モルモットおすすめ保険

ペットとして人気が高いモルモット。英語では、guinea pig(ギニアピッグ)といいます。

家族として迎えるからには、いつまでも健康で長生きしてほしいですよね。楽しいペットライフを送るためには、いざというときの備えが肝心です。

 

この記事では、モルモットがかかりやすい病気や見逃してはいけないサインについて、獣医師でファイナンシャルプランナーの松村先生に執筆していただきました。

 

モルモットを含む小動物(エキゾチックアニマル)が入れるペット保険3社についても、保険料や補償内容を詳しくご紹介します。

 

【ペット保険比較のピクシー】では犬と猫の人気ペット保険おすすめランキングもご紹介しております。
まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考にされてください。

目次

モルモットが入れるペット保険は3社

モルモットが加入できるペット保険は、3社あります。

  • アイペット損保「うちの子キュート」
  • アニコム損保「どうぶつ健保はっぴぃ」
  • SBIプリズム少短「プリズムペット」

それぞれの補償プランの内容や保険料については、記事の後半で解説します。

モルモットの特徴を解説!

この章では、モルモットの特徴を解説していきます。

記事の最後ではモルモットのおすすめ3品種を画像つきでご紹介しますので、お迎えを検討している方はチェックしてみてください。

 

モルモットの寿命・性格

モルモットの平均寿命は4~9年と幅があり、なかには10年以上長生きする個体もいます。

 

性格は、温和でおとなしいタイプが多いようです。コミュニケーション能力も高く、慣れると喉を鳴らして甘えてくることもあるでしょう。

警戒心が強い反面、好奇心は旺盛です。部屋の中をトコトコ散歩したり、部屋のものを隠すといったいたずらをしたりすることもあります。

 

モルモットの鳴き声

モルモットは鳴き声でコミュニケーションをとる動物のため、よく鳴くのが特徴です。

  • プーイプーイ
  • キューイキューイ
  • キーキー
  • キューキュー
  • グルルル

犬や猫ほど大きな鳴き声ではありませんが、上記のようにバリエーションのある鳴き声を発します。

モルモットの飼い方のポイント

モルモットの飼い方のポイント

モルモットを飼育するうえで気を付けたいポイントについて解説します。

 

トイレ掃除はこまめに

モルモットは排泄量が多い動物です。体臭や排泄物そのものの臭いは強くないのですが、肛門周囲にある皮脂腺から出る分泌液が付着すると強い臭いを感じることがあります。

そのため、臭い対策にはこまめなトイレ掃除が大切です。

 

部屋中なんでもかじる

モルモットはげっ歯類のため、一生歯が伸びつづけます。歯を適切な長さに保つ目的で本能的になんでもかじってしまうため、家具やコード類をかじられないように保護するなど、安全な環境を用意しておきましょう。

 

暑いのは苦手!熱中症に注意

モルモットは暑さに弱いため、夏場の暑さ対策が重要です。

エアコンを適切に使用しながら、部屋の温度・湿度管理やケージ内の風通しなどに配慮してください。小動物用の暑さ対策グッズを活用しても良いかもしれません。

ただし、モルモットは寒さにも弱いため、冷やしすぎには注意しましょう。

 

本気で走ると追いつけない!

一見おっとりしていそうなモルモットですが、実は本気で走るとかなり速いため注意が必要です。ケージを開けるときや部屋の中で遊ばせる際には脱走に注意し、見失わないように気を付けましょう。

モルモットの餌代はいくら?飼育にかかるお金を計算!

モルモットの飼育費用は毎月5,000円以上で、牧草やペレットなどの餌代だけでも3,000円ほどかかります。

 

毎月購入する必要があるものは、

・餌

・床材

・トイレ砂

・ペットシート

などです。

軽く見積もっても、年間6万円ほどの飼育費用がかかることがわかります。このほかに動物病院での治療費などが必要になるため、余裕をもった飼育費用の準備が大切です。

 

なお、モルモットをお迎えする際に必要なものと初期費用については、最後の章でご紹介します。

モルモットがかかりやすい病気やケガは?

