SBIプリズム少短「元気応援プランover8」のメリット・デメリット

シニア犬やシニア猫と暮らす飼い主さまにとって、ペットの健康面や、ケガや病気の治療費は大きな心配事の一つです。

いざ備えようとペット保険を探したら、「加入できるプランが見つからない!」なんてことを経験した方もいるのではないでしょうか?

 

そんなシニア期におすすめのペット保険が、2025年6月にSBIプリズム少額短期保険株式会社より発売されました。

 

この記事では、SBIプリズム少短のプリズムペット「元気応援プランover8」のメリットデメリット補償内容保険料加入条件などについて詳しく解説します。ぜひ、ペット保険選びの参考にしてみてください。

目次

SBIプリズム少短からシニアにおすすめのペット保険が誕生!

2025年6月30日、SBIプリズム少短は、8歳以上の犬・猫を対象としたペット保険「元気応援プランover8」の販売を開始しました。

 

このプランは、高齢のペットと暮らす飼い主さまの声に応えて開発され、シニアペットの高額な入院や手術費用の補償に特化しているのが特徴です。

 

SBIプリズム少短の担当者さんに、新商品であるプリズムペット「元気応援プランover8」のポイントを聞いてみました。

~「元気応援プランover8」発売にあたって~

高齢になると病気のリスクは高まることもあり、シニアからでも入れるペット保険の要望がありました。そこで、終身更新が可能で、シニア期の高額な入院・手術に備えられる「元気応援プランover8」が開発されました。通院補償がない分、お手ごろな保険料で続けやすい点も魅力といえます。(SBIプリズム少短・Mさん)

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」はこんな方におすすめ!

年配の女性とトイプードル

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」は、下記のような飼い主さまにおすすめのペット保険です。

  • 8歳以上の犬や猫を飼育している方
  • ペットの高額な入院・手術費用に備えたい方
  • 補償割合100%のペット保険を探している方※1
  • 飼い主さまに万が一があったときのペットの補償も希望する方※2

「元気応援プランover8」は、8歳以上の犬や猫が加入できて、新規加入の上限年齢はありません。飼い主さまの「もしも」に備えた「飼育費用補償特約」も付帯しています。※2

※1 補償限度額まで診療費の実費をお支払いします。補償限度日数(回数)があります。
※2 犬・猫の飼い主である被保険者が死亡等をした場合であっても犬・猫が継続して飼育されるよう、費用を負担したうえで犬猫保護譲渡団体に犬・猫を譲り渡した代理人や法定相続人に対して最大50万円まで保険金をお支払いします。

 

8歳未満の犬や猫、小動物の飼い主さまは、同社の「プリズムペット」をご検討ください。

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」の6つのメリット

飼い主とたわむれる猫

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」には、さまざまな魅力があります。注目すべき6つの特徴を、順にご紹介します。

 

新規加入年齢の上限がない設計!

「元気応援プランover8」は、8歳以上の犬・猫を対象としたペット保険です。新規加入年齢の上限がないので、10歳~12歳以上のハイシニア期でも加入できます。

 

これまで年齢を理由にペット保険をあきらめていた方ペットが高齢になってペット保険の必要性を感じ始めた方にもおすすめです。

 

入院・手術の補償に特化した補償割合100%プラン!

「元気応援プランover8」は、治療費が高額になりやすい入院と手術の補償に特化しているプランです。高齢のペットは、ケガや病気のリスクが高まる傾向にあり、入院や手術が必要となるケースも少なくありません。

 

「元気応援プランover8」は、入院は1日あたり8,000円まで(保険期間中30日まで)、手術は1回あたり9万円まで(保険期間中2回まで)が最大100%補償されます。さらに、保険金請求にかかる診断書の取得費用も保険期間中1万円まで補償対象です。

 

保険料は12歳から一律で続けやすい!

「元気応援プランover8」は保険料が12歳から上がらないというメリットがあります。

 

一般的にペット保険は、ペットの年齢が上がるにつれて保険料も段階的に上がっていく仕組みです。「元気応援プランover8」は12歳以降の保険料が一律となるため、継続しやすいでしょう。

 

夜間や休日の時間外診療費も補償!

