ペット保険に加入できる年齢には制限がある?

「年齢によってはペット保険に加入できない?」

「ペットの正確な年齢がわからないのだけれど」

ペット保険への加入を検討されている飼い主さまは、このような疑問を抱えていませんか?

ペットが高齢になってから、ペット保険の重要性に気付いた方もいるでしょう。

 

今回はペット保険に関する年齢について解説していきます。

【この記事でわかること】

  • ペット保険は何歳まで加入できる?
  • 年齢が不明でもペット保険に加入できる?
  • シニアでも加入できるペット保険!
  • ペットの年齢が上がると保険料も高くなる!

ぜひ、最後までご覧ください。

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まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考になさってください。

目次

ペット保険に加入するには年齢制限がある?

ペット保険加入には年齢制限がある?

人間の保険と同じで、ペット保険に加入するには年齢制限があります。

上限年齢は保険会社によって異なりますが、一般的には、健康面のリスクが高くなる8〜12歳です。

また上限年齢は、次のように保険会社ごとに表記が異なります。

  • 〇歳〇か月まで
  • 〇歳未満
  • 満〇歳未満

加入を検討する場合は、あなたのペットが加入できる年齢かどうかをよく確認しましょう。

 

ペット保険の新規加入は何歳まで?一覧でチェック!

それでは、新規でペット保険に加入できる上限年齢の一覧表をみていきましょう。

ペット保険会社と補償プラン 新規加入できる上限年齢

FPC「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」

6歳11か月まで

アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」「どうぶつ健保ぷち」

エイチ・エス損保のペット保険

7歳11か月まで

ペットメディカルサポート「PS保険」

FPC「フリーペットほけん」「入院・手術ペット保険スーパー」

8歳11か月まで

楽天ペット保険「スーパーペット保険」

日本ペット少短「いぬとねこの保険」

チューリッヒ少短「犬のがん保険」

10歳11か月まで
SBIいきいき少短のペット保険  11歳11か月
アイペット損保「うちの子」「うちの子ライト」 12歳11か月
アニコム損保「どうぶつ健保しにあ」 上限なし

※今後の商品改定等により、加入条件や補償内容が変更となる可能性があります。

 

ペット保険に入るタイミングは何歳がベスト? 

上記の一覧表からわかるとおり、多くの保険会社では新規加入の年齢制限があるので、その年齢を超えるまでに加入する必要があります。

しかし、「ペット保険に入るベストなタイミング」というものはありません。

なぜなら、ペットがいつケガや病気にかかるかは誰にもわからないからです。

 

ただし次の3つの理由から、早めに加入することをおすすめします。

  • 若くて元気な子犬や子猫でもリスクが0ではない
  • 病気になったあとでは加入できないケースもある
  • 加入していない場合の治療費は飼い主さまが全額負担

ペット保険比較のピクシーにはペット保険についての記事も多数ございますので、安心して保険をお選びいただけます。
保険選びで迷われている方は、保険料補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」も参考にされてください。

【アンケート】みんながペット保険に加入した年齢は?

ペット保険に加入した年齢は?

「ペット保険の加入にベストなタイミングはないというのは理解できたけれど、ほかのみんなはどうしているのか知りたい」という方もいるでしょう。

 

『ペット保険比較のピクシー』が2024年に実施したペット保険に関するアンケート調査によると、お迎えと同時に加入する方が多く、「0歳」で加入した方が50%という結果となりました。

 

さらに約90%の方が4歳までに加入しており、シニアになる直前というよりは、若いうちから保険に加入されている方が多いということがわかります。

参考:ペット保険がいらないのは保険料が高いから?加入状況を調査!『ペット保険比較のピクシー』

保護猫・保護犬で年齢が不明でもペット保険に加入できる?

保護猫・保護犬で正確な年齢が不明な場合でも、推定年齢を確認することでペット保険に加入できます。

 

この章では、推定年齢を確認する方法や注意点を解説いたします。

 

動物病院でペットの推定年齢をチェック

ペットの正確な年齢がわからない場合は、動物病院で推定年齢を診断してもらう必要があります。

ペット保険に加入した際は、動物病院に対して年齢を確認される場合があるので、推定年齢は正確に告知してください。

 

ちなみにペット保険に申し込む際は、年齢だけでなく「月・日」まで記載が必要です。

「月・日」については比較的自由に設定することができるペット保険会社が多いので、各ペット保険会社のルールをご確認のうえ「家族に迎えた日」や「お迎えした月の1日」など、覚えやすいものに設定するのがおすすめです。

 

ペットの年齢詐称にならないよう注意 

年齢を詐称すると、次の3つのようなリスクがあります。

  • 保険金が支払われない
  • 強制的に保険を解約させられる
  • 詐欺罪に問われる可能性がある

嘘をついて加入できたとしても、肝心なときに治療費を負担してもらえなければペット保険に加入する意味がありません。

正しい年齢の告知は、飼い主さまの義務です。

故意ではなく、うっかり間違えた年齢を告知してしまうこともないように注意しましょう。

関連記事:ペット保険の告知はバレる?バレない?告知義務違反をしたらアウト?

