飼いやすいペットランキング

「初めてペットを飼うけど、どんな動物がいいの?」

「一人暮らしでも飼えるペットはいるの?」

このように初めてのペット選びに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、初心者でも飼いやすいペットを特徴や魅力を含めてご紹介します。

【この記事でわかること】

  • 最も飼いやすいのはどんな動物?
  • 実際に飼っている飼い主さまの声も紹介!
  • マンションでも飼えるのはどんなペット?
  • 一人暮らしでも飼える犬種や猫種
  • 飼育初心者でも安心!犬や猫の飼い方
  • 初めてペットを飼うときに気をつけたいこと

【ペット保険比較のピクシー】では人気ペット保険おすすめランキングもご紹介しております。
まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考にされてください。

目次

【TOP10】初心者でも飼いやすいペットランキング!

まずは、ペットを飼うのが初めての方でも飼いやすい動物をランキング形式で10種類紹介します。動物の特徴や魅力、飼うときのポイントなども紹介しますので、ぜひペット選びの参考にしてみてください。

 

【第1位】ハムスター

ハムスター

飼いやすさ ★★★★★
販売価格・値段 約1,000~2,000円
その他初期費用 約5,000~1万円
月間飼育費用 約1,500円
平均寿命 約2~3年
購入できる場所 ペットショップ
人気の種類 ゴールデンハムスター

ハムスターは、ほお袋を持つネズミの仲間です。見ているだけで癒される丸いフォルムと可愛らしい仕草が魅力です。

ハムスターは、ほとんど鳴くことはありません。お世話はご飯と水の用意、ケージの掃除など比較的簡単に行えます。

飼育する際にはケージや回し車、給水器、トイレ、巣箱、食器などが必要です。ケージを置く場所として、約60×45cmのスペースは確保しましょう。

ハムスターは夜行性で、寿命が約2~3年と短いことを知っておきましょう。暑さ寒さに弱いため、室温管理も大切です。

飼い主さまの声

ハムスターの魅力は、とぼけたような表情、丸いお尻と小さなしっぽ、小さいながら肉球があるところです。小さな手でご飯を持ってちまちま食べるところや、一生懸命毛づくろいしているところを見ると、とても可愛く感じます。脱走したがるので、脱走しないように出入り口をガムテープで塞ぎました。また、室温管理に気を付けないと、夏は暑くてぐったり、冬は寒くて冬眠(仮死状態)になってしまいます。夜行性で人間が寝るような時間に活発に動くので、気になる人だと眠れないことがあるかもしれません。

 

【第2位】ハリネズミ

ハリネズミ

飼いやすさ ★★★★★
販売価格・値段 約1万5,000~4万円
その他初期費用 約1万5,000円
月間飼育費用 約4,000円
平均寿命 約3~4年
購入できる場所
ブリーダー/ペットショップ
人気の種類 ヨツユビハリネズミ

ハリネズミは、背中がトゲのような鋭い毛に覆われているのが特徴です。つぶらな瞳とずんぐりとした体型に魅力を感じている飼い主さまも多いようです。

鳴き声はほとんど発しません。お世話は、温度管理をしっかりしていれば、ご飯とケージの掃除のみと簡単です。

飼育には、ケージ、回し車、巣箱、給水器、トイレ、食器などを準備しましょう。飼育スペースは、60×45cmほど必要です。

ハリネズミは夜行性で、おもちゃで遊ばない動物です。飼い主になつかない場合もあると知っておきましょう。

飼い主さまの声

ハリネズミの魅力は、なんといっても“可愛らしいフォルムと動き”です。ぽてぽて歩く姿や、もちゅもちゅ食べる仕草はハリネズミ特有の可愛さで、飼い主との信頼関係ができていくにつれて、コミュニケーションが取れるようになるところが飼育の楽しさでもあります。飼育面では、温度や湿度、衛生環境など配慮すべきポイントがいくつかありますが、ハリネズミは一人暮らしでも飼いやすく、日常に癒しを与えてくれる存在でした。

 

【第3位】フェレット

フェレット

飼いやすさ ★★★★
販売価格・値段 約3万~5万円
その他初期費用 約4万円
月間飼育費用 約5,000円
平均寿命 約6~8年
購入できる場所 小動物専門店
人気の種類 パスバレーフェレット