「元気応援プランover8」は、夜間や休日に動物病院を受診した際の時間外診療費も補償対象です。

 

たとえば、深夜にペットがぐったりしてしまった、休日に誤飲してしまったといった緊急時でも、「元気応援プランover8」に加入していれば、飼い主さまの経済的な負担が軽減されるでしょう。

 

終身更新が可能だからずっと安心!

「元気応援プランover8」は、終身更新が可能であるという点もポイントです。

 

「シニア期に保険が切れてしまうかも…」という不安がありませんので、愛犬・愛猫の一生を通して、安心して備えることができます。

 

飼い主さまの「もしも」に備える飼育費用補償つき!

「元気応援プランover8」には、「飼育費用補償特約」が付帯されている点も大きなメリットです。

 

飼育費用補償特約とは、万が一飼い主さまが亡くなったり、高度障害を負ったりしてペットの飼育が困難になった場合の補償です。愛犬・愛猫を保護団体などに譲り渡す際に発生する費用が最大50万円まで補償されます。

 

一人暮らしの方や高齢の飼い主さまなど、自分自身に何かあったときに、ペットが路頭に迷うことのないよう、次の飼い主さまに引き継げる仕組みがあることは心強いものです。将来への不安を軽減し、ペットの生涯にわたる幸せをより確実に守ることができるでしょう。

 

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」が気になる方は、公式サイトでも詳細をご覧いただけます。

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」の気になるデメリット

眠る老犬のゴールデンレトリーバー

シニアにおすすめのSBIプリズム少短「元気応援プランover8」ですが、加入前に知っておきたい点もあります。

 

通院費用が補償されない

「元気応援プランover8」のデメリットといえば、通院費用が補償対象外である点です。

 

高齢のペットは慢性疾患を抱えていることも多く、通院費用の積み重ねが経済的な負担となる可能性も考慮する必要があります。しかし、健康状態によっては、動物病院にあまりかからないという場合もあるかもしれません。

 

通院費用が補償されないと大きなデメリットにも思えますが、「元気応援プランover8」は高額になりやすい入院と手術の補償に絞ることで、継続しやすい保険料を実現しています。

 

日ごろからケガや病気の予防に取り組んでいる方通院費用は自費での負担を考えている方などにとっては、おすすめといえるでしょう。

 

歯科治療が補償対象外

高齢の犬や猫は歯周病にかかりやすい傾向にあり、歯科治療は高額になることもあります。そのため、歯科治療が補償対象外の「元気応援プランover8」への加入を迷ってしまう場合もあるでしょう。

 

ただ、犬や猫の歯周病は予防できる病気ともいわれています。ペットの歯磨きやデンタルケアを行っている方にとってはデメリットにならない可能性もあるかもしれません

~ファイナンシャルプランナーのアドバイス~

どのペット保険にも、補償されない病気や費用があります。愛犬・愛猫のかかりやすい病気や飼い主さまのライフスタイルも考えながらペット保険を選ぶことが大切です。

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」の補償内容

笑顔のミニチュアダックスフンド

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」の補償内容は下記のとおりです。

入院 1日あたり8,000円まで
(年間30日まで)
手術 1回9万円まで
(年間2回まで)
通院
診断書費用保険金 年間1万円まで
飼育費用補償保険金 50万円まで
最高補償限度額 93万円

※補償限度額まで診療費の実費をお支払いします。

「元気応援プランover8」に加入すると、獣医師相談サービス「ほっとダイヤル24(犬猫専用)」を利用できます。ペットの体調不良やしつけの相談などを、24時間365日、獣医師に無料で相談できるサービスです。

