ペットに人気の鳥

鳥は、ふわふわの羽毛とかわいらしいフォルムで、近年ペットとしての人気が上昇しています。

野性も含めると、世界には約9000種類の鳥がいるといわれていますが、その中でペットとして飼える鳥はどんな種類があるのでしょうか?

 

この記事では、ペット向きの鳥や、マンションで飼いやすい鳥をランキングでご紹介します。鳥の飼い方に必要な知識も解説しますので、ぜひ迎え入れの際に参考にしてください。

【この記事でわかること】

  • “シマエナガ”が飼える!?似ている鳥を調査!
  • 人になつきやすいインコ3選!
  • ペットにおすすめな鳥の寿命・値段から鳴き声まで
  • ペット”不可”の物件で鳥は飼えるのか?
  • 文鳥飼いさんに聞いた小鳥の魅力!

【ペット保険比較のピクシー】では犬と猫の人気ペット保険おすすめランキングもご紹介しております。
まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考にされてください。

目次

鳥をペットとしておすすめする理由は?

鳥をおすすめする理由

たくさんのペットがいる中、鳥との暮らしをおすすめするのには理由があります。

まず挙げられるのが、鳥は想像以上に愛情深く、飼い主さまに対して存分に愛情表現をしてくれるという点です。

特にインコなどの小鳥はなつくことが多く、コミュニケーションが飼育のポイントでもあります。また、日ごろのお世話は掃除と餌の交換が基本で、比較的手間がかかりません。

犬や猫と比べると、販売価格が安いという購入時のメリットもあります。総合的にみても、鳥はペット向きな面が多いのです。

ペットとして飼える鳥一覧をまるっと紹介!

鳥といえば、みなさんはどんな種類を思い浮かべますか?インコなどの小鳥から大型のオウムやフクロウまで、自宅で飼える鳥の種類はさまざまです。

この章では、ペットとして飼える代表的な鳥一覧をご紹介します。

インコ セキセイインコ
コザクラインコ
サザナミインコ
ウロコインコ

オウム(ヨウム)

オカメインコ
タイハクオウム
キバタン

スズメ

文鳥
カナリア
キンカチョウ

そのほか

シロフクロウ
メンフクロウ
ニワトリ
アヒル
ウズラ

 

こんな珍しい鳥は飼える?

鳥は、野鳥なども含めると驚くほどたくさんの種類が生息しています。実は、図鑑でみるような珍しい鳥でもペットとして飼える種類がいることをご存じでしょうか。

現在、日本で飼育できる珍しい種類はこちらです。

ペットとして飼える珍しい鳥
ペンギン
ウグイス
フラミンゴ
チャボ
ウコッケイ
カルガモ
オオタカ
チョウゲンボウ(ハヤブサ)
イヌワシ
ハリスホーク

また、以下のような鳥は、法律によりどんな条件でも飼育が禁止されているため、飼うことはできません。

  • シマエナガ
  • ハクトウワシ
  • クマタカ

飼育可能な種類でも、基本的に野鳥は捕獲や飼育が禁止されていますので注意しましょう。

ペットに鳥を飼うなら?値段は安い?どこで販売しているの?

鳥をペットとして迎え入れる場合、初期費用として生体の購入費用がかかります。

犬や猫に比べると、比較的安価で購入できる品種が多く、価格の相場は以下のとおりです。

  • インコや文鳥などの小鳥:1,000円代~
  • フクロウなど大型の猛禽類:10万円代~

ただし、同じ品種でも、カラーや人なれの度合いで価格は大きく変動します。

希少性によっても値段は変動し、大変珍しいスミレコンゴウインコは、1,000万円近い値がつくこともあるそうです。

 