フェレットは、胴長短足の体型が特徴的なイタチ科の動物です。遊び好きな性格をしており、コミュニケーションをとりやすいのが魅力です。

鳴き声は小さいため、響くことはありません。お世話は、ご飯やケージ掃除のほかにシャンプーなどのお手入れが必要です。

ケージ、トイレ、ハンモック、給水器、食器などを飼育の際に準備しましょう。60×45cmのスペースがあればケージを設置できます。

フェレットには噛み癖と穴掘り癖があります。家具や床などを傷つける可能性があるので、注意しましょう。

飼い主さまの声

フェレットがハンモックなどで丸まって寝ている姿や、テンションが上がった時にしかみられないフェレットジャンプは、ほかの動物にはない魅力があります。部屋に1~2時間開放するだけで散歩はいらず、鳴き声も小さく近所迷惑にはなりません。ただ、ミミダニが発生しやすいので、耳掃除を週1から月1程度する必要があります。また脱走するとどこにいるか分からないくらいの隙間に入っているので、探すのが大変です。

 

【第4位】猫

猫

飼いやすさ ★★★★
販売価格・値段 約10万~50万円
その他初期費用 約5万~6万円
月間飼育費用 約1万円
平均寿命 約15年
購入できる場所 ブリーダー/ペットショップ/保護団体
人気の種類 スコティッシュフォールド/アメリカンショートヘア

癒し系のペットとして人気の高い猫は、ツンデレな性格や可愛い仕草で飼い主さまを魅了しています。

鳴き声はやや大きいため、近所に響かないように対策が不可欠です。毎日のご飯やお手入れのほかに、おもちゃでの遊びも必要です。

猫の飼育には、ケージ、トイレ、給水器、食器、猫砂などを最低限用意しましょう。猫はケージに閉じ込めず、家の中を自由に歩けるように環境を整えることをおすすめします。

猫は長生きすると20年近く生きます。最後まできちんとお世話ができるか考えてからお迎えしましょう。

飼い主さまの声

うちの猫は呼べば来るし、お風呂、トイレ、キッチンなどどこに行くのもついてきます。しれっと膝の上に座ってきたり、寝るのが分かると我先に布団へ寝ころび撫でられ待ちしたりしてるのが、本当にかわいくて飼っていてよかったと思います!多頭飼いをしているため、猫の毛質や毛量によりブラッシングの頻度やコームの種類も変えて、毛玉ができないようにしています!顎ニキビができやすいので顎や、耳を掃除するようにしているのと、猫じゃらしやキャットタワーで運動不足も防いでいます!

 

【第5位】モルモット

モルモット

飼いやすさ ★★★★
販売価格・値段 約4,000~6,000円
その他初期費用 約1万5,000円
月間飼育費用 約5,000円
平均寿命 約5~8年
購入できる場所
ペットショップ/ブリーダー
人気の種類
イングリッシュモルモット/クレステッドモルモット

モルモットは、「テンジクネズミ」を家畜化した動物で、現在ペットとして注目を集めています。丸いフォルムに表情表現が豊かな点がモルモットの魅力です。

モルモットは、感情を表現するときによく鳴きます。お世話はご飯やケージの掃除、ブラッシングなどのお手入れを行います。

ケージ、給水器、トイレ、食器、巣箱などの飼育用品が必要です。体が小さいため、広い飼育スペースがなくても飼育可能です。

モルモットは臆病な動物です。大きな音を立てたり、乱暴に触ったりしないことが大切です。

 

【第6位】うさぎ

うさぎ

飼いやすさ ★★★
販売価格・値段 約5,000~10万円
その他初期費用 約2万円
月間飼育費用 約3,500~6,000円
平均寿命 約8年
購入できる場所
うさぎ専門店/ペットショップ
人気の種類 ネザーランドドワーフ/ホーランドロップ

