜37万円

フレンチ・ブルドッグの平均寿命

約10〜12歳

 

フレンチ・ブルドッグの性格

フレンチ・ブルドッグの起源は、イギリスのイングリッシュ・ブルドッグであるという説や、マスチフ系の犬種であるという説があります。誕生した当初は垂れ耳でしたが、のちに改良され、現在の立ち耳になったといわれています。

性格は非常に人なつっこく、好奇心旺盛で陽気です。表情も豊かなので、一緒に暮らしていて飽きることがないのではないでしょうか。

 

フレンチ・ブルドッグの人気の毛色・値段

フレンチ・ブルドッグの毛色は、パイド・クリーム・ブリンドル・フォーンの4色に分けられ、その組み合わせによりさらにたくさんのバリエーションが存在します。毛色により価格は前後し、人気のパイドやクリームでは価格が高くなる傾向があります。

それぞれの毛色の人気順位と値段は、次のとおりです。

1位:パイド(26~37万円)

2位:クリーム(28~36万円)

3位:ブリンドル(23~31万円)

4位:フォーン(23~29万円)

以下のコラムでは、フレンチ・ブルドッグに見られる模様や人気毛色を画像つきでご紹介しています。

関連記事:フレンチブルドッグの毛色の種類と値段について

フレンチ・ブルドッグの飼い方のポイントは?

フレンチブルドッグの飼い方のポイント

フレンチ・ブルドッグは人なつっこく表情豊かであり、初心者でも飼いやすい犬種です。陽気でわんぱくな性格なので、お散歩やボール遊びなどを一緒に楽しむことができるでしょう。

 

一方で、体の構造的に、熱を発散するのが苦手な犬種です。遊びに夢中になりすぎたり、暑い中お散歩に出かけたりすると、熱中症のリスクが高まるので気をつけましょう。

 

また、抜け毛が多く、顔のシワの間に汚れがたまりやすいため、日々のお手入れとして、ブラッシングとこまめに顔を拭いてあげることがポイントです。

関連記事:フレンチ・ブルドッグの特徴や性格、飼い方について

フレンチ・ブルドッグの年間診療費と高額治療費例

フレンチブルドッグの年間診療費

フレンチ・ブルドッグはさまざまな病気にかかりやすく、診療費がかさみやすいといえます。犬全体の年間平均診療費は70,683円であるのに対し、フレンチ・ブルドッグでは141,944円と、なんと約2倍となっています。

 

疾患ごとの保険金請求割合では、皮膚疾患が52.9%と最多です。アイペット損保「犬の保険金お支払い事例」から、アレルギー性皮膚炎の高額治療費例をご紹介します。

 

【アレルギー性皮膚炎で通院した場合の高額治療費例】

診療項目

金額

1回目

診察

800円

アレルギー検査

15,000円

お薬

1,200円

2回目

診察

800円

薬浴

6,200円

お薬

6,300円

合計

30,300円

(品種:パピヨン、年齢:2歳、内容:通院2日)
※上記の診療内容・診療費等は参考であり、実際のお支払い例や一般的な平均・水準を示すものではありません。

※診療費は動物病院によって異なります。

 

ペット保険に入っていない場合、このような治療費は全額自己負担となります。病気の多いフレンチ・ブルドッグだからこそ、ペット保険には入っておきたいですね。

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フレンチ・ブルドッグのかかりやすい病気・ケガ

フレンチブルドッグのなりやすい病気やケガ

この章では、フレンチ・ブルドッグにとってリスクの高いケガや病気、その治療費用などについて解説します。

 

短頭種気道症候群

マズルの短い短頭種特有の病気であり、複数の原因が組み合わさることで呼吸に障害の出る病気で、いびきや嘔吐などさまざまな症状があらわれます。

たとえば、のどの奥の軟部組織が異常に長くなってしまった状態を「軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)」と呼び、治療費用は10万円を超えることも少なくありません。

 

熱中症

フレンチ・ブルドッグのような短頭種は、体の構造上、ほかの犬種よりも熱を逃すのが苦手です。その結果、体に熱がこもりやすく、熱中症のリスクが高まります。

重度の熱中症の場合、緊急入院となる場合もあり、治療費用は数万円かかることもあります。

 

皮膚炎

フレンチ・ブルドッグは、遺伝的に皮膚炎を起こしやすい犬種で、何度も皮膚炎を繰り返すことも珍しくありません。

皮膚炎の治療には、1回の通院あたり、約15,000円の治療費用がかかります。複数回の通院が必要なケースも多く、治療費用は高額になりやすいといえるでしょう。

 

