ミニチュアシュナウザーに最適なペット保険

ボリュームのある口ひげに長い眉毛と、とても可愛らしい見た目をしている「ミニチュア・シュナウザー」。ミニチュア・シュナウザーを飼っている、もしくはこれから飼おうとしていて、愛犬のために保険加入を検討している方もいるのではないでしょうか。

 

まずはじめにご紹介すると、ミニチュア・シュナウザーに最適なおすすめのペット保険は以下の3つです。

記事の後半では、この3つのペット保険をくわしく解説します。さらにミニチュア・シュナウザーを実際に飼われている飼い主さまの実体験もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

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目次

ミニチュア・シュナウザーにペット保険は必要?

ミニチュア・シュナウザーは、比較的病気になることが少なく、長生きで飼いやすい犬種といわれています。ただし、ミニチュア・シュナウザーがかかりやすい病気もあり、もし発症すると医療費がかさむ可能性が高いため、あらかじめペット保険に加入しておくと安心です。

 

この記事では、「なぜミニチュア・シュナウザーにもペット保険の加入が必要なのか」を解説します。記事の後半ではミニチュア・シュナウザーのペット保険の選び方や、おすすめのペット保険3選もご紹介しますのでぜひチェックしてください。

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ミニチュア・シュナウザーってどんな犬?

ミニチュアシュナウザーってどんな犬?

ここからは、ミニチュア・シュナウザーとはどのような犬なのか紹介します。外見の特徴や性格、価格なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ミニチュア・シュナウザーの外見

・ボリュームのある口ひげ
・長い眉毛
・硬いオーバーコート

ミニチュア・シュナウザーの毛色

・ソルト・アンド・ペッパー
・ブラック・アンド・ホワイト
・ホワイト
・ブラック

ミニチュア・シュナウザーの体重

約4~8kg

ミニチュア・シュナウザーの価格

約30万~40万円

ミニチュア・シュナウザーの平均寿命

13.6歳

ミニチュア・シュナウザーの性格

明るく活発、勇敢、警戒心が強い

ミニチュア・シュナウザーは、一目みるだけで「シュナウザー」とわかる特徴的な見た目をしています。口ひげと眉毛が大きなチャームポイントです。

 

被毛は4種類あり、「ホワイト」と「ブラック」は単色です。「ソルト・アンド・ペッパー」は黒白の被毛が混じりあい、グレーの毛色がみられます。「ブラック・アンド・ホワイト」は黒と白の被毛がしっかりわかれているのが特徴です。

ミニチュア・シュナウザーの飼い方のポイントは?

ミニチュアシュナウザーの飼い方のポイント

ミニチュア・シュナウザーは、明るく従順な性格をしているため、犬の飼育初心者でも飼いやすい犬種です。物覚えもよく、トイレなどのしつけも比較的簡単です。ただし、吠え癖がつく可能性があるため、無駄吠えのしつけはしっかりと行うことが大切です。

 

被毛は、アンダーコートとオーバーコートの2種類の毛を持つ「ダブルコート」のため、換毛期があり、定期的な被毛の手入れが必要です。

 

ミニチュア・シュナウザーは飼いにくいって本当?

ミニチュア・シュナウザーは、やや頑固な一面があり飼いにくいといわれることもありますが、それは飼い主さまのしつけ次第だといえます。嫌な指示には絶対に従わなかったり、お気に入りのおもちゃを離さなかったりと問題行動が出る可能性があるため、しつけをしっかり行う必要があります。

飼いやすい犬にしつけるためには、飼い主さまとしっかりと信頼関係を築くことが重要です。

ミニチュア・シュナウザーの年間診療費

アニコムの「家庭どうぶつ白書2020」では、ミニチュア・シュナウザーの年間平均診療費は80,651円であると発表されました。犬全体の平均診療費の70,683円と比べると、少し高くなっていることがわかります。

 