うさぎは、ヨーロッパに生息する「アナウサギ」を品種改良して生まれました。体臭が少なく、くりっとした目にふわふわのしっぽが魅力です。

うさぎはほとんど鳴くことはありません。お世話は、ご飯とケージ掃除、ブラッシングなどのお手入れと比較的簡単です。

うさぎの飼育にはケージ、給水器、食器、トイレ、ブラシなどを用意しましょう。ほかの小動物に比べて体が大きいため、広めの飼育スペースが必要です。

オスのうさぎは縄張り意識が強く、マーキングする可能性があるので注意しましょう。

飼い主さまの声

うさぎの1番のチャームポイントは“ふわふわの毛並み“です。他にも、牧草を一生懸命食べる姿や、大あくびした後に豪快に寝転がる姿もとっても可愛いです。うさぎは声帯がないため鳴き声がなく、マンションでも飼いやすいです。気をつけるポイントは部屋の適度な温度調節となります。外での散歩は必須ではなく、お部屋で散歩をする「部屋んぽ」で十分運動不足は解消されます。うさぎはどんな時も癒しをくれる存在で、安心した寝顔を見ると幸せな気持ちになれます。

 

【第7位】インコ

インコ

飼いやすさ ★★★
販売価格・値段 約3,000~2万円
その他初期費用 約1万~2万円
月間飼育費用 約3,000円
平均寿命 約10年
購入できる場所 ペットショップ
人気の種類 セキセイインコ/オカメインコ

インコは、コミュニケーションがとりやすい動物です。華やかな見た目とフレンドリーな性格で人気があります。

種類によっては、大きな声で鳴きます。主なお世話はご飯やケージ掃除などです。ヒナから飼育する場合、1日に複数回の挿餌が必要です。

鳥かご、止まり木、食器、水入れ、水浴び用品などを用意しましょう。小型のインコであれば、広い飼育スペースがなくても飼育できます。

部屋の中で放鳥する場合、窓が開いていると逃げ出す可能性があるため、放鳥中は目を離さないようにしましょう。

 

【第8位】デグー

テグー

飼いやすさ ★★
販売価格・値段 約1万円
その他初期費用 約2万~3万円
月間飼育費用 約4,000円
平均寿命 約7~10年
購入できる場所
ペットショップ・ブリーダー
人気の種類 アグーチ

デグーは「アンデスの歌うネズミ」と呼ばれる動物です。コミュニケーション能力が高く、人間によくなつくのが魅力です。

デグーはよく鳴きますが、声量は大きくなく、犬や猫と比べるとあまり気になりません。毎日ご飯とケージの掃除が必須のお世話です。

デグーの飼育には、ケージ、給水器、食器、回し車、寝床などを用意します。ケージを置く場所として60×50cmほどのスペースを必要とします。

デグーの特徴的な長い尻尾は切れやすいため、絶対に尻尾を掴まないように気を付けましょう。

飼い主さまの声

我が家では、2匹のデグーを飼育しています。甘えん坊な性格で、人をみつけると「撫でて!」と近くに寄ってきます。「お手」や「おまわり」などの芸を教えることもでき、コミュニケーションがとりやすい点に魅力を感じています。毎日のお世話はご飯とケージ掃除、部屋での散歩のみで手間はかかりません。寒いのが苦手なので、我が家では室温が23度〜26度になるように調整しています。

 

【第9位】チンチラ

チンチラ

飼いやすさ ★★
販売価格・値段 約2万~8万円
その他初期費用 約3~5万円
月間飼育費用 約5,000円
平均寿命 約10~15年
購入できる場所
ペットショップ/ブリーダー
人気の種類 グレー

チンチラは、チリの山間部に生息している“げっ歯目”の仲間です。ぬいぐるみのような見た目とユニークな性格でペットとして注目を集めています。

チンチラはほとんど鳴くことがありません。お世話はご飯とケージの掃除を毎日行います。

ケージ、給水器、食器、回し車、寝床などの飼育グッズが不可欠です。チンチラは運動をよくするため、高さもある広めのケージを用意するとよいでしょう。

チンチラは寒く乾燥している山間部に生息しているため、室温は20度前後、湿度は40%以下に保つ必要があります。

 

【第10位】犬

犬

飼いやすさ ★★
販売価格・値段 約15万~40万円
その他初期費用 約5万~6万円
月間飼育費用 約1万~3万円
平均寿命 約15年
購入できる場所 ペットショップ/ブリーダー/保護団体
人気の種類 トイ・プードル/ミニチュア・ダックスフンド