鳥を販売している場所一覧

鳥を購入できる場所はペットショップやブリーダーサイトなどいくつかあります。主な販売元は、以下のとおりです。

  • 鳥販売の専門店
  • ペットショップ
  • ホームセンター
  • 通販サイト
  • 里親募集サイト
  • ブリーダーサイト

それぞれに特徴がありますが、できるだけ飼育環境がわかる店舗やWebサイトのほうが安心です。

鳥飼育の初心者さんは、飼育法についての直接質問ができるというメリットがありますので、鳥に詳しい店員さんがいる店舗を選ぶことをおすすめします。

小鳥の選び方とポイント

購入時の鳥の健康状態は、その後の寿命に直接影響します。

そのため、小鳥を購入する際にはきちんと健康な個体を見極める必要があります。注目すべきは、次のようなポイントです。

  • 活動的で、鳴き声が大きい
  • 目に輝きがある
  • 羽の艶があり、粘膜や脚もきれい
  • 幼鳥の場合は食欲があること

鳥は、飼育環境によって体調不良になることが多い動物です。お店選びは慎重に行い、安心できる購入先を探しましょう。

ペット保険比較のピクシーにはペット保険についての記事も多数ございますので、安心して保険をお選びいただけます。
保険選びで迷われている方は、保険料補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」も参考にされてください。

【Q&A】鳥の選び方に関する11の質問に答えます!

鳥のQ&A

ペットにする鳥を選ぶ際には、いろいろな観点から種類を検討することができます。以下のよくある質問について、お答えしていきます。

  • 日本で1番飼われている鳥は?
  • 平均寿命が長い鳥は?
  • 初めて鳥を飼う人におすすめの鳥は?
  • 人になつきやすいインコは?
  • かわいい丸い鳥をペットにしたい!おすすめの種類は?
  • シマエナガに似ている鳥でペットにしやすいのは?
  • スズメに似た鳥でペットにしやすいのは?
  • 鳴かない鳥の方がペットに向いているの?
  • 飛ばない鳥の方がペットに向いているの?
  • 大きい・大型の鳥でペットに向いているのは?
  • 1番小さい鳥でペットに向いているのは?

 

日本で1番飼われている鳥は?

正確なデータはありませんでしたが、国内でペットとして飼われている鳥の中で、最も飼育数が多いのはインコだといわれています。中でもセキセイインコやオカメインコは、常に人気ランキングの上位を占める品種です。

種類やカラーが豊富なこと、人間によくなつくことなどが人気の要因になっています。

 

平均寿命が長い鳥は?

平均寿命の長い鳥の例として、フラミンゴやペリカンなどが挙げられます。

鳥の平均寿命は、大きくなるにつれて長くなる傾向があるようです。

また、ペットで飼える種類で長生きするといわれているのは大型のフクロウです。

 

初めて鳥を飼う人におすすめの鳥は?

はじめて鳥を飼うという人は、小型のインコや文鳥を検討してみてください。インコや文鳥には、以下のようなメリットがあります。

  • 種類やカラーが豊富
  • 価格が安い
  • お世話がしやすい
  • 手乗りになる可能性がある
  • なつきやすい

また、飼育の情報や飼育用品も豊富なため、初心者でも安心です。

 

人になつきやすいインコは?

前述した小型のインコの中でも、特に人になつきやすい種類がいます。

  • コザクラインコ
  • セキセイインコ
  • ボタンインコ

上記の3種類は、飼い主さまへの愛がとても強く愛情表現豊かで、コザクラインコはラブバードとも呼ばれています。寂しがり屋な一面もあるため、コミュニケーションを重視して飼育しましょう。

 

かわいい丸い鳥をペットにしたい!おすすめの種類は?

鳥の魅力といえば、かわいいフォルムです。丸くて小さい鳥を飼いたいと思っている方は、ジュウシマツやカナリアを検討してみてください。

手乗りやおしゃべりをしたい場合は、小型のインコもおすすめです。

 

シマエナガに似ている鳥でペットにしやすいのは?

野鳥のシマエナガは、鳥の中でダントツの人気を誇っています。しかし、シマエナガは飼育することができませんので、似た種類の鳥をご紹介します。

シマエナガの白くてモフモフとした特徴に似ているのは、白文鳥です。また、小型のインコであるセキセイインコやコザクラインコは体格が似ていることからおすすめです。

 

スズメに似た鳥でペットにしやすいのは?

スズメは、言わずと知れた身近な鳥です。スズメに似ていて、自宅で飼える鳥はいるのでしょうか?