疾患ごとの請求割合では、皮膚疾患が最も多く、全体の29.8%を占めています。動物病院は自由診療のため、ペット保険に入っていない場合、診療費は全額飼い主さまの自己負担となるため、注意が必要です。

診療費の負担が心配な方は、ペット保険への加入も検討しておく良いでしょう。

◆まずは保険料をチェック

ミニチュア・シュナウザーのかかりやすい病気・ケガ

ミニチュアシュナウザーのかかりやすい病気

ここからは、ミニチュア・シュナウザーのかかりやすい病気やケガについて解説します。どのような病気なのかや、治療費用の相場も一緒に紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

皮膚炎

皮膚炎は、カビやアレルギーなど、さまざまな原因によって起こる病気です。皮膚炎の症状は、皮膚のあかみ、かゆみ、脱毛、フケ、においなどがみられます。

一般的に1回の通院で、約2,000~6,000円の治療費がかかります。

 

外耳炎

外耳炎とは、耳の入口から鼓膜までの間に炎症が起こる病気です。頭を振ったり、耳を後ろ足でかいたり、においがしたりといった症状がみられます。

軽度の場合は、1回の診察で3,000~5,000円ほどかかります。重症化すると、治療費は5万円以上かかります。

 

胆石症

胆石症とは、胆嚢内で胆石が作られることで起こる病気です。無症状な犬が多く、症状が出るのは、胆石が詰まったり、感染症を引き起こしたりするときで、発熱・嘔吐・下痢などがみられます。

胆石を取り出す手術をする場合、治療費は約25万~40万円かかります。

 

尿路結石症 

尿路結石症は、腎臓、膀胱、尿道などの泌尿器に結石ができる病気です。尿路結石症になると、尿路が詰まり、尿が出にくくなったり、排尿時に痛みを感じたりします。

結石が完全に尿路を塞ぎ、尿が出なくなると手術が必要になります。その治療費は15万円以上かかる可能性があります。

 

白内障

白内障とは、水晶体が白濁し、視力が失われていく病気です。黒目の白濁や瞳孔の開き、物によくぶつかる様子がみられたら、白内障が疑われます。

軽度の白内障の治療費は約1,000~3,000円です。手術を行い、人工レンズを入れる場合は、約20万~35万円かかります。

 

膵炎

膵炎とは、消化酵素が膵臓内で活性化することで炎症を起こす病気です。嘔吐や下痢、食欲不振などの症状があらわれます。

膵炎の治療は軽症で入院の必要がなければ、2万~3万円ほどかかります。入院が必要なときは5万円以上かかり、手術が必要になると10万円以上かかる可能性があります。

 

糖尿病

糖尿病は、糖を取り込むホルモンに異常があり、血糖値が下がらなくなってしまう病気です。多飲多尿、体重減少などの症状がみられます。

糖尿病は、インスリン注射などで血糖値をコントロールする必要があり、1年に10回以上通院しなければなりません。1回の治療費も約1万円以上かかるため、高額な治療費がかかります。

 

僧帽弁閉鎖不全症

僧帽弁閉鎖不全症とは、心臓内になる僧帽弁に異常が起き、血液の逆流が起きる病気です。咳が多くなったり、激しい運動後に倒れたりする場合があります。

完治が難しい病気で、投薬によって進行を遅らせる治療を行います。1回で約3,000~8,000円かかり、定期的な通院が必要です。

年齢別の注意すべき健康トラブル

0~1歳までの若齢期には、免疫力が低く、風邪や皮膚炎などの感染症に注意が必要です。また好奇心旺盛な時期で、何でも口に入れてしまうので誤飲事故にも注意しましょう。

 

1歳からの成犬期は、尿路結石症などの発症が増えるといわれています。7歳以上の高齢期には、白内障や腫瘍、僧帽弁閉鎖不全症などの心疾患が多くなります。病気を早期発見し、悪化させないために、高齢の愛犬は、半年に1回ほど定期検診をおすすめします。

ペット保険に加入すべきタイミングは?