犬は、飼い主さまに従順な性格と可愛らしい見た目で、ペットとして高い人気があります。ただし、飼いやすさは犬種やサイズによっても異なります。

犬の鳴き声は、トラブルになりやすいため、無駄吠えの対策が必須です。お世話はご飯、ブラッシングなどのお手入れ、散歩を基本的に行います。抜け毛やにおいの少ない小型犬は、飼育初心者の方でも飼いやすいといえます。

犬と一緒に暮らすには、お金と時間がある程度かかります。最後まできちんと面倒がみられるか、考えてから犬をお迎えしましょう。

飼い主さまの声

犬の魅力はたくさんありますが、ひとつ挙げるなら「飼い主を大好きになってくれるところ」です。犬種やわんちゃんごとによって性格は違いますが、だいだいの犬は飼い主によくなついてくれます。とても賢いので、「ごはん」や「散歩」などの簡単な単語なら理解できますし、飼い主が疲れていたり落ち込んでいたりするときは、寄り添ってくれることもあります。長くお留守番をさせると犬はストレスを溜めてしまうので、飼うならたくさん遊んであげられる人、家にいる時間が長い人がいいと思います。

※このランキングは「ペット保険比較のピクシー」が独自の調査をもとにまとめたものです。飼いやすさについては動物の個体差もありますので、ランキングはあくまで参考程度にご覧ください。

こんなペットが飼いたい!初めてのペットに関するQ&A!

ペットを飼いたいと考えている人のなかには、「お世話が楽」「臭いが気にならない」など、お迎えするペットの条件を決めている方も多いのではないでしょうか。

ここからは、条件別におすすめのペットを紹介します。

 

お世話が楽なペットは?ズボラでも飼える?

ハムスターやうさぎ、猫、ハリネズミなどは、あまりお世話に手がかからない動物です。多忙でお世話に時間をあまりかけられないという方にも適しています。

ただし猫の場合、性格によってはスキンシップやコミュニケーションに多くの時間が必要になる可能性があります。独立心の強い性格の猫種であれば、留守番も問題なくできるでしょう。

 

安く購入できるペットとは?

ハムスターやデグー、モルモットは、比較的お手ごろな価格でお迎えできます。生体価格の相場は以下の通りです。

ペットの種類 生体価格
ハムスター 約1,000~3,000円
デグー 約3,000~6万円
モルモット 約4,000~2万円

それぞれの動物は、カラーや種類によって価格が異なります。あまり流通していない珍しい種類であれば、購入価格も高額になります。

 

お金のかからないペットは?

ハムスター、ハリネズミ、デグー、インコは、飼育費用がそれほど高額になりません。エサなどの飼育用品は、比較的安い値段で購入可能です。また犬や猫のように定期的な予防接種や投薬がいらないのも飼育費用が安い理由です。

ただし、ケガや病気になったときの医療費は、高額になる場合があります。室温の管理が必要な動物もいるため、ある程度電気代がかかると考えておきましょう。

 

臭さが気にならないペットは?

ハムスターや爬虫類、魚類などは、ニオイが気にならないとされています。同じ部屋でペットを飼育しようと考えている方にはおすすめです。

ただし、ペットのケージや飼育ケースなどの掃除を怠ると、ニオイが気になる可能性があります。できる限り臭くないようにするためには、定期的な掃除が大切です。

 

よくなついてくれるペットは?

とくに人によくなつく動物は、犬と猫です。猫は性格にもよりますが、甘えん坊な性格であれば、飼い主さまによくなつくでしょう。

ペットとたくさんコミュニケーションをとりたい方には、フレンドリーな性格の犬のお迎えをおすすめします。

一人暮らしにおすすめ!マンションでも飼いやすい動物5選

「ペットを飼育したいけど、マンションで一人暮らしだから飼えない」と悩んでいる方も多いでしょう。

ここからは、マンションで一人暮らしをしている方におすすめのペットを5種類紹介します。

 

熱帯魚

熱帯魚

熱帯魚は、ペットショップやネット通販などで購入できます。水槽のレイアウトを自分好みにできるのも熱帯魚飼育の魅力です。

飼育には、水槽やカルキ抜き、フィルター、フードなどが必要です。お世話は水替えとご飯だけなので、比較的簡単です。

フードやカルキ抜きなどの飼育用品は安く購入できます。広い飼育スペースもいらないため、マンションの方や一人暮らしの方でも飼いやすいペットです。

 