外耳炎

皮膚炎になりやすいフレンチ・ブルドッグでは、耳の中にも炎症が起こりやすく、外耳炎を発症しやすい犬種です。皮膚炎と同じように、外耳炎も何度も繰り返しやすく、総額で10万円近い治療費用がかかることもあります。

 

角膜炎

目がギョロっと飛び出しているフレンチ・ブルドッグでは、目のトラブルも珍しくありません。目に傷がついてしまい、角膜炎を起こした場合、目の検査や目薬代で数千円程度の治療費用がかかります。

 

チェリーアイ

目頭にある第三眼瞼(瞬膜)が飛び出してしまう病気で、フレンチ・ブルドッグでよくみられる目の疾患です。治療には、点眼などの内科的治療もしくは手術が必要で、年間平均で約4万円ほどの治療費用がかかると報告されています。

 

椎間板ヘルニア

フレンチ・ブルドッグは、生まれつき背骨に異常をもつ子が多いことが知られています。それにより背骨に負担がかかりやすく、若いうちから椎間板ヘルニアを発症することも珍しくありません。

重度の場合は手術が必要になり、入院費も含めると数十万円の治療費用がかかる場合があります。

 

脳腫瘍

フレンチ・ブルドッグのような短頭種では、高齢になると脳腫瘍が発生しやすいことが知られています。外科手術や放射線治療などを行った場合、数十万から数百万の治療費用がかかることもあります。

年齢別の注意すべき病気

フレンチ・ブルドッグは生まれつき気道が狭く、若齢期から短頭種気道症候群を発症しやすいことが知られています。また免疫力の弱い子犬のうちは、風邪や皮膚の感染症にも注意が必要です。

 

成犬になってからも、アレルギー性の病気や熱中症、外耳炎などを発症しやすく、繰り返し通院が必要になることも少なくありません。

また、高齢のフレンチ・ブルドッグでは、白内障や脳腫瘍のリスクが高まります。

 

定期的な健康診断はもちろん、散歩やスキンシップの際にも異常がないかチェックしてあげると、ケガや病気の早期発見・早期治療につながるでしょう。

ペット保険に加入すべきタイミングは?

ペット保険に加入すべきタイミングは?

フレンチ・ブルドッグは、生まれもった体の構造が病気の原因となることも多く、子犬のうちから常に病気のリスクと隣り合わせであるといえます。

そのような特徴をもつフレンチ・ブルドッグだからこそ、0歳のうちからペット保険に入ることがおすすめです。

ファイナンシャルプランナーのアドバイス

~ペット保険の豆知識~ペット保険の新規加入には年齢制限があり、健康状態の告知が必要です。特定の病気の発症や持病があると加入のハードルが高くなるため、高齢になる前のなるべく早いうちに加入を検討しましょう。

フレンチ・ブルドッグのペット保険の選び方

フレンチブルドッグの保険の選び方

フレンチ・ブルドッグのペット保険には、どのような特徴があるのでしょうか?ここでは、フレンチ・ブルドッグのペット保険を選ぶ際のポイントについて解説します。

 

通院・入院・手術が補償されるか?

フレンチ・ブルドッグで発症しやすい皮膚炎や外耳炎は、再発も多く、複数回の通院が必要になるケースがほとんどです。また、短頭種気道症候群の一部である軟口蓋過長症や椎間板ヘルニアの治療には、入院や手術が必要になることもあります。

 

さまざまなケガや病気に備えるため、フレンチ・ブルドッグでは、通院・入院・手術がバランスよく補償されるフルカバー型のペット保険がおすすめです。

 

膝蓋骨脱臼(パテラ)や椎間板ヘルニアが補償対象か?

補償プランによっては、膝蓋骨脱臼(パテラ)や椎間板ヘルニアが補償対象外となっている場合があります。

チェリーアイといったフレンチ・ブルドッグがかかりやすい病気も、念のため補償対象となっているか事前に確認しておきましょう。

 

補償内容について分からない点は、保険に加入する前に、保険会社のサイトや約款、重要事項説明書を確認したり、電話で問い合わせたりすることをおすすめします。

 

免責金額や待機期間があるか?