モルモットがかかりやすい病気やケガ

ここでは、モルモットがかかりやすい病気やケガについて解説します。

 

骨折

モルモットを部屋の中で遊ばせているときに、飼い主さまが誤って踏んでしまったり、ドアやケージに足を挟んでしまったりすると、骨折することがあります。

歩き方がおかしい、不自然に足をかばうなどの症状がみられる場合には、すぐに動物病院を受診しましょう。

骨折整復の手術が必要なケースでは治療費が3〜5万円ほどになり、入院が必要になる場合もあります。

 

不正咬合

モルモットは一生歯が伸びつづけるため、不正咬合になるリスクがあります。

伸びすぎた歯で口の中を傷つけてしまったり、食欲が低下したりといった症状がみられた場合、動物病院で歯のカットや削る処置を行います。

不正咬合の予防には、普段からよく噛んで食べられる牧草を与える習慣をつけておくと、上下の歯がバランスよくすり減るため効果的です。

 

ビタミンC欠乏症

モルモットは、体内でビタミンCを作り出すことができません。そのため、摂取量が不足するとビタミンC欠乏症になり、食欲不振や体重減少、肋軟骨接合部の腫脹などの症状があらわれます。

予防のためには、普段からビタミンCを含む生野菜や果物などのおやつを意識して与えると良いでしょう。

 

腫瘍

モルモットの腫瘍性疾患では、皮膚腫瘍乳腺腫瘍が多くみられます。

皮膚腫瘍は毛包腫や脂肪腫など良性のものが多く、乳腺腫瘍はおよそ半数が悪性の乳がんといわれています。

なお、乳腺腫瘍は性別に関係なく発生し、転移する可能性もあるため注意が必要です。悪性腫瘍の場合は麻酔下で切除を行い、乳がんの手術では治療費用が5万円ほどになることもあります。

 

皮膚病

モルモットがかかりやすい皮膚病には、皮膚糸状菌症シラミ・ダニの感染症、マラセチア症などがあります。脱毛・フケ・かゆみ・脂漏などの症状がみられる際には、早めに動物病院を受診して治療を受けましょう。

治療は時間を要するため、通院が複数回必要になるケースが多くあります。皮膚病を予防するためには、こまめにケージの清掃を行い清潔に保つと良いでしょう。

モルモットの病気のサインは?こんな症状はすぐに病院へ!

モルモットに次のような様子がみられる場合は、病気のサインかもしれません。

  • 食欲、元気低下
  • 被毛にツヤがない
  • 体をかゆがっている
  • 脱毛やフケがある
  • ふらつく
  • 耳を気にして頭を振っている
  • お尻が汚れている、便がゆるい
  • 排尿が少ない、出ていない
  • 血尿が出ている

異変を感じたら、上記以外の様子や症状でもすぐに動物病院を受診しましょう。

備考・モルモットから人にうつる病気はあるの?

モルモットからうつる病気

モルモットから人間にうつる病気もあります。「動物由来感染症」といわれ、この章ではその中の一例をご紹介します。

  • 脳心筋炎ウイルス病
  • リンパ球性脈絡髄膜炎
  • パスツレラ病
  • 連鎖球菌症
  • カンジダ感染症
  • クリプトコッカス症
  • 皮膚糸状菌症
  • クラミジア感染症

モルモットからの感染を防ぐためには、飼育環境を清潔に保ち、モルモットのお世話をしたあとはかならず手を洗うことが大切です。ひっかき傷や噛まれた傷から感染症を引き起こすこともあるため、注意しましょう。

モルモットが病気に!治療費用はいくらかかる?

下の表で、モルモットの治療費用の一例をご紹介します。

骨折整復の手術や腫瘍の摘出手術などでは、数万円単位の治療費用がかかったり、通院が長引いて治療費用がかさんでしまったりすることがあります。

万が一に備えて、ペット保険に加入しておくと安心でしょう。

診察・治療内容 治療費例
診察料 500~1,500円
爪切り 500円
便・尿検査 700~2,000円
血液検査 3,000~8,000円
レントゲン 6,000円/枚
入院 3,000円/日
骨折手術 2~3万円

 