ウーパールーパー

ウーパールーパー

ウーパールーパーは、ペットショップやネット通販で購入可能です。いつも笑っているような可愛い顔が魅力の1つです。

水槽、フード、カルキ抜き、フィルターなどの飼育用品の用意が必要です。お世話は1日1回のエサやりと、定期的な水替えのみ行います。

ウーパールーパーにかかる初期費用は、生体価格も込みで1万~2万5,000円ほどです。消耗品のフードやカルキ抜きなどは、比較的安く購入できます。水槽の置き場所のみ確保すれば飼育できるので、マンション暮らしの方にもぴったりです。

 

亀

亀はペットショップやホームセンターでさまざまな種類が販売されています。マンションで飼育する場合は、ミドリガメやクサガメなどあまり大きくならない種類がおすすめです。

飼育には水槽、フード、フィルター、浮島、砂利などが不可欠です。お世話はエサやりと定期的な水替えを行います。

亀にかかる飼育費用は、犬や猫と比べると比較的安く済みます。飼育に場所をとらないため、一人暮らしの方にも適しています。

 

トカゲ

トカゲ

トカゲは、ペットショップやホームセンターで購入できる生き物です。大人しく温厚な性格の種類が多く、飼育初心者にもおすすめです。

飼育する際には、水槽、フード、シェルター、紫外線ライトなどを用意します。適切に温度管理ができていれば、お世話はエサやりと定期的な水槽の掃除のみです。

初期費用の相場は約3万~5万円で、飼育費用は1年で2万5,000円ほどかかるとされています。小型のトカゲであれば広い飼育スペースはいりません。ある程度なつくペットを探している方におすすめです。

 

カブトムシ

カブトムシ

カブトムシは、夏になるとペットショップやホームセンターなどで手に入ります。種類が多く、子供から大人まで幅広い世代に人気があります。

ケース、マット、フード、朽木などの飼育用品が必要です。お世話は、定期的な霧吹きとエサ交換のみなので子供でも簡単にできます。

エサやケースはそれほど高価なものではないため、飼育費用は安くおさえられます。ケースを置く場所を確保できれば飼育できるので、一人暮らしの方にもおすすめです。

犬や猫を一人暮らしで飼うのはかわいそう?

一人暮らしでペットを飼えるか

結論からお伝えすると、一人暮らしでも犬や猫を飼育することは可能です。ただし、環境や状況によっては、長時間の留守番が犬や猫のストレスとなる可能性があります。

犬と猫を比べると、犬の方が飼い主さまと過ごすのを好む傾向にあり、留守番が苦手です。そのため、一人暮らしで犬を飼うのは「かわいそう」という声もあります。

犬や猫を飼育して、すぐに長時間の留守番をさせるのは避けた方がよいでしょう。留守番をさせる場合は、徐々に時間を延ばしながら慣らしていくことが大切です。

 

一人暮らしでも犬や猫を飼う際の注意点は?

一人暮らしで犬や猫を飼育する場合は、犬や猫にかける時間とお金が十分にあるか検討することが重要です。

飼育には、飼育費用や医療費、電気代などまとまったお金が必要です。また、犬の場合は毎日散歩に行かなければならないため、時間を確保できるかも考えておきましょう。

長時間の留守番をさせる場合には、温度管理を徹底する必要があります。とくに夏場は熱中症の危険があるため、エアコンで室温の管理を行うことが重要です。また、留守番中に飲み水がなくならないように、十分な量を用意しましょう。

【TOP5】一人暮らしで飼いやすい犬種&猫種TOP5

ここからは、一人暮らしでも飼いやすい犬種と猫種のTOP5を紹介します。

【一人暮らしでも飼いやすい犬種TOP5】

第1位 チワワ
第2位 トイ・プードル
第3位 マル・チーズ
第4位 シー・ズー
第5位 キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

一人暮らしで犬を飼う場合は、小型犬をおすすめします。紹介した犬種は、しつけがしやすく、お手入れなどのお世話がしやすいという特徴があります。

 

