SBIプリズム少短のペット保険の解説

SBIプリズム少短のペット保険は、お手ごろな保険料でありながらも補償割合は100%、さらに犬や猫だけでなく小動物なども申し込める保険です。

この記事では、ペットの万が一に備える「SBIプリズム少短」の補償内容やメリット・デメリットについて解説します。

まずは、SBIプリズム少短のペット保険のメリットを5つまとめてみました。

SBIプリズム少短のメリット

記事後半では加入方法や請求方法などについても紹介するため、ペット保険への加入を検討している方はぜひ参考にしてください。

※犬猫プランにのみ付帯されます。小動物プラン、鳥類、爬虫類プランは対象外です。

目次

SBIプリズム少短のペット保険はこんな方におすすめ!

SBIプリズム少短のペット保険がおすすめの方

SBIプリズム少短は、支払限度額内なら治療費の100%を補償してくれるペット保険です。

プランによっては通院・入院の限度日数も多く、継続した治療が必要な場合でも安心して保険を利用できることから、以下の方におすすめです。

【SBIプリズム少短がおすすめの方】

  • 手厚い補償割合が100%のペット保険に入りたい方
  • 犬や猫の多頭飼いをしている方
  • 手術よりも通院や入院補償を重視している方

また、小動物向けのプランや多頭割引もあるため、ペットの種類や頭数にあわせたプランでケガや病気のリスクに備えられます。

※1 補償限度日数(回数)があります。

※2 プレミアムプランの場合

SBIプリズム少短のプリズムコールとプリズムペットの違いは?

プリズムコールとは、従来SBIプリズム少短で提供されていたプランです。

プリズムコールでは、犬と猫以外の小動物には更新可能年齢の上限が設けられていたものの、プリズムペットでは、うさぎなどの小動物も犬や猫と同様に終身継続ができるようになりました。

 

プリズムペットの販売開始に伴い、プリズムコールの新規販売は2023年9月末日で終了しましたが、すでにプリズムコールに加入し、現在も継続されている方は引き続き更新いただけます。

SBIプリズム少短のペット保険のデメリット①歯科治療、パテラが補償対象外

デメリットとしてまず挙げられるのは、歯周病や歯石取りなどの歯科治療やパテラは補償対象外であることです。

とくに歯周病は高額な治療費がかかることもあるため、これらが補償されない点は大きなデメリットといえるでしょう。

しかし、歯周病やパテラは、飼い主さまの工夫である程度予防できる病気です。

 

定期的なデンタルケアや体重管理、生活環境の改善などで予防しつつ、日ごろからペットの少しの変化も見逃さないように心がけましょう。

歯周病の治療費が気になる飼い主さまは、以下の記事を参考に、歯科治療が補償対象のペット保険を検討してみてください。

SBIプリズム少短のペット保険のデメリット②待機期間がある

新規契約の場合、ケガや病気の待機期間はないものの、癌(がん)のみ45日間の待機期間が設定されています。

そのため、癌(がん)の補償は45日間の待機期間を終え、46日目から開始されます。待機期間中は、獣医師から癌(がん)と診断されても保険金が受け取れないため注意しましょう。

 

なお、2年目以降の継続契約の場合、基本的に待機期間はありません。

ファイナンシャルプランナーのアドバイス

~待機期間とは?~ペット保険は基本的にペットの健康状態が良好であることが加入の条件です。そのため待機期間は、潜伏している病気の有無を確認するためや、不正受給を防ぐためなど、ペット保険の公平性を保つために必要なものです。

SBIプリズム少短のペット保険のデメリット③保険金請求手続きが必要

SBIプリズム少短の保険金請求

SBIプリズム少短のペット保険は、後日精算型のペット保険です。

そのため、保険金を受け取るには、一旦動物病院で全額支払い、後日診断書などを保険会社に郵送する必要があります。

 

後日精算型は利用できる動物病院が多いものの、窓口精算に比べて請求手続きに手間がかかるため、不便を感じる方もいるでしょう。

そのほかの手続きとして、スマホのアプリを使って請求することも可能です。

保険金請求手続きに関する口コミ:窓口精算が使えない点は少し不便だなと感じます。一度こちらで負担する必要があるのと、入金までに少し時差があるので窓口精算が出来ればもっといいなと思います。(いつでもパックバリュー)(調査機関:株式会社クラウドワークス/調査方法:インターネットによるアンケート調査)