ペット保険に加入すべきタイミング

ミニチュア・シュナウザーに限らず、どの犬種でも子犬のときは、免疫力がまだ低く、感染症などにかかり、動物病院への通院が増える可能性があります。そのため、0歳の早い段階からペット保険に加入しておくと安心です。

 

またペット保険への新規加入には、年齢制限があります。そのため、高齢の犬はペット保険に入れない場合があります。さまざまなペット保険から比較できるように、高齢になる前にペット保険への加入がおすすめです。

 

飼い主さまの実体験

~ペット保険に助けられました~小さい頃実家で飼育していた犬はペット保険に加入しておらず、歳をとるにつれ病気がちになっても満足な治療をしてもらえず、子ども心にとても辛かったです。そのため自分が犬を飼う時は絶対に保険に加入しようと決めていました。ミニチュア・シュナウザーを2匹飼育しているのですが、2匹とも仔犬の頃から軽い皮膚病や小さな怪我が多く、5歳を超えた辺りから大きな病気も見つかり、その度に助けられてきました。(20代女性/大阪府/ミニチュア・シュナウザー6歳・7歳)

※実体験は飼い主さまの感想や主観に基づくものであり、ペット保険の補償内容を保証するものではありません。保険商品の内容に関しては、各保険会社の重要事項説明書等でご確認ください。

ミニチュア・シュナウザーのペット保険の選び方

ミニチュアシュナウザーのペット保険の選び方

ミニチュア・シュナウザーに適したペット保険を選ぶには、いくつか選ぶポイントがあります。ここではペット保険を選ぶポイントを4つ紹介します。

 

通院補償がついているか?

ミニチュア・シュナウザーは、皮膚炎や外耳炎になりやすく、通院費用がかかるため、手術や入院に特化した保険よりも通院補償がついているフルカバー型の保険がおすすめです。通院補償とは、手術や入院を伴わない治療にかかる費用を補償するものです。

 

保険商品によっては、通院補償がなく、手術や入院のみ補償されるプランもあるので注意して選びましょう。

 

終身継続が可能かどうか?

ミニチュア・シュナウザーは、比較的長生きする傾向にあるため、高齢になってからも加入を続けられる終身継続可能なペット保険がおすすめです。加入を検討しているペット保険が終身継続できるかどうかは、保険会社のサイトや約款、重要事項説明書などで確認できます。もしも記載がないようであれば、電話で問い合わせなどを行い、よく調べてから加入することが重要です。

 

免責金額があるか?

保険を選ぶ際には、免責金額が設定されているかどうかの確認も大切です。免責金額とは、診療費のうち飼い主さまが自己負担しなければならない金額のこと。免責金額が設定されている場合、診療費が免責金額を下回ると保険金の支払いがありません。診療費の自己負担額が増える可能性があるので注意しましょう。

 

待機期間があるか?

保険会社によって病気の潜伏期間を考慮して待機期間を設定していることがあります。待機期間がある場合は、保険期間の初日からある一定の間に生じた病気やケガが、補償の対象外となるため注意が必要です。

いつから補償が開始されるのかは、あらかじめ確認しておきましょう。

ミニチュア・シュナウザーにおすすめのペット保険3選

ピクシーでお取り扱いしているペット保険のなかから、ミニチュア・シュナウザーにおすすめのペット保険を3つ紹介します。各保険の特徴やメリットも一緒に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

PS保険

PS保険ロゴ

プラン名

50%補償プラン

補償割合

50%

補償範囲

フルカバー型

免責金額

なし

待機期間

なし

年間最大補償額

110万円

PS保険は、お手ごろ価格な保険料でありながら、年間最大補償額は最大110万円と補償が充実しています。愛犬の加齢による保険料の引き上げが比較的緩やかなため、バランスのよい保険といえるでしょう。

免責金額がなく、飼い主さまの自己負担額が少ないのもポイントとなります。待機期間もなく、補償開始日からしっかりと補償が受けられるのも魅力の1つです。

 