スズメのように、野鳥的な要素もありつつかわいらしい見た目の鳥でしたら、ジュウシマツやキンカチョウがいます。また、小型で飼いやすい鳥として文鳥もおすすめです。

 

鳴かない鳥のほうがペットに向いているの?

美しい鳴き声は、鳥の飼育の醍醐味(だいごみ)です。しかし、騒音が気になる集合住宅では鳴き声が少なく、うるさくない種類を選ぶほうが安心かもしれません。

どうしても鳴き声が気になる方は、ぜひハリネズミや爬虫類などの小動物も検討してみてください。

関連記事では、小動物も対象に飼いやすいペットをランキング形式でご紹介しています。

関連記事:【TOP10】飼いやすいペットランキング!初めてのペットに最適!

 

飛ばない鳥のほうがペットに向いているの?

現在ペットとして流通している種類は、飛ぶ鳥がほとんどです。

しかし、天井が低く、放鳥する空間スペースがないなど、放鳥ができない場合は飛ばない鳥のほうが向いているかもしれません。

飛ばない鳥の代表格はアヒルで、飼育の難易度は大変上がりますが、ペンギンやダチョウなども飛ばない鳥に含まれます。

 

大きい・大型の鳥でペットに向いているのは?

見た目に迫力がありかっこいい大型の鳥類でも、きちんと準備をすればペットにできます。たとえば、オカメインコやヨウム、メンフクロウなどは身近で手に入りやすい種類です。

大型の鳥は長生きする傾向にありますので、一緒にいられる期間が長いというメリットもあります。ただし、鳴き声は大きいので注意しましょう。

 

1番小さい鳥でペットに向いているのは?

ペットとして飼いやすい種類で最小級なのは、約9㎝のベニスズメや約10㎝のキンカチョウです。ベニスズメは広く流通はしていませんので、キンカチョウのほうがペット向きといえるでしょう。

また、世界最小のマメハチドリは野鳥ですので飼育することはできません。

 

【口コミ・体験談】ペットとしての小鳥の魅力とは?

文鳥を飼っていた経験から小鳥の魅力をお話しします。小鳥は、繊細な生き物ですので実際に飼うと大変なこともあります。まず、トイレなどのしつけはできないのでこまめな掃除が必要です。また、誤飲などを防ぐための対策が必要でした。それでも、かわいらしい見た目と鳴き声が鳥好きにはたまらない癒しです。最初は控えめでも、なれてくると甘えてくれるところもとてもかわいくて仕方ありませんでした。

【TOP10】ペットにおすすめな鳥ランキング

鳥は、種類が豊富で性格や見た目もさまざまです。この章では、その中でも特にペットにおすすめな鳥をランキング形式でご紹介していきます。

 

【第1位】セキセイインコ

セキセイインコ

セキセイインコは、言わずと知れた人気の鳥です。人なつこくおしゃべりが上手で、初心者向きの鳥でもあります。ただし、しっかりとコミュニケーションをとらないと、寂しさからストレスをためてしまうほどの甘えん坊です。

普段から積極的に意思疎通をはかりましょう。

値段・価格
1,500~20,000円
外見の特徴
小型でコロンとしたフォルム
ノーマルグリーン・ノーマルブルー・オパーリン・レインボー・ハルクイン・ルチノーほか5000種程度
大きさ 18~20㎝
寿命 5~10年
性格
好奇心旺盛 甘えん坊
鳴き声 ピイーピイー
 

【第2位】文鳥(ブンチョウ)

文鳥といえば、ピンク色のクチバシがチャームポイントの小鳥です。

基本的には人に友好的で、小鳥のころから飼うことで手乗りにもなります。しかし、突然不機嫌になるなどマイペースな一面をのぞかせることもあるようです。遊ぶことは好きですので、ご機嫌なときはたくさん遊んであげましょう。

値段の相場は2,000~10,000万円程度で、高額になりやすいのはシルバー文鳥です。

値段・価格 2,000~10,000万円
外見の特徴 ピンク色のクチバシ
ノーマル・白・シナモン・シルバー
大きさ 14~15㎝
寿命 8~10年
性格 活発 マイペース
鳴き声 ピチッ チッ
 