※口コミはご利用当時の内容に基づくもので、個人の主観的な感想です。
※口コミは回答内容に反しない範囲で、誤字・脱字・表現などを整えて掲載しております。

SBIプリズム少短のペット保険のメリット①全てのプランの補償割合が100%

まずメリットとして挙げられるのは、補償割合が100%であることです。

支払限度額の範囲内であれば、動物病院でかかった治療費の全額が補償されるため、高額になった場合も焦らずに対応できるでしょう。経済的な負担を軽減できるため、高度な医療や入院を選択しやすくもなります。

 

なお、プランによって1日の支払限度額や限度日数(回数)が異なります。また、支払限度額を超えた治療費分は自己負担となるため注意してください。

補償内容に関する口コミ:私のプランは通院1度で5,000円が限度ですが大体いつも5,000円以内に収まっているため100%補償されています。(いつでもパックバリュー)(調査機関:株式会社クラウドワークス/調査方法:インターネットによるアンケート調査)

※口コミはご利用当時の内容に基づくもので、個人の主観的な感想です。
※口コミは回答内容に反しない範囲で、誤字・脱字・表現などを整えて掲載しております。

SBIプリズム少短のペット保険のメリット②最大8%割引の多頭割引制度がある!

SBIプリズム少短のペット保険では、多頭飼いの飼い主さまにうれしい多頭割引が設けられています。

割引が受けられるのは犬・猫のみですが、2〜3頭なら5%、4頭以上は8%割引されるため、多頭飼育をしている方にとって魅力的な制度といえるでしょう。

なお、適用されるのは、以下の条件を満たしている場合のみとなります。

  • 同じ契約者が複数の犬もしくは猫を加入させる
  • 保険期間1年を超える契約を申し込んでいる
  • 保険料の支払い・払込方法がすべて同一である

ほかにも様々な付帯サービスや特約・割引を用意しているペット保険もあります。補償内容とあわせて比較してみてはいかがでしょうか。

SBIプリズム少短のペット保険のメリット③飼育費用補償が付帯されている

SBIプリズム少短のペット保険には、「飼育費用補償」が付帯されています。

飼育費用補償とは、飼い主さまが亡くなったり高度障害となったりしたとき、ペットを施設に預ける際にかかる費用を50万円を上限に補償するものです。

さらに、保険金請求に必要な診断書の作成費用も補償範囲に含まれています。

 

ただし、場合によっては補償対象外となることもあるため、重要事項説明書や約款などを事前に確認しておきましょう。

※犬猫プランにのみ付帯されます。小動物プラン、鳥類、爬虫類プランは対象外です。

SBIプリズム少短のペット保険のメリット④24時間365日使える無料獣医師相談サービス

補償割合や割引制度などの商品性だけでなく、SBIプリズム少短のペット保険には無料の獣医師相談サービス「ほっとダイヤル24(犬猫専用)」もあります。

日常の疑問やしつけといったペットに関するさまざまな内容を、24時間365日電話で獣医師に相談できるのです。

 

健康に対する不安はもちろん、病院に行くべきかどうかの判断などもアドバイスしてもらえるため、初めてペットと暮らす飼い主さまにとっても心強い存在になるでしょう。

※通話料はお客さまのご負担となります。

SBIプリズム少短のペット保険のメリット⑤通院の限度日数が60日までの手厚いプランあり!

通院の限度日数が充実しているのも魅力の1つです。

なかでも「いつでもパックプレミアム」では、通院の限度日数が60日までと手厚いため、治療が長期にわたったときでも頼りになります。

また、通院の限度日数が多いという安心感から、気軽に病院に連れていくことができるのも大きなメリットです。

 

プランによって通院の限度日数が異なるため、ペットの年齢や種類、かかりやすい病気やケガなどを考えたうえで適したプランへの加入を検討すると良いでしょう。

 

通院の限度日数に関する口コミ

うちの猫は病院に行く回数が多かったので、免責金額がないのが助かりました。また、60回まで通院の補償がされていたので、回数を気にしないで通院することができました。(いつでもパックプレミアム)(調査機関:株式会社クラウドワークス/調査方法:インターネットによるアンケート調査)
 
最初の一年は、大きな疾患ではないものの、獣医師に診てもらう機会が多く、たとえば私の犬の一例では、保護前に、耳の掃除を満足にしてもらえてなかったことで、耳の中の蓄積した汚れから、軽い皮膚炎を起こしていましたが、一度では良くならないため、繰り返し通院することで、完治したのですが、通院回数を考えると費用の点で保険に助けられた面が大きいなと感じています。(いつでもパックバリュー)(株式会社クラウドワークス/調査方法:インターネットによるアンケート調査)