【一人暮らしでも飼いやすい猫種TOP5】
第1位 アメリカンショートヘアー
第2位 ブリティッシュショートヘアー
第3位 マンチカン
第4位 ロシアンブルー
第5位 エキゾチックショートヘア

一方で、猫を選ぶ際には、お留守番をする機会が多いため、部屋の中で比較的穏やかに過ごせる猫種が適しています。紹介した猫種は、しつけがしやすいのもポイントです。

【初心者向け】初めての犬・猫の飼い方講座

初めてのペットの飼い方

ここからは、初めて犬や猫を飼育する方に向けて、飼育するときのポイントを紹介します。飼い方の基本を事前に勉強しておくと、犬や猫との暮らしを快適にすることができますので、ぜひチェックしてみてください。

 

部屋に慣れさせる

犬や猫をお迎えしたら、まずは部屋を散策してもらい、部屋に慣れてもらいましょう。お迎え初日は、知らない所に連れてこられて、ほとんどの犬と猫は緊張しています。

どのような部屋なのかを知ってもらうと、早く飼い主さまの存在にも慣れてもらうことができます。

 

転落・脱走防止の対策をする

特に子犬や子猫を迎えるときには、転落・脱走防止対策が不可欠です。犬や猫は、窓やドアが少しでも開いていると、顔を隙間に入れて脱走する可能性があります。

窓や網戸にロックを付けたり、侵入して欲しくない場所に柵を設置したりと事前に対策をしておきましょう。

 

誤飲・誤食に気をつける

犬や猫は、興味のあるものを口に入れることがあります。犬や猫を迎える前に部屋の片づけをしておきましょう。

特に注意したいのは、ビニール紐や配線、人間の食べ物です。人間の食べ物のなかには、犬や猫が飲み込むと中毒を起こすものもあるため、手の届く場所に置かないことがポイントです。

 

おもちゃで楽しく遊ぶ

犬や猫と上手にコミュニケーションをとるには、おもちゃで一緒に遊ぶとよいでしょう。楽しく遊ぶと、飼い主さまとの信頼関係を築くことができます。

おもちゃでの遊びは、犬と猫の狩猟本能を満たし、ストレス解消にも効果的です。

 

スキンシップの時間を大切にする

遊びだけでなく、ブラッシングなどのお手入れや毎日のご飯の時間も、犬や猫とスキンシップがとれる大切な時間です。スキンシップをたくさんとると、犬や猫の体の異常を早期に発見できます。

 

キャリーケースに慣れさせる

動物病院に行ったり、車で出かけたりするときには、よくキャリーケースを使用します。犬や猫がストレスなく移動するためには、日ごろから慣れさせることが重要です。

はじめは、自由に出入りできる状態で部屋に設置し、犬や猫が自主的にキャリーケースの中に入ったら褒めることを繰り返しましょう。

【初心者向け】犬の飼い方で気をつけること

犬の飼い方で気をつけること

犬の飼育初心者の方が、飼育する際に注意したいことは、以下の通りです。

・トイレトレーニング

・しっかりとしつけをする

・散歩に連れていく

順番に解説していきます。

 

トイレトレーニング

トイレトレーニングは、犬を迎えた初日から行います。犬がにおいを嗅いだり、ソワソワしたりする様子があれば、トイレに連れていきます。

トイレトレーニングで大事なのは、失敗しても叱らないことです。叱ると「排泄すると怒られる」と学習する可能性があるため注意しましょう。

 

しっかりとしつけをする

愛犬と楽しく幸せに暮らすためには、しつけをしっかりと行う必要があります。犬を褒めたり叱ったりするときには、その場ですぐに行いましょう。時間が経ってから褒めたり叱られたりしても、犬は理解できません。

褒めるときと叱るときには、声色も使い分けるのが、上手くしつけをするポイントです。

 

散歩に連れていく

小型犬の室内犬でも、基本的に毎日の散歩が不可欠です。散歩をすると、適度な運動になり、愛犬の肥満予防に効果的です。

また、散歩は犬にとってよい気分転換になり、ストレスの軽減につながります。

【初心者向け】猫の飼い方で気をつけること

猫の飼い方で気をつけること

次に猫を飼育する際に注意したいことを解説します。ポイントは以下のとおりです。

・構いすぎないようにする

・トイレや爪とぎの場所を教える

・高い場所を用意する

初めて猫を飼育する方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

構いすぎないようにする

猫は、犬よりも独立心があり、眠いときや一人になりたいときに、飼い主さまから過度に構われるのを嫌がります。猫と上手にコミュニケーションをとるには、猫の方から寄ってきたときだけ、構うようにするとよいでしょう。