【第3位】オカメインコ

オカメインコ最大の特徴は、チークをつけたような頬の模様と頭の冠羽(かんう)です。

優しく控えめな性格で、人なれもしやすい鳥としても知られています。おしゃべりの上達が早く歌を歌う個体もいます。とても甘えん坊ですので寂しいというサインを見逃さないようにしましょう。

値段・価格 2~4万円
外見の特徴 チークのような模様・冠羽
ルチノー・ホワイトフェイス・シナモン・ファロー・シルバー・パイド・パールなど18種程度
大きさ 30~35㎝
寿命 15~25年
性格 控えめ 寂しがり屋
鳴き声 ピュイッ ピッピ―
 

【第4位】カナリア

カナリアは、透明感のある鳴き声が特徴の小鳥です。

おしゃべりはしませんが、鳴き声に癒されるという声も多くあります。

野鳥感の残る鳥ですので、警戒心が強く過度なスキンシップは好みません。しかし、毎日のお世話をとおして手乗りになる子もいるようです。

留守番が多くなるという方や、初心者でも飼いやすい品種です。

値段・価格 1~2万円
外見の特徴 単色の種類が多い・小型
レモン・白・赤・リザードなど
大きさ 11~20㎝
寿命 7~10年
性格 クール 警戒心がある
鳴き声 ピイ ピピピ
 

【第5位】サザナミインコ

サザナミインコは、波模様の羽とどっしりとした体系が特徴の中型インコです。

性格はやさしく穏やかで、人にも友好的なため人気急上昇中の品種です。

臆病な面も考慮して、ゆっくりなれさせるのが早く仲良くなる秘訣です。くぐもったような声質をもち、鳴き声はあまり響きません。

値段・価格 1万5千~4万円
外見の特徴 どっしりとした体形・大きな目
ノーマルグリーン・ダークグリーン・オリーブ・ルチノー・ターコイズ・コバルト・モーブ・クリームイノなど
大きさ 約15㎝
寿命 10~12年
性格 穏やか 臆病
鳴き声 キュッ プイプイ
 

【第6位】コザクラインコ

コザクラインコは、体と顔周りの羽色が異なる特徴的な見た目をした鳥です。

飼い主さまに対して強い愛情を示し、愛情深いがゆえにやきもちや欲求が行きすぎてしまうこともあります。

鳴き声は大きめで、よくとおる声をしています。

値段・価格 1~4万円
外見の特徴 顔周りの羽
ノーマル・ダークグリーン・オリーブ・オーストラリアンシナモン・アメリカンイエロー・ルチノー・アルビノ・ホワイトフェイスなど36種程度
大きさ 10~15㎝
寿命 10~15年
性格 愛情深い 遊び好き
鳴き声 ピピピピ チッチッ
 

【第7位】キンカチョウ

キンカチョウはオレンジ色のクチバシが特徴の小鳥です。

穏やかな性格ですので、飼い方によっては手乗りになることも可能です。しかし、過度なスキンシップはストレスを与える原因になるため、根気よくなれるのを待ちましょう。少し変わった鳴き声の持ち主で、猫のような声を出すといわれてます。

値段・価格 3,000~5,000円
外見の特徴 オレンジ色のクチバシ 
ノーマル・パイド・ペンギン・フォーン・ライトバック・ライトバックフォーンなど
大きさ 10~11㎝
寿命 5~7年
性格 穏やか 臆病
鳴き声 ピピピピ ニャアニャア
 

【第8位】ジュウシマツ(十姉妹)

ジュウシマツの特徴は、小さな体とピンク色のクチバシです。多頭飼いに向いていて、鳥同士の争いが少ないことがジュウシマツという名前の由来でもあります。

人に甘えるようなことはなくとも、性格が穏やかで鳴き声もかわいらしいため、ペット向きな鳥であるといえるでしょう。その性質から、自宅で繁殖にチャレンジすることも可能です。

値段・価格 2,000~5,000円
外見の特徴 小型・ピンク色のクチバシ
並(ノーマル)・白・小渕(白地にまだら模様)
大きさ 10~12㎝
寿命 6~8年
性格 穏やか 臆病
鳴き声 ピイーピイー ジュリジュリ
 