※口コミはご利用当時の内容に基づくもので、個人の主観的な感想です。
※口コミは回答内容に反しない範囲で、誤字・脱字・表現などを整えて掲載しております。

 

保険選びで迷われている方は、保険料補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」も参考になさってください。

SBIプリズム少短のペット保険の3つの補償プラン

SBIプリズム少短のペット保険には、補償プランが3つあります。

それぞれ支払限度額や限度回数(日数)が異なるため、ペットのケガや病気のリスクを想定したうえで、目的にあったプランを選びましょう。

  いつでもパックプレミアム いつでもパックバリュー いつでもパックライト
通院 1日あたり12,000円まで(年間60日まで) 1日あたり8,000円まで(年間30日まで) 1日あたり5,000円まで(年間30日まで)
入院

1日あたり12,000円まで(年間60日まで)

1日あたり12,000円まで(年間30日まで)

1日あたり10,000円まで(年間30日まで)

手術 1回150,000円まで(年間2回まで) 1回90,000円まで(年間2回まで) 1回60,000円まで(年間2回まで)
診断書費用保険金 年間10,000円まで 年間10,000円まで 年間10,000円まで
飼育費用補償保険金 50万円 50万円 50万円
最高補償限度額 225万円 129万円 108万円

※詳しい補償内容は、保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

犬や猫以外の動物でも加入できる!

SBIプリズム少短のペット保険は、犬や猫のほかに小動物などを飼っている方も加入利用できます。

たとえば、以下のペットが加入可能です。

  • うさぎ
  • フェレット
  • チンチラ
  • デグー
  • ハリネズミ
  • リス
  • モモンガ
  • プレーリードッグ
  • モルモット
  • ハムスター
  • 爬虫類(カメやイグアナ)
  • 鳥類(オウムやインコなど)

動物の種類によって新規契約の年齢条件が異なるため、重要事項説明書などをよく確認しておきましょう。なお、加入後は終身で継続更新できます。

 

SBIプリズム少短のペット保険はほかにもある?

SBIプリズム少短のペット保険には、ペット販売店限定で申し込める「SBIプリズムワイド」もあります。

詳細な内容については、重要事項説明書などをご確認ください。

 

また、そのほかのペット保険についても検討中の方は、こちらも参考になさってください。

SBIプリズム少短のペット保険の加入条件や請求方法

ここからは、SBIプリズム少短のペット保険への申込方法や加入可能なペットの条件、保険金の請求方法などについて解説します。

SBIプリズム少短にはどんなペットが加入できる?

加入できるペットは、健康体であることはもちろん、一般家庭で愛玩動物として飼われている犬・猫・小動物に限られます。

どのペットも0歳から加入できるものの、品種によって新規加入できる年齢が異なるため、加入前に確認しておきましょう。

  • 犬や猫……満8歳未満
  • うさぎ……満11歳未満
  • フェレット……満5歳未満
  • カメ……満15歳未満
  • イグアナ……満10歳未満
  • オウム・ヨウム……満20歳未満 など

なお、保護犬や保護猫など年齢がわからない場合は、獣医師に推定年齢を調べてもらう必要があります。

※詳しい内容は、保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などをご確認ください。

 

SBIプリズム少短のペット保険で補償対象外の医療費

SBIプリズム少短のペット保険では、主に以下の疾患を補償対象外としています。

  • 狂犬病
  • フィラリア感染症
  • 鼠径ヘルニア
  • 膝蓋骨脱臼(パテラ)
  • 股関節形成不全症
  • レッグペルテス
  • てんかん
  • 停留睾丸
  • チェリーアイ
  • 気管虚脱
  • 猫免疫不全ウイルス感染症

そのほか、歯周病や乳歯遺残などの歯科治療も補償されません。

また、更新はできても、病歴によっては継続時に「特定疾病不担保特約」が適用される場合もあります。

補償対象外の医療費については、重要事項説明書や約款などをかならずご確認ください。

補償対象外の医療費に関する口コミ:犬種によってかかりやすい病気に違いがあると思いますので、その病気が保険にてカバーされるものなのかを事前に調べてから加入することをおすすめします。保険については指定だったため私が選択する余地がなかったのですが、結果としてカバーされる内容が多く幸運でした。(いつでもパックバリュー)(調査機関:株式会社クラウドワークス/調査方法:インターネットによるアンケート調査)

※口コミはご利用当時の内容に基づくもので、個人の主観的な感想です。
※口コミは回答内容に反しない範囲で、誤字・脱字・表現などを整えて掲載しております。

 

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SBIプリズム少短のペット保険の保険金請求方法は?