免責金額とは、保険金を請求する際、契約者が自己負担しなければならない金額のことです。つまり、診療費が免責金額を下回る場合は、全額自己負担となります。

保険に加入する際には、免責金額の有無を確認しておくことが重要です。

 

免責金額とあわせて、待機期間もチェックすると良いでしょう。

待機期間とは、保険開始日から一定の間、ケガや病気を発症しても保険を使うことができない期間のことです。保険開始日から補償が開始される待機期間が「0日」の保険会社もあります。

 

以下の記事では、保険会社ごとの待機期間を一覧表でまとめています。

関連記事:ペット保険【待機期間なし】は3社!すぐ使えて補償開始が早いのは?【FP監修】

フレンチ・ブルドッグのペット保険を一覧表で比較!

以下の表に、ペット保険比較のピクシーで扱うペット保険から「フレンチ・ブルドッグ 0歳 補償割合50% 通院・入院・手術を補償するフルカバー型」の条件で検索し、まとめました。

この中から、フレンチ・ブルドッグに特におすすめのペット保険を、次の章で詳しく紹介します。

ペット保険の補償プラン

年間最大補償額

ペットメディカルサポート「PS保険 50%補償プラン」

110万円

FPC「ペットほけんフィット50%補償プラン」

100万円

SBIいきいき少短のペット保険「プラン50 スタンダード」

50万円

アイペット損保「うちの子(50%プラン)」

72.8万円

アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ50%プラン」

60万円

日本ペット少短「いぬとねこの保険 ネクスト50%プラン」

50万円

楽天ペット保険「スーパーペット保険 通院つき50%プラン」

92.4万円

ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム プラン50」

50万円

エイチ・エス損保のペット保険「50%補償(免責金額なし)」

50万円

※今後の商品改定等により、補償内容が変更となる場合もございます。
※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。詳しい補償内容は重要事項説明書をご覧ください。

フレンチ・ブルドッグにおすすめのペット保険3選

補償対象外になりやすい膝蓋骨脱臼(パテラ)や椎間板ヘルニアが補償対象のペット保険には、どのようなものがあるのでしょうか?フレンチ・ブルドッグにおすすめの補償プラン3つをご紹介します。

 

PS保険

PS保険ロゴ

プラン名

50%補償プラン

補償割合

50%

補償範囲

フルカバー型

免責金額

なし

待機期間

なし

年間最大補償額

110万円

PS保険は年間最大補償額が110万円と充実していながら、保険料はリーズナブルなのが魅力的なペット保険です。また、補償範囲が広く、膝蓋骨脱臼と椎間板ヘルニアのほかにも、チェリーアイ、歯科治療※1なども補償の対象となります。

保険料の引き上げは、3歳ごとに1度とゆるやかで、続けやすいでしょう。さらに待機期間がないのも特徴的で、保険始期日からすぐに補償を受けることができます(※2)。

※1 予防を目的にした歯科治療の費用は補償の対象になりません。
※2 申し込み後、保険始期日(補償開始日)までには受付・審査があります。

関連記事:PS保険(ペットメディカルサポート株式会社)の口コミや特長、補償プランをまとめて紹介

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

アイペット損保「うちの子」

アイペット損保「うちの子」

プラン名

うちの子(50%プラン)

補償割合

50%

補償範囲

フルカバー型

免責金額

なし

待機期間

なし

年間最大補償額

72.8万円

アイペット損保「うちの子」では、アイペット対応動物病院にて窓口精算が利用できる点が大きなメリットです。窓口精算を行うことで、保険金を請求する手間が省け、当日の動物病院での支払い金額を抑えることができます。

高齢期のペットにやさしいというのも、アイペット損保の大きな特徴です。新規加入は12歳11か月まで受け入れているうえに、犬は12歳から保険料が定額となります。高齢のペットを飼っている方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?

関連記事:アイペット損害保険株式会社の口コミ・評判は?特長やプラン、メリット・デメリットを紹介

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

楽天ペット保険「スーパーペット保険」

楽天ペット保険ロゴ

プラン名

通院つき50%プラン

補償割合

50%

補償範囲

フルカバー型

免責金額

なし

待機期間

ケガ:0日/病気:30日間

年間最大補償額

92.4万円

楽天ペット保険「スーパーペット保険」は、お手ごろな保険料で通院・入院・手術に備えられることが特徴です。

補償対象外になりやすい歯周病、椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼なども補償の対象になります。

なお、後日精算はオンラインで行うこともできるため、保険金請求の手続きも負担にはならないでしょう。

 

一定の条件はありますが、楽天ポイントがたまることも、楽天ペット保険の大きな特徴です。楽天のサービスをよく使われる方には、特に魅力的に感じられることでしょう。

関連記事:スーパーペット保険(楽天損害保険株式会社)の口コミや特長、補償プランをまとめて紹介

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

ペット保険選びの疑問3点!