楽天ペット保険「スーパーペット保険」

楽天ペット保険ロゴ

プラン名

スーパーペット保険・通院つき50%プラン

補償割合

50%

補償範囲

フルカバー型

免責金額

なし

待機期間

ケガ:0日/病気:30日間

年間最大補償額

92.4万円

楽天ペット保険は、保険料の支払い時に楽天ポイントが貯まるため、楽天のサービスをよく利用する方におすすめのペット保険です。

 

通院つきプランであれば、1日あたり最大1万2,000円が補償されます。また通院つきプランには、入院・手術補償も付いているため、高額な治療費のかかる手術などにも備えられます。

 

さらに免責金額がなく、自己負担額を減らせるのもメリットの1つといえます。病気の場合のみ、待機期間が30日あるという点だけ注意が必要です。

 

 

SBIいきいき少短のペット保険

SBIいきいき少短ロゴ

プラン名

プラン50 スタンダード

補償割合

50%

補償範囲

フルカバー型

免責金額

なし

待機期間

ケガ:0日/病気:責任開始日から1ヶ月間

年間最大補償額

50万円

SBIいきいき少額短期保険はお手ごろな保険料で、原則、一生涯補償が続きます。3歳ごとの年齢区分で保険料が値上がりし、15歳以降の保険料が一律なのもうれしいポイントです。

 

また年間支払限度額以内であれば、支払い回数の制限や1日あたりの支払い額の制限がないため、高額な治療でも金額を気にせずに治療を進められます。

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は重要事項説明書をご覧ください。

【Q&A】ペット保険選びの疑問3点!

ペット保険選び方の注意点

ここからはペット保険選びのよくある疑問について、解説していきます。

 

年齢や犬種・サイズごとに保険料が変わるの?

ペット保険の保険料は、愛犬の加齢とともに金額が上昇するのが一般的です。金額上昇の仕方は、1年ごとに上昇する保険と所定の年齢区分ごとに上昇する保険に分けられます。

 

また犬種や犬のサイズ・体重によっても保険料は異なります。「小型犬」「大型犬」などの分類分けも保険会社によって異なるため、愛犬がどのサイズに分類されるのかよく確認することが重要です。

 

ペット保険の加入時には審査があるって本当?

ペット保険への加入は、原則、愛犬が健康であることが第一条件になります。そのため、加入する際には、加入できるかどうかの審査が必ず行われます。審査のときには、飼い主さまが愛犬の健康状態や既往歴などを告知しなければなりません。

 

健康状態や既往歴などを確認し、ペットが健康でないと判断された場合は、加入ができない可能性があるので注意しましょう。

 

ペット保険では補償されない医療費もある?

ペット保険は、すべての治療が補償されることはなく、補償の対象外となる医療費もあります。たとえば、健康診断費用やワクチン接種費、不妊手術、先天性異常などは、補償されません。

 

保険会社によっては、がん、歯科治療などが補償の対象外となる場合もあり、トラブルを防ぐためにも、加入前に知っておくことが大切です。

まとめ│ミニチュア・シュナウザーには通院補償つきのペット保険がおすすめ!

今回は、ミニチュア・シュナウザーの特徴や飼い方、保険の選び方について紹介しました。

・皮膚疾患、胆石症、尿路結石などの病気になりやすい
・通院補償つきの保険がおすすめ
・免責金額、待機期間の有無を確認することが大切

ミニチュア・シュナウザーは、高額治療費がかかる胆石症などになる可能性も高く、いざというときのためにも、ペット保険への加入をおすすめします。ペット保険は、高齢になると加入できない可能性もあるため、早めの加入を検討してみてください。

 

※動物病院は自由診療のため、医療費が高額になる可能性があります。
ペット保険に加入していなければ、全額を自己負担で支払わなければなりません。
万が一の備えとしてペット保険に加入しておくと安心です。
また保険選びで迷われている方は、ペット保険の保険料や条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」もご覧ください。

木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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