【第9位】ヨウム

オウムは、大型でおしゃべり上手な鳥として知られています。

その中でもヨウムはペット向きで、おとなしい性格で人に甘えるのが好きです。

普段の鳴き声はさほど大きくないため、ご近所が気になるという方にもおすすめできます。体が丈夫で長生きである点も、大型の鳥のメリットです。

値段の相場は40~60万円と、少し値が張ります。

値段・価格 40~60万円
外見の特徴 大型・お尻の羽に赤いポイント
ノーマル・コンゴ・コイネズミ
大きさ 30~33㎝
寿命 40~60年
性格 おとなしい 甘えん坊
鳴き声 ピィー フィフィー
 

【第10位】ウロコインコ

ウロコインコは、首元にウロコ模様の羽があることが最大の特徴です。

とても賢く好奇心旺盛で、おしゃべりを教えることもできるためペット向きの鳥です。

甘えん坊で、飼い主さまへの愛情表現は激しめな個体が多く、マメなコミュニケーションを必要とします。大きな声で鳴くことが多いため、集合住宅などでの飼育は注意しましょう。

値段・価格 5~10万円
外見の特徴 羽のウロコ模様
ノーマル・パイナップル・オパーリン・シナモン・ターコイズなど
大きさ 24~26㎝
寿命 10~30年
性格 好奇心旺盛 甘えん坊
鳴き声 ヴィーヴィ ピーピピ

【TOP3】マンションで飼いやすい鳥ランキング

マンションに住んでいて、鳥の飼育は騒音が気になるという方は多いのではないでしょうか。この章では、マンションでも比較的飼いやすい鳥をご紹介していきます。
これまであきらめていた方も、ぜひ参考にしてみてください。

 

【第1位】マメルリハ

マメリルハは、とても小型でカラー豊富な鳥です。

マンションで飼いやすい理由は、鳴き声が小さいことや、小型で飼育場所を確保しやすいことなどです。

性格はマイペースで、自分が決めたパートナーには強い独占欲をみせるためコミュニケーションは欠かせません。怒ると大きく口を開けて威嚇(いかく)する習性があります。

値段・価格 1万5千~3万円
外見の特徴 小型・ピンク色のクチバシ
グリーン・ルチノー・アメリカンホワイト・アメリカンイエロー・ブルー・アルビノなど50種以上
大きさ 13~15㎝
寿命 15~20年
性格 独占欲が強い 甘えん坊
鳴き声 ピッピッピッ
 

【第2位】サザナミインコ

サザナミインコは、おすすめランキングで5位にランクインした人気の鳥です。前述したとおり、サザナミインコの鳴き声はあまり響きません。

性格も穏やかであることから、マンションでの飼育にもおすすめです。

 

【第3位】ウスユキバト

ウユスキバトは、ペットとして飼える小型の鳩(ハト)です。

鳴き声が非常に小さく、手入れなども手軽という点でマンションの飼育に向いています。

オスとメスで比較すると、メスはひときわ静かだといわれています。観賞用の鳥で、人なれは期待できません。

 

ペット不可の物件で鳥は飼える?

マンションの中でも、ペット可の物件とそうでない物件があります。ペット不可の場合は、鳥も例外なく飼うことはできませんので覚えておきましょう。

ペット不可の物件でペットを飼うことで、周りの住人の迷惑になるだけでなく、結果的にはペットにも負担がかかることになってしまいます。また、契約書に詳細の記載がない場合は、管理会社に問い合わせをしてから飼育を始めるようにしてください。

【TOP3】一人暮らしでも飼えるおすすめな鳥ランキング

「鳥を飼ってみたいけれど、一人暮らしで心配」といった方は多いのではないでしょうか?そこで、一人暮らしでも飼えるおすすめの鳥3種類を解説します。

【第1位】文鳥

【第2位】アキクサインコ

【第3位】フクロウ類

文鳥は、鳴き声が小さく穏やかな性格です。あまり欲求が強くないためおすすめです。

アキクサインコもおとなしい性格でゆったりとしており、頻繁なふれあいは必要としません。

フクロウ類は、飼育のハードルは高くなりますが、あまり飼い主さまに執着しない性格のため、長時間の留守番をしても寂しがる可能性は低くおすすめです。

鳥の名前ランキング!ペットに付けたいのはどれ?