※通話料はお客さまのご負担となります。

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」の保険料表

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」の保険料をまとめました。

年齢 払込方法 小型犬 中型犬 大型犬
8歳 月払 2,050円 3,090円 5,140円 1,560円
年払 22,510円 34,000円 56,570円 17,110円
9歳 月払 2,390円 3,840円 5,410円 1,790円
年払 26,300円 42,240円 59,540円 19,670円
10歳 月払 2,800円 4,560円 5,690円 2,070円
年払 30,810円 50,130円 62,620円 22,790円
11歳 月払 3,110円 4,950円 5,980円 2,410円
年払 34,190円 54,480円 65,830円 26,490円
12歳~ 月払 3,760円 5,180円 8,170円 3,250円
年払 41,380円 57,010円 89,870円 35,770円

「元気応援プランover8」の12歳以降の保険料は一律です。年払にすると、月払よりも約1か月分の保険料が割り引かれます。

保険金の請求回数によって、翌年の保険料が割り増しになることはありません。

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」はアプリで保険金の請求ができる!

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」の保険金請求手続きは、スマートフォンアプリ「アニポス」で簡単に行うことができます。

~保険金請求の流れ~

  1. 動物病院の窓口で診療費の全額を支払う
  2. 保険金の請求に必要な書類を用意してもらう
  3. 受け取った請求書類の原本をスマートフォンで撮影する
  4. 「アニポス」の指示にしたがって、必要事項の入力と画像の添付を行う
  5. 原則30日以内に保険金が振り込まれる

※保険金請求についての詳細は、SBIプリズム少短のWebサイトや重要事項説明書をご確認ください。
 保険金のお振込みは、請求書類の不備や保険料引き落とし、医療照会、重複照会等により遅延する場合もあります。

 

手続き後、アプリ内で保険金の請求状況をタイムリーに確認できます。

郵送での保険金請求も受け付けていますが、スマートフォンに慣れている飼い主さまにとっては、アプリでの請求が便利な選択肢となるでしょう。

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」に関するQ&A

飼い主とくっつく猫

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」に関して、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。気になるポイントをスッキリ解消していきましょう。

 

「元気応援プランover8」は何歳まで加入できる?

「元気応援プランover8」は、8歳以上の犬・猫を対象としたプランであり、新規加入に年齢上限はありません。

10歳、15歳以上であっても新規加入を検討することができます。

 

「元気応援プランover8」はペットの年齢がわからなくても加入できる?

「元気応援プランover8」は、保護犬や保護猫で正確な生年月日が不明な場合でも加入が可能です。

お申し込みの際は、動物病院で推定年齢を確認してもらいましょう。月日は自由ですので、ペットを迎え入れた日や家族の記念日などにするのもおすすめです。

 

「元気応援プランover8」に入れるペットの種類は?

「元気応援プランover8」は8歳以上の犬と猫が加入対象です。

小動物、鳥類、爬虫類の飼い主さまは、同社の「プリズムペット」を検討しましょう。

まとめ|「元気応援プランover8」を検討してみよう!

この記事では、SBIプリズム少短のプリズムペット「元気応援プランover8」の補償内容やメリット・デメリットについてご紹介しました。

最後にもう一度、「元気応援プランover8」をおすすめしたい方をまとめます。

  • 8歳以上の犬や猫を飼育している方
  • ペットの高額な入院・手術費用に備えたい方
  • 補償割合100%のペット保険を探している方※1
  • 飼い主さまに万が一があったときのペットの補償も希望する方※2

※1 補償限度額まで診療費の実費をお支払いします。補償限度日数(回数)があります。
※2 犬・猫の飼い主である被保険者が死亡等をした場合であっても犬・猫が継続して飼育されるよう、費用を負担したうえで犬猫保護譲渡団体に犬・猫を譲り渡した代理人や法定相続人に対して最大50万円まで保険金をお支払いします。

 

SBIプリズム少短「元気応援プランover8」が気になる方は、SBIプリズム少短のWebサイトから契約をお申し込みください。
詳しい補償内容や保険料なども、あわせてご覧いただけます。

※このページは、商品概要を説明したものであり、商品の詳細についてはSBIプリズム少短のWebサイトや重要事項説明書等でご確認ください。
(募集文書番号:JACAP202500091)

木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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