モルモットのペット保険で請求が多い病気

ペット保険において保険金請求が多い疾患は、下の表のとおりです。

一番多いのは皮膚疾患で、次に全身性の疾患、そして消化器疾患と続いています。

また、目の疾患に関する請求も約4%あり、モルモットがかかりやすいといわれている白内障での請求が多く含まれているかもしれません。

疾患 請求割合
皮膚疾患 13.8%
全身性の疾患 7.7%
消化器疾患 5.5%
泌尿器疾患 5.0%
目の疾患 4.1%

参照:アニコム損保 「家庭どうぶつ白書2022」疾患(大分類単位)別の統計

 

モルモットの診療費用の平均

ここでは、ペット保険において保険金請求が多い疾患の、年間診療費用の中央値と平均値をご紹介します。下の表からわかるとおり、身体の小さいモルモットでも治療費用は高額になるケースが多くあります。

疾患 中央値 平均値
消化器疾患 11,556円 18,989円
皮膚疾患 7,668円 10,129円
全身性の疾患 3,700円 12,657円
全請求 9,085円 17,555円

※請求割合の高い3疾患と全請求のみ
参照:アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019」エキゾチックアニマルの疾患統計

モルモットにペット保険は必要?おすすめポイントを紹介!

モルモットにペット保険は必要?

モルモットを飼育する際には、ペット保険に加入しておくと安心です。ここでは、加入をおすすめするポイントについて解説します。

 

診療費用の負担を軽減

ペット保険に加入しておくと、診療費用の負担を軽減することができます。

飼い主さまの経済的な負担が少なくなるだけでなく、ささいな体調の異変でも動物病院を受診しやすくなったり、治療の選択肢が広がったりといったメリットがあります。

 

また、動物病院での窓口精算が可能なペット保険を選べば、当日の動物病院での支払いが抑えられ、利便性も感じられるでしょう。

 

ケガや病気のリスクは年齢とともに上昇

モルモットは、年齢に関係なくケガや病気のリスクが伴いますが、高齢になればなるほどそのリスクは上昇します。

6歳以降の高齢期に多くみられる腫瘍性疾患では、摘出手術が必要になるケースもあり、治療費用が高額になることも珍しくありません。また、ケガや病気によって、長期にわたる通院や入院が必要になることもあります。

したがって、ペット保険に加入するなら、0歳の健康なうちやお迎えと同時の加入がおすすめです。

 

付帯サービスや特約が用意されていることも

保険会社によっては、ケガや病気の補償以外にも、便利な無料付帯サービスや有料の特約が用意されているところもあります。詳細については、各社Webサイトや重要事項説明書をご確認ください。

 

◆アイペット損保「うちの子キュート」

割引 ・多頭割引(犬や猫との組み合わせも可能)
・保険料の年払いにより約3%割引

◆アニコム損保「どうぶつ健保はっぴぃ」

特約 ・ペット賠償責任特約(月払:140円/年払:1,500円)
割増引 ・健康割増引制度(保険の利用状況により保険料が増減)
・保険料の年払いにより約1か月分割引
付帯サービス ・「腸内フローラ」測定が毎年無料
・迷子捜索サポート(3日間の捜索料金・出張料無料)
・無料健康相談サービス「どうぶつホットライン」

◆SBIプリズム少短「プリズムペット うさぎ等小動物プラン」

割引 ・保険料の年払いにより約1か月分割引

 

モルモットのペット保険加入時の注意点を解説

モルモットがペット保険に加入するときに注意すべきポイントについて解説します。

 

加入できる年齢や方法が限られる

ペット保険に新規加入できる年齢や申込方法は、保険会社によって異なります。下の表のとおり、加入上限年齢は「1歳11か月まで」もしくは「満3歳未満」となっており、申込方法は代理店経由・Web・郵送などさまざまです。

保険会社・補償プラン名 加入上限年齢 申込方法

アイペット損保
「うちの子キュート」

1歳11か月まで
(対象ペットの引渡しの時まで)
ペットショップ等の代理店でのお申し込み
アニコム損保
「どうぶつ健保はっぴぃ」
1歳11か月まで
(お迎えになる日まで)
ペットショップ等の代理店でのお申し込み
SBIプリズム少短
「プリズムペット うさぎ等小動物プラン」
満3歳未満 Webまたは郵送

 

補償対象外の費用がある

ペット保険は、動物病院でかかった治療費用が補償されますが、下記のような一部の費用は補償対象外となります。

  • 待機期間中のケガや病気
  • 避妊・去勢手術
  • 健康診断
  • ワクチン接種費用
  • ワクチンにより防げた病気
  • ノミやダニの予防費用
  • 耳掃除・爪切り
  • 不正咬合の治療※