一緒に暮らす鳥が決まったら、ピッタリの名前を考えましょう。アイペット損保のペットにつけたい名前の人気ランキングから、3位までをご紹介します。

【第1位】さくら/ピー

【第2位】ゆず/そら

【第3位】ポポ/ピピ/ココ

さくら、ゆずなど、呼びやすく響きがかわいい和風な名前が人気のようです。

また、少し趣向を変え、以下のような海外風のおしゃれな名前もおすすめです。

  • アネラ(意味:天使)
  • レオン(意味:勇敢)
  • ベラ(意味:美しい)

ペットとして鳥を飼うときのポイント6選

鳥を飼うときのポイント

実際に鳥を飼う際には、事前に覚えておくべきポイントがあります。主な6つのポイントをご紹介します。

 

毎日の餌やり・お世話はマスト

毎日する鳥の世話は、餌の交換と掃除です。鳥は基本的にあまり世話がかかりませんが、この2つはかならず忘れずに行いましょう。

餌は、食べ残しを確認し、できるだけ新しいものに交換します。また、床材の交換と糞の掃除は1日1回以上行い、1か月に1回はケージ全体の水洗いをしてください。

鳥は温度変化に敏感ですので、一緒に温度の確認もすると安心です。

 

なつくには時間がかかることを覚悟

鳥は、手乗りになったりおしゃべりをしたりと、人になつく印象が強い動物です。しかし、すぐに理想どおりになれてくれるわけではありません。

鳥になついてもらいたいときは、以下のようなことに心がけて飼育しましょう。

  • 無理に触らない
  • 驚かせない
  • 毎日身の回りの世話をする
  • 根気良く話しかける

また、小鳥から飼うと、なれるまでの時間が短くなる傾向があります。

 

放鳥中の糞対策や注意点

放鳥とは、鳥がケージから出て自由に飛び回る時間のことです。毎日の習慣として、15分~1時間程度行います。

ただし、放鳥中には事故が起こりやすくなります。誤飲、逃走、衝突には十分に注意してください。

また、放鳥中の糞の問題に関しては部屋の中に鳥が休憩できる場所を作ることをおすすめします。すぐには難しいかもしれませんが、なれてくればその場所で糞をすることも可能です。

 

鳥用ペットヒーターの火事ややけどに注意!

鳥の飼育では、どんな種類にもヒーターが必需品となります。なぜなら、鳥は全般的に寒さに弱いためです。

また、具合が悪くて体温が下がっているときにも使用しますので、かならず準備しておきましょう。ただし、ヒーター使用によるトラブルに注意してください。

たとえば、インコのやけどやコードの破損による火事などです。次のような対策法で事故を防ぐことができます。

  • ヒーターをケージの外側に取り付ける
  • 夜はエアコンで調節する
  • いたずら対策のついたヒーターを選ぶ

 

ペットの鳥が逃げたときの対処法

鳥が迷子になるトラブルは、残念ながら頻繁に起こっています。実際にそういった場面に遭遇したら、まずは冷静になって対処しましょう。

逃げてすぐに追いかけられる場合は、虫取り網とキャリーケースをもって捜索にうつります。迷子になってから時間がたっている場合や、見つからなかった際は以下の対策をしてください。

  • 警察、保健所に相談
  • チラシやネットに捜索願を出す

鳥は、思ったよりも遠くへ飛ぶこともあります。そのため、少し離れた場所でも探せる方法が効果的です。

 

鳥の一時預かりや宿泊できるペットホテル

鳥の飼育中に「インコを一時的に預かってもらいたい」といったときには、どのように対策するのがよいのでしょうか。鳥にとって、たとえ飼い主さまと一緒であっても、旅行や長期の外出はストレスになります。

 

そのため、飼い主さまが長期で不在になる場合は事前に安心できる対策を考えておきましょう。

まず、鳥用のペットホテルを利用する方法です。数は多くありませんが、鳥の販売店や病院がホテルを併設している場合があります。また、自宅近くに知り合いがいれば、お世話をしに自宅まで来てもらうというのも一つの方法になります。

鳥をペットとして飼育するのに必要ものは?