 

トイレや爪とぎの場所を教える

室内で猫と暮らす際には、トイレと爪とぎの場所を覚えてもらうことが大切です。トイレの場所は、一度教えるだけで覚える猫が多いようです。

爪とぎは、猫が家中で爪をとぎ、壁や柱などが傷だらけになるのを防げます。普段猫がよくいる場所に設置することをおすすめします。

 

高い場所を用意する

猫は家具の上などの高い場所を好みます。高い場所に昇り降りする上下運動は、ストレス発散になるともいわれています。

上下運動ができるキャットタワーなどの飼育用品を用意すると、猫が過ごしやすい環境を整えることができます。

 

犬や猫の健康を守るためにすべきことは?

犬や猫の寿命は、約10~20年とされています。少しでも長く健康で暮らしてもらうために、飼い主さまができる対策をまとめましたので、ぜひご覧ください。

 

お世話の方法を学ぶ

まずは、犬や猫には、どんなお世話が必要なのか学ぶことが不可欠です。ブラッシングや歯磨き、爪切りなどは、飼い主さまができるようになっておくと、日々のお手入れが楽になります。ぜひやり方を勉強してみてください。

 

適切なごはんの量や回数を把握する

犬や猫の適切なごはんの量や回数は、年齢や種類、体の大きさによって異なります。家族として迎える前に、犬や猫のごはんのあげ方をペットショップやブリーダーなどに聞いておくと安心です。

また、フードのパッケージにも体重別の適切な量が記載されているので、参考にすると良いでしょう。

 

お部屋の環境を整える

犬や猫を迎える前に、部屋の環境を整えることも重要です。犬や猫が誤飲しそうなものやイタズラしそうなものが部屋にないか確認を行いましょう。

また、犬や猫に入って欲しくない場所には、あらかじめ柵などの設置をおすすめします。

 

かかりつけの病院を探す

いざというときにお世話になるかかりつけの病院探しは、犬や猫の健康を守ることにつながります。病院を選ぶ際には、自宅からの距離、院内の様子、獣医師の対応、医療費、評判などをチェックしましょう。

 

ペット保険加入を検討する

ペット保険は、もしものときの備えとして役に立ちます。犬や猫の治療費は高額になる可能性もあり、動物病院の受診をためらってしまうという飼い主さまもいるでしょう。

ペット保険に加入しておくと、高額な治療費を補償してもらえるため、動物病院に行きやすくなるというメリットがあります。

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ワクチン接種をする

犬や猫の病気には、ワクチン接種で予防できるものがいくつかあります。ワクチンで予防できる病気のなかには、治療が難しいものもあるため、あらかじめワクチンで予防しておくと、犬や猫の健康につながります。

 

避妊・去勢手術を受ける

避妊・去勢手術は、乳腺腫瘍や前立腺疾患などの病気の予防が可能です。望まない妊娠を防ぐだけでなく、マーキングやメスの発情によるストレスなども軽減できます。

犬や猫、飼い主さまが快適に暮らすためにも、避妊・去勢手術を行うことを推奨します。

まとめ│責任を持ってペットをお迎えしよう!

今回は、初めてのペットにおすすめの動物を特徴と魅力を含めて紹介しました。

  • 初めてのペットには小動物がおすすめ
  • 一人暮らしには魚類や爬虫類がおすすめ
  • 一人暮らしでも犬や猫は飼育できる
  • 犬や猫の飼育にはお金と時間に余裕が必要

犬や猫に限らず、ペットを飼育するには、エサ代や病院の費用、電気代などの飼育費用がかかります。お金にはある程度余裕をもってお迎えしましょう。

 

※動物病院は自由診療のため、医療費が高額になる可能性があります。
ペット保険に加入していなければ、全額を自己負担で支払わなければなりません。
万が一の備えとしてペット保険に加入しておくと安心です。
また保険選びで迷われている方は、ペット保険の保険料や条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」もご覧ください。

木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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