時間外診療費用は補償対象外としている保険会社もありますが、SBIプリズム少短では補償対象となるため、平日の受診が難しい飼い主さまは検討しても良いかもしれません。

そのほか、加入前からの持病や、申し込みから補償開始までの間に発生したケガ・病気についても補償対象外です。
※事故などが原因の傷病による不正咬合の治療は補償対象となる場合もあります。

モルモットのペット保険の選び方

モルモットのペット保険の選び方について解説します。重視すべきポイントや気になる点についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

通院補償を重視!

モルモットはストレスによって体調を崩しやすいといわれており、通院が必要になるケースが多くあります。また、病気を隠す習性があるために発見が遅れ、急な入院や手術を要することもあるかもしれません。

 

モルモットのペット保険で保険金請求が最も多い皮膚疾患は、再発によって通院が増え、診療費用がかさんでしまう可能性があります。通院・入院・手術費用を補償するフルカバー型で、なおかつ通院補償が充実しているペット保険を選んでおくと安心でしょう。

 

請求方法を事前に確認

ペット保険の保険金請求の方法には、窓口精算と後日精算があります。保険会社によって請求方法が異なるため、近所の動物病院での精算方法とモルモットの診察が可能かどうかを事前に確認しておきましょう。

窓口精算では、対応している動物病院であれば保険金請求の手続きが不要ということが大きなメリットです。しかし、後日精算でも、保険金請求の手間はあるものの、インターネットから手軽に手続きができる場合があります。下記の表に保険金の請求方法をまとめましたので参考にしてください。

保険会社・補償プラン名 請求方法
アイペット損保
「うちの子キュート」
窓口精算
直接請求(書類送付)
アニコム損保
「どうぶつ健保はっぴぃ」
窓口精算
LINE
書類送付
SBIプリズム少短
「プリズムペット うさぎ等小動物プラン」
インターネットから保険金請求(Web保険金請求)
書類送付

 

資料請求や口コミをチェック

ペット保険を検討する際には、資料請求をして比較したり、加入者の口コミをチェックしたりすると良いでしょう。口コミでは保険金請求時の対応など、継続して加入している人にしかわからない情報も知ることができます。

 

ペット保険の口コミを閲覧するには、インターネットで検索してみるのがおすすめです。ペット保険比較のピクシーでは保険会社ごとの口コミをご紹介していますので、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

 

◆【ペット保険比較のピクシー】の口コミ記事

※犬または猫を飼っている飼い主さまの口コミです。

モルモットのペット保険3社の補償内容を解説!

モルモットのペット保険を解説!

モルモットが加入できるペット保険3社の補償内容を詳しく解説します。

 

アイペット損保「うちの子キュート」

アイペット損保の「うちの子キュート」は、モルモットなどの小動物(エキゾチックアニマル)が加入できるペット保険です。

通院・入院・手術を幅広くカバーしており、通院1日目から補償してもらえます。補償割合は70%・50%・30%から選択でき、お迎えしたその日から補償されるところが魅力的です。

 

また、アイペット対応動物病院であれば窓口精算にも対応しています。当日の動物病院窓口での支払いが抑えられ、あとから保険金請求手続きが不要というメリットがあります。

保険料は年齢にかかわらず一律で、多頭割引もあるため、2匹目の飼育を考えている方にもおすすめです。

 

◆「うちの子キュート」の気になる点

「うちの子キュート」はWebからの申し込みができないため、モルモットをお迎えする前にペットショップなどの代理店経由で申し込みをする必要があります。

また、加入上限年齢が1歳11か月までのため、モルモットの年齢にも注意しましょう。

  70%プラン 50%プラン 30%プラン
補償
限度額
通院1日あたり 12,000円まで
(年間22日まで)
12,000円まで
(年間22日まで)
9,000円まで
(年間22日まで)
入院1日あたり 30,000円まで
(年間22日まで)
12,000円まで
(年間22日まで)
9,000円まで
(年間22日まで)
手術1回あたり 15万円まで
(年間2回まで)
10万円まで
(年間2回まで)
4万円まで
(年間2回まで)
年間補償限度額 最大122.4万円 最大72.8万円 最大47.6万円
保険料 年齢にかかわらず一律
窓口精算
免責金額 なし
割引制度 多頭割引
待機期間 なし(対象ペットの引き渡しの時より補償)
保険期間 1年
新規加入年齢 1歳11か月まで
Web申込 ×(ペットショップ等代理店でのお申込み)