鳥のお迎えの際は、事前にグッズの準備が必要になります。まず、お迎え時に準備しておきたいグッズはこちらです。

  • ケージ
  • 止まり木
  • 水入れ
  • 餌入れ
  • 保温器具

上記は最低限必要なグッズで、このほかにも体重管理のためのスケールや挿し餌の容器などもあると便利です。また、餌や床材は毎月購入し、エアコンの電気代なども飼育費として視野に入れておきましょう。

鳥がかかりやすい病気やケガは?

鳥は、特有の病気を発症しやすい動物です。早期治療を行うためにも、飼い主さまは病気について知っておくことが重要となります。

代表的な病気は以下の10種類です。

  • そのう炎
  • 毛引き症
  • 卵詰まり
  • メガバクテリア症
  • PBFD
  • ビタミンB1欠乏症
  • 疥癬症(かいせんしょう)
  • オウム病(クラミジア感染症)
  • 鳥インフルエンザ

鳥の病気の特徴は、ストレスによる発症が多く、飼育環境の悪化も原因になりやすいことです。また、飼いはじめてから飼い主さまが鳥アレルギーを発症する事例もあります。

鳥のペット保険は必要?

ペット保険は、予期せぬケガや病気に対する備えです。受け入れは犬や猫が主流となりますが、鳥もペット保険に加入することができます。

鳥は体調不良を周りにさとられないようにする習性があり、ケガも多いため加入を検討しておくと安心です。検査費や手術費などの高額治療のほか、通院費用も補償されるプランもありますので、病気の早期発見にもつながるでしょう。

鳥が加入できるペット保険から、アイペット損保とアニコム損保の2社を紹介します。口コミや評判をまとめた関連記事もぜひご覧ください。

 

アイペット損保「うちの子キュート」

アイペット損保の「うちの子キュート」は、ペットショップで加入できる保険です。迎え入れの日から補償開始となる点が最大のメリットで、なれない環境での体調不良にも対応できます。

また、アイペット対応動物病院であれば、その場で自己負担額のみを支払う窓口精算が利用可能で、保険金の請求手続きが必要ありません。70%プランに加入すると、総額は122.4万円と手厚い補償になります。

関連記事:アイペット損害保険株式会社の口コミ・評判は?特長やプラン、メリット・デメリットを紹介

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」

アニコム損保の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は、「どうぶつ健保」対応病院であれば、ペットの保険証を持参するだけで窓口精算が利用できます。また、3歳11か月まで新規加入が可能で、一度契約すると終身で継続ができる点も大きなメリットです。

70%補償のプランでは、最大14万円の手術補償を受けることができて、大きな病気にも安心して対応できるでしょう。

関連記事:アニコム損害保険株式会社の口コミとは?特長、補償プラン、メリット・デメリットも解説!

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しい補償内容は、各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

まとめ│ペットを迎えるなら鳥もおすすめ

たくさんの鳥をご紹介してきましたが、お好みの鳥は見つかりましたか?鳥は、個性があふれていて癒しを与えてくれるすばらしいペットであることがわかりました。

種類も性格もさまざまで、愛鳥に出会うまでにもたくさんの楽しみがあることでしょう。今回ご紹介した中で気になった種類がいた方は、ぜひ鳥の迎え入れを検討してみてください。

※このランキングは「ペット保険比較のピクシー」が独自の調査をもとにまとめたものです。飼いやすさについては動物の個体差もありますので、ランキングはあくまで参考程度にご覧ください。
※口コミ・実体験は飼い主さまの感想や主観に基づくものであり、回答内容に反しない範囲で、誤字・脱字・表現などを整えて掲載しております。
※保険商品の詳しい補償内容は重要事項説明書をご覧ください。

 

アイペット損害保険株式会社:募2407-103(26.06)、アニコム損害保険株式会社:W2408-000625

木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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