ペット保険にはさまざまな種類があり、とっつきにくいイメージがあるかもしれません。ここでは、ペット保険を選ぶ際に多く聞かれる疑問点3点について回答していきます。

 

Q. 毎月の負担が心配…保険料が上がらないプランはある?

A.多くのペット保険では、保険料は加齢と共に徐々に上がっていきます。ただし、中には一定以上の年齢になると保険料が一律になる補償プランも存在します。

 

例として、「通院・入院・手術に対応したペット保険」の中から、10歳以上の保険料が定額となるペット保険をご紹介します。

 

◆ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム」

ペット&ファミリー「げんきナンバーわんスリム」

プラン名

プラン50

補償割合

50%

補償範囲

通院・入院・手術

免責金額

5,000円/日

待機期間

ケガ:なし/病気(がんを除く):30日間/癌(がん):90日間

年間最大補償額

50万円

ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム」では、年間最大補償額の範囲内であれば、1日あたりの支払い限度額と補償回数に制限がないのが特徴です。通院を何度も繰り返した場合にも、1度の診療費が高額となった場合にも備えることができ、安心感を得られるでしょう。

「げんきナンバーわんスリム」は膝蓋骨脱臼(パテラ)や椎間板ヘルニア、歯科疾患、先天性・遺伝性疾患といった幅広い傷病が補償されます。フレンチ・ブルドッグに多い短頭種気道症候群、チェリーアイも補償対象です。

免責金額が設定されていることには注意が必要ですが、10歳以降の保険料が一律なため、高齢時の保険料が気になる方にとっては魅力的です。

関連記事:ペット&ファミリー損保の口コミは?メリット・デメリットや補償プランも解説!

※今後の商品改定や保険料率の見直し等により、保険料が変更となる場合があります。
※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。

※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

Q. 年齢や犬種・サイズごとに保険料が変わるの?

A.ペット保険では、犬種や犬のサイズ・体重ごとに保険料が異なります。また、ペットが高齢になるほど保険料は上昇するというのが一般的です。

 

フレンチ・ブルドッグは、「中型犬」や「大型犬」という分類も、保険会社によって異なります。保険を選ぶ際には、愛犬がどのサイズに分類されるのか、事前に確認する必要があります。

 

Q. ペット保険では補償されない医療費もある?

A.ペット保険では、すべての診療費が対象となるとは限りません。ほとんどの保険会社では、健康診断費用やワクチン接種費用、不妊手術、先天性疾患などは補償の対象外です。

 

中には、フレンチ・ブルドッグがかかりやすい椎間板ヘルニアが補償対象外となる補償プランもあります。トラブルを防ぐためにも、補償範囲について、事前に確認しておくことが重要です。

まとめ│フレンチ・ブルドッグのペット保険はフルカバー型がおすすめ

最後に、この記事のおさらいをしましょう。

・フレンチ・ブルドッグは病気のリスクが高い犬種
・通院や入院、手術により、高額な治療費用がかかることも
・ペット保険に加入し、万が一に備えることが大切

フレンチ・ブルドッグは、人なつっこく飼いやすい犬種ですが、ケガや病気のリスクが高く、高額な治療費用がかかることもあります。もしものときの備えとして、ペット保険は非常に重要です。

さまざまなペット保険の補償プランを見比べ、愛犬に合ったペット保険を選びましょう。

 

※動物病院は自由診療のため、医療費が高額になる可能性があります。
ペット保険に加入していなければ、全額を自己負担で支払わなければなりません。
万が一の備えとしてペット保険に加入しておくと安心です。
また保険選びで迷われている方は、ペット保険の保険料や条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」もご覧ください。

 

株式会社FPC:PX-KY240924-042(25.04)、アイペット損害保険株式会社:募2410-230(26.09)、ペット&ファミリー損害保険株式会社:24D173-240919

増山綾乃
この記事の執筆者 増山 綾乃
獣医師・Webライター。2018年に北海道大学獣医学部を卒業後、複数の病院にて小動物臨床医として勤務。現在、獣医学についてさらに勉強するために、北米の大学にて勤務する傍ら、Webライターとして獣医療に関する情報を配信する活動を行っている。獣医療やペット保険に関する情報を、みなさまにわかりやすくお伝えできるように心がけます。
木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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