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しくは、「うちの子キュート」HP重要事項説明書をご確認ください。

 

アニコム損保「どうぶつ健保はっぴぃ」

アニコム損保の「どうぶつ健保はっぴぃ」は、モルモットも加入できる小動物向けのペット保険です。

補償プランは70%と50%から選択でき、通院・入院・手術を手厚くサポートしてもらえます。

 

また、モルモットの診察が可能な全国約1,200件※のアニコム対応病院では窓口精算が可能なため、利便性が高いところがうれしいポイントです。

さらに、腸内フローラ測定や健康相談ができる「どうぶつホットライン 」などの無料付帯サービスが充実しており、ケガや病気の補償以外のサービスも利用できるメリットがあります。
アニコム対応病院Webサイトより当社調べ(2023年6月時点)

 

◆「どうぶつ健保はっぴぃ」の気になる点

「どうぶつ健保はっぴぃ」はWebからの申し込みができないため、モルモットをお迎えする前にペットショップなどの代理店経由で申し込みをする必要があります。また、加入上限年齢は1歳11か月までのため、申し込みのタイミングに注意しましょう。

  70%プラン 50%プラン
補償
限度額
通院1日あたり 14,000円まで
(年間20日まで)
10,000円まで
(年間20日まで)
入院1日あたり 14,000円まで
(年間20日まで)
10,000円まで
(年間20日まで)
手術1回あたり 14万円まで
(年間2回まで)
10万円まで
(年間2回まで)
保険料 年齢にかかわらず一律
窓口精算
免責金額 なし
割引制度 多頭割引・健康割増引制度
待機期間 病気は30日間(ケガはなし)
保険期間 1年
新規加入年齢 1歳11か月まで
Web申込 ×(ペットショップ等代理店でのお申込み)

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しくは、「どうぶつ健保はっぴぃ」パンフレット重要事項説明書をご確認ください。

 

SBIプリズム少短「プリズムペット うさぎ等小動物プラン」

SBIプリズム少短の「プリズムペット うさぎ等小動物プラン」は、満3歳未満のモルモットが加入できるペット保険です。

補償割合は100%でわかりやすく、自己負担額は補償限度額を超えた部分の支払いのみで済みます。補償プランは、補償内容が充実しているプレミアムプランとバランスを重視したバリュープランから選択でき、どちらも通院・入院・手術に幅広く対応していることが特徴です。

 

また、夜間・時間外・休日の診療費用も補償対象になるため、万が一のときに緊急で動物病院を利用する場合でも安心です。

 

◆「プリズムペット うさぎ等小動物プラン」の気になる点

「プリズムペット うさぎ等小動物プラン」では、窓口精算が利用できないため、あとから保険金請求の手続きを行う必要があります。

また、癌(がん)に関してのみ、保険始期日から45日間の待機期間が設定されています。

  100%プラン
(プレミアム)
100%プラン
(バリュー)
補償
限度額
通院1日あたり 6,000円まで
(年間30日まで)
5,000円まで
(年間20日まで)
入院1日あたり 6,000円まで
(年間30日まで)
5,000円まで
(年間20日まで)
手術1回あたり 6万円まで
(年間2回まで)
3万円まで
(年間2回まで)
診断書費用 年間1万円まで 年間1万円まで
年間補償限度額 最大49万円 最大27万円
保険料 年齢にかかわらず一律
窓口精算 ×
免責金額 なし
割引制度 なし
待機期間 がんのみ45日間
保険期間 1年
新規加入年齢 満3歳未満
Web申込

※本記事では、保険商品の概要をご案内しています。
※詳しくは、「プリズムペット うさぎ等小動物プラン」HP重要事項説明書をご確認ください。

ペット保険・補償プランごとに月払い・年払い保険料を比較!