【Q&A】ペット保険の年齢にまつわるよくある質問!

この章では、ペット保険の年齢にまつわる質問に回答していきます。

 

ペット保険は年齢で補償内容が変わる?

年齢によって保険料は変わりますが、補償内容が変わることは基本的にありません。

高齢になっても、契約時に選択したプランで補償されます。

補償内容そのものは保険会社やプランによって大きく異なるので、加入するペット保険を選ぶ際は、あなたのペットに最適な補償内容の商品を選びましょう。

もし補償内容を変更したくなったら、変更できるか確認したうえで、更新のときに変更してください。

※補償内容の変更については、各保険会社の重要事項説明書や約款をご確認ください。

 

ペット保険の更新に年齢制限はある?

ペット保険の更新には、年齢制限を設けていない保険会社がほとんどです。

この場合は終身で加入でき、高齢ペットの飼い主さまも安心です。

 

基本的に契約期間は1年で、解約しなければ翌年も自動で更新されるので面倒な手続きは必要ありません。

ただ、まれに継続可能な年齢に上限を設けている保険会社もあるので、加入する前にチェックしておいてください。

 

年齢以外の理由で更新できないペット保険もあるって本当? 

年齢以外の理由で更新できないケースはあります。

具体的には、次の5つです。

  • 保険会社が指定する病気にかかった場合
  • 補償の限度額を使い切った場合
  • 保険料が支払われていない場合
  • 告知義務違反があった場合
  • 飼い主によるペットへの虐待が疑われる場合

最初の「病気にかかった場合」以外は、飼い主さま次第で更新拒否をさけられます。

更新できずに慌てて乗り換える事態にならないためにも、注意しましょう。

関連記事:ペット保険の終身とは?慢性疾患になると継続拒否されて更新できないの?

高齢のペットでも入れるペット保険はある?

若いころと比べると選択肢は少なくなりますが、高齢のペットでも入れるペット保険はあります。

 

アニコム損保「どうぶつ健保しにあ」

アニコム「しにあ」

アニコム損保の「どうぶつ健保しにあ」は、加入年齢に上限がありません。

高齢のペットでも加入できる魅力的なペット保険です。

ただし、8歳以上の犬・猫が対象なので注意してください。

そのほかの特徴は、次の5つです。

  • アニコム損保対応の動物病院なら窓口精算できる
  • 手ごろな保険料
  • 補償割合が50%か70%と2つのプランがある
  • 通院は補償されない
  • 付帯サービスが充実している

関連記事:アニコム損保のペット保険とは?口コミ、メリット・デメリットを徹底調査!

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

アイペット損保「うちの子」

 

アイペット損保うちの子

アイペット損保「うちの子」は、12歳11か月まで新規で加入できます。

待機期間がなく、最短1か月で補償が開始されるのがうれしいポイントです。

そのほかの特徴は、次の5つです。

  • アイペット対応動物病院なら窓口精算できる
  • 犬は12歳、猫は9歳から保険料が定額になる
  • 補償割合が50%・70%の2つのプランがある
  • 通院・入院・手術を補償
  • 付帯サービスが充実している

関連記事:アイペット損害保険株式会社の口コミは?メリット・デメリットや評判も隠さず解説

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

ペット保険の保険料は年齢ごとに値上がりする?注意点は?

ペット保険の保険料は値上がりする?

年を重ねるほど病気のリスクが上がるため、多くのペット保険では年齢が上がるにつれて保険料も高くなります。

しかし、高齢になり保険料の支払いが難しくなったからといって、ペット保険を乗り換えるのは難しくなります。

さらに、保険料の上り幅や上がり方は、それぞれ保険会社によって異なります。

 

高齢時の保険料を終身で払い続けられるかどうか、事前によく確認しましょう。

年齢が上がっても保険料が値上がりしないペット保険はある?

年齢が上がっても、保険料がまったく上がらないというペット保険はありません。

ただし、一定の年齢から保険料が上がらない、または値上がりが緩やかな保険は多くあります。

ペット保険の中でも、犬・猫ともに10歳から保険料が変わらないペット保険は次のとおりです。

※今後の商品改定や保険料率の見直し等により、保険料が変更となる場合があります。

まとめ│ペット保険に加入できる年齢かどうかをよく確認しよう!

この記事では、ペット保険と年齢の関係について紹介しました。

最後にもう1度、この記事のポイントをまとめます。

  • 多くのペット保険では新規加入に年齢制限がある
  • 年齢が不明なペットでも保険に加入できる
  • 基本、契約更新には年齢制限がない

ペット保険に加入するベストなタイミングはありませんが、少しでも高額な治療費の支払いに不安があるのなら、早めの加入を検討しましょう。

また、ペット保険選びに迷ったらこちらの記事も参考にしてください。

関連記事:ペット保険の選び方とは?ゼロからわかる犬猫の保険ガイド!

 

ペット保険比較のピクシーにはペット保険についての記事も多数ございますので、どうぞご覧ください。
また保険選びで迷われている方は、保険料補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」も参考になさってください。

 

株式会社FPC:PX-KY240924-048(25.04)、アイペット損害保険株式会社:募2407-121(26.06)

木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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