保険金請求は、郵送かスマホアプリ「アニポス」で行います。

郵送の場合、公式Webサイトから保険金請求書類をダウンロードして記入し、診断書や診療明細書などと一緒に保険会社に送ります。

 

電話での書類請求は、0120-39-1212にご連絡ください。
※受付:午前9時〜午後5時。GW・年末年始を除く

 

アニポスの場合はアプリをダウンロードし、診療明細書などの必要書類を撮影後、必要事項を入力すれば手続き完了です。

◆SBIプリズム少短のペット保険は保険金振込までどれくらい?

保険金が振り込まれるまでにかかる期間は、原則、請求書類が保険会社に到着してから30日以内です。

ただし、郵送した書類に不備がある場合や、保険金の支払い時に特別な確認や調査などが必要になった場合は、30日以上かかることもあります。

 

請求時は、記入漏れがないかや必要書類がすべてそろっているかをしっかり確認してから提出しましょう。

SBIプリズム少短のペット保険の申込方法&解約方法は?

ここでは、SBIプリズム少短のペット保険の申込方法と解約方法について解説します。

加入を検討している方は、ぜひご参考にしてください。

 

SBIプリズム少短のペット保険に申し込むには?

SBIプリズム少短のペット保険の申込方法には、Webと書面の2つの方法があります。

Webの場合、公式サイトの申込フォームから必要情報を入力すれば手続き完了です。24時間いつでも申し込めるため、時間と手間がかかりません。

 

一方郵送の場合は、まず保険会社に資料を請求します。申込書類に必要事項を記入して郵送し、保険会社の審査が通れば、保険加入となります。

詳細が気になる方は、SBIプリズム少短のペット保険の公式サイトをご覧ください。

 

◆SBIプリズム少短のペット保険の補償開始日はいつ?

SBIプリズム少短のペット保険では、お申し込みに必要な書類が保険会社に到着してから、もしくはWebでの申込日から31日目の0時から補償が始まります。

一方、癌(がん)に対する補償については、いずれのプランでも45日間の待機期間を経て、46日目から補償開始となります。

 

SBIプリズム少短のペット保険は電話で簡単に解約できる?

SBIプリズム少短のペット保険の解約は、電話やネットではなく、書面での手続きが必要です。

まず契約者本人がカスタマーセンター(0120‐39‐1212)に電話し、解約に必要な書類を取り寄せます。あとは、その書類に記入後、返送すれば完了です。

保険料を年払している場合のみ、解約率表に基づいて返戻金が支払われます。

SBIプリズム少短のお問い合わせ先はこちら

ペット保険の契約にあたっては、事前にSBIプリズム少短のパンフレットや重要事項説明書などを確認しておきましょう。

また、ご不明な点や気になることがある方は、公式サイトの「よくあるご質問」を参照のうえ、電話や問い合わせフォームから実際に連絡してみることをおすすめします。

 

SBIプリズム少短の補償内容に関するお問い合わせは、こちらからご覧ください。

 

SBIプリズム少短の会社概要

SBIプリズム少額短期保険株式会社の前身は、日本アニマル倶楽部株式会社です。

  • 社名:SBI プリズム少額短期保険株式会社
  • 所在地 :【仙台本社】宮城県仙台市青葉区一番町2丁目1番1号 仙台銀行ビル7階

         【東京本社】東京都港区西新橋 2丁目8番6号 住友不動産日比谷ビル 9階

         【大阪支店】大阪府大阪市淀川区西中島4丁目12番12号 大阪太平ビル7階

  • 資本金:298,267,600円

  • 主要株主:SBI少短保険ホールディングス株式会社

まとめ

この記事では、SBIプリズム少短のペット保険の補償内容やメリット・デメリットについてご紹介しました。

最後にもう一度、SBIプリズム少短のペット保険をおすすめしたい方をまとめます。

【SBIプリズム少短をおすすめしたい方】

  • 手厚い補償割合が100%のペット保険に入りたい方
  • 犬や猫の多頭飼いをしている方
  • 手術よりも通院や入院補償を重視している方

補償内容や保険料などをさらに詳しく知りたい方は、SBIプリズム少短の公式サイトをご覧ください。

※このページは商品の概要を説明したものです。商品の詳細は各保険会社Webサイトでご確認ください。
※ペット保険比較のピクシーでは、SBIプリズム少額短期保険株式会社のペット保険はお取り扱いしておりません。

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木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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