各社のペット保険の補償プランごとに、月払いと年払いの保険料を比較してみましょう。

年払いを利用すれば保険料総額が数%〜1か月分ほど安く抑えられるため、保険料の出費が気になる飼い主さまは年払いを検討すると良いかもしれません。

保険会社・補償プラン名 補償割合 月払 年払
アイペット損保
「うちの子キュート」
70% 1,710円 19,930円
50% 1,280円 14,920円
30% 1,190円 13,900円
アニコム損保
「どうぶつ健保はっぴぃ」
70% 1,910円 20,890円
50% 1,370円 14,920円
SBIプリズム少短
「プリズムペット うさぎ等小動物プラン」
100%
(プレミアム)
3,460円 38,060円
100%
(バリュー)
2,890円 31,830円

※アニコム損保「どうぶつ健保はっぴぃ」は、ペット賠償責任特約(月払:140円、年払:1,500円)を付帯できます。
※継続時の契約内容や保険料については、各保険会社Webサイトや重要事項説明書をご確認ください。

おすすめのモルモット3種類を画像とともに解説!

ここでは、これからモルモットをお迎えしたい方や2匹目の飼育を考えている方におすすめな3品種をご紹介します。

 

ショートモルモット(イングリッシュ)

ショートモルモットはもっとも一般的な短毛種のモルモットで、人なれしやすい社交的な性格が特徴です。毛色のカラーバリエーションが豊富なため、お気に入りの子を探す楽しみがあります。

体重 700~1,200g
値段 2千~1万5千円
白、黒、グレー、茶色を中心にカラーバリエーション豊富

 

テディ

テディはちぢれ毛が特徴的なモルモットです。やわらかい毛質が特徴のアメリカン系と、かためでごわついた毛質が特徴のアビシニアン系の2タイプがあります。性格は人になつきやすいためモルモットを初めて飼う方にもおすすめです。

体重 700~1,200g
値段 1万~2万円
白、黒、グレー、茶色の単色または複数色

 

スキニーギニアピッグ

スキニーギニアピッグは毛がない見た目が特徴のモルモットです。鼻や足先に少し毛が残っているタイプと、全身無毛のタイプがいます。一般的に販売されているのはオスのみで、性格はなつきやすいタイプの子が多くいます。

体重 700~1,200g
値段 3万~4万円
(地肌の色)ピンク、黒、茶色

モルモットを飼うのに必要なものと費用は?

モルモットの飼育に必要なものをご紹介します。

エサ入れはペレット用と牧草用の2つが必要で、床材はさまざまな種類があるためメリット・デメリットを考慮したうえで選択すると良いでしょう。

モルモットの飼育に必要なもの
  • ケージ
  • 巣箱
  • 給水機
  • エサ入れ(ペレット用・牧草用)
  • 床材(チップ、すのこ、牧草など)
  • ペットシーツ
  • 爪切り
  • ブラシ

上記のものをそろえると、およそ1万円〜1万5千円ほどかかります。

なお、モルモットに与えるエサは胃腸に負担をかけないものが望ましいため、モルモットをお迎えする際にアドバイスを受けてから購入するのがおすすめです。

まとめ│モルモットも保険加入の検討をおすすめ!

モルモットも保険に加入しよう

モルモットのペット保険について、重要なポイントをまとめます。

  • 通院・入院・手術費用を補償するプランがある
  • アイペット損保とアニコム損保は窓口精算が可能
  • SBIプリズム少短はWeb申し込みができる
  • お迎えのタイミングや健康なうちの加入がベスト
  • 予防目的の検査・手術などは補償対象外

モルモットのペット保険のしくみを理解して、ぜひ加入を検討してみてください。ペット保険で万が一のときに備えながら、モルモットとの生活を楽しみましょう。

※ペット保険比較のピクシーでは、モルモットのペット保険はお取り扱いしておりません。詳細は各保険会社Webサイトでご確認ください。

 

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松村恵里
この記事の執筆者 松村 恵里
獣医師・Webライター・ファイナンシャルプランナー。麻布大学獣医学部獣医学科卒業後、NOSAI北海道で7年間勤務。在学中は介在動物学研究室にてアニマルセラピーを専門に研究。犬、猫、ハムスター、馬の飼育管理経験あり。現在は家族と猫2匹とで暮らしている。獣医師や多様なペット飼育の経験から、ペットに関する情報をわかりやすく発信します。

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