
「猫エイズになってもペット保険に入れるの?」「猫エイズを補償するペット保険はあるの?」と悩んでいる飼い主さまは多いかもしれません。
猫エイズは発症すると完治が難しく、治療が続き高額になることもあります。
そこでこの記事では、猫エイズを補償するペット保険や加入のポイントについて解説し、症状や治療法、治療費の目安まで詳しく解説します。
- 猫エイズはペット保険に入れる?入れない?
- 猫エイズの治療費は高額?
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まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考になさってください。
ペット保険は猫エイズでも入れる?

結論として、猫エイズと診断されていてもペット保険に加入できることがありますが、多くのペット保険では加入できません。また、ペット保険に加入できた場合も、条件付きでの加入となる場合があります。
これは、ペット保険が原則として「健康な状態」での加入を前提としていること、そして加入前にすでに確認されているケガや病気は補償の対象外となることが一般的であるためです。
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猫エイズが補償対象のペット保険
猫エイズは、ペット保険加入後に感染し発症した場合、補償対象になることがあります。
猫エイズを発症した場合、継続的に治療費がかかる可能性もあります。万が一に備えるために、猫が若く健康なうちにペット保険への加入を検討しましょう。
猫のペット保険選びのポイント

愛猫のためにペット保険に入ろうと思っても、数ある保険の中からどれを選べば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。
この章では、猫のペット保険を選ぶ際におさえておきたい2つのポイントをご紹介します。
通院・入院・手術が補償されるプラン
猫のペット保険を選ぶ際には、通院・入院・手術を補償するプランがおすすめです。
猫がかかりやすいといわれる腎臓病や尿路結石症は通院の機会が多くなることがあります。病状によっては入院や手術が必要となる可能性も考慮しましょう。
ただし、保険料を抑えたい方や、高額治療のみに備えたい方は、通院なしの「手術や入院に特化したペット保険」を検討しても良いかもしれません。
シニアになっても続けやすいプラン
猫も人間のように、高齢になると病気にかかりやすくなります。そのため、シニア期になっても安心して続けられるペット保険を選ぶことが大切です。
ペット保険は一般的に、猫の年齢が上がるにつれて保険料が高くなります。シニア期の保険料が気になる方は、保険料の上昇がゆるやかなプランや一定の年齢で保険料が固定されるプランを検討してみましょう。
また、シニア期に発症しやすい慢性腎不全や甲状腺機能亢進症などが補償対象となっているかも確認しておくと安心です。
猫のペット保険に申し込む際の注意点
猫のペット保険に申し込む際は、告知義務として猫の健康状態を申告しなければいけません。申告を忘れていたり、虚偽の申告をしたりすると、保険金が支払われないばかりか、契約解除になってしまう可能性もあります。かならず正確な告知を行いましょう。
またペット保険は、健康診断やワクチン接種費用など、保険金がおりない補償対象外となる項目や病気があります。保険会社によって異なりますので、重要事項説明書などを確認しておくことも大切です。
猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症)とは?よくある症状

猫エイズは、正式名称を猫免疫不全ウイルス感染症といい、猫後天性免疫不全症候群とも呼ばれる病気です。
猫免疫不全ウイルス(FIV:Feline Immunodeficiency Virus)によって免疫力が徐々に低下していく進行性の感染症で、猫同士のケンカによる咬み傷などから感染することが多いとされています。
猫エイズによくみられる症状としては、下記のようなものがあります。
- 口内炎・歯肉炎
- リンパ節の腫れ
- 鼻水・咳
- 皮膚炎
- 下痢
- 体重減少
- 食欲不振
猫エイズが進行し免疫力が低下してくると、日和見感染(ひよりみかんせん)といって、さまざまな病気にかかりやすくなる状態になります。進行すると、貧血や悪性腫瘍などを引き起こし、死にいたります。
猫エイズキャリアとは?発症する確率と寿命について
猫エイズキャリアとは、猫免疫不全ウイルスに感染したものの、明確な症状が出ていない無症状の状態の猫を指します。
外見上は健康な猫と変わらないため、飼い主さまが感染に気付かないこともあるようです。この無症状の期間は「無症状キャリア期」とも呼ばれ、数年から長い場合は10年以上続くこともあります。
猫エイズを発症する確率や余命についてのデータは確認されていませんが、すべての無症状キャリアの猫が発症するわけではなく、天寿を全うする猫もいるといわれています。
猫エイズは犬や人間にうつる病気?

猫エイズは猫から猫へと感染し、犬や人間には感染しません。
猫エイズウイルスの主な感染経路は、感染した猫同士のケンカによる咬み傷です。ウイルスの多くは感染している猫の唾液中に存在するため、咬み傷を通じてウイルスが猫の体内に入り込み感染します。
感染力の弱さから、空気感染のおそれもないといわれています。
猫エイズの検査費用や治療費は高額?
猫エイズは血液検査によって診断され、検査費用は5,000~10,000円程度かかります。
猫エイズの根本的な治療法は現在のところ確立されていないため、治療は主に症状を緩和させるための対症療法が中心です。たとえば、口内炎や歯肉炎に対する投薬や歯科処置、免疫力低下による二次感染に対する抗生物質の投与、貧血に対する輸血などが必要になることがあります。
これらの治療は、症状が慢性化したり、再発したりすることも多く、長期にわたって継続的な通院や治療が必要となる場合があります。免疫不全が進行すると、さまざまな病気を併発しやすくなるため、複数の疾患に対する治療が同時に必要になり、治療費が高額になる場合もあります。
愛猫の治療費が心配な方は、ペット保険の加入を検討してみましょう。
猫エイズを発症させないための予防法
猫エイズは一度感染するとウイルスを完全に排除できないため、感染を予防することが最も重要です。完全室内飼育を徹底し、野良猫との接触機会をなくすことが非常に有効になります。
また、去勢・避妊手術を行うことも予防につながります。これにより、発情期の脱走や、縄張り争いによるケンカのリスクを減らすことができます。
猫エイズのワクチン接種も予防策の一つです。ワクチン接種はかかりつけの獣医師とよく相談し、愛猫の健康状態や生活環境を考慮して判断しましょう。
日ごろから愛猫の健康状態をよく観察し、何か異変があれば早めに動物病院を受診することも、病気の早期発見と重症化予防につながります。
まとめ│猫エイズでも入れるペット保険はある!
今回は、ペット保険や猫エイズについて解説しました。ポイントをおさらいしましょう。
- 猫エイズでも入れるペット保険はある
- ペット保険で補償対象になることもある
- 通院・入院・手術を補償するペット保険がおすすめ!
- 猫エイズは感染予防が何より大切
猫エイズ(FIV)は発症まで時間がかかることも多く、見た目では判断できません。元気に見えても突然体調を崩すリスクがあるため、気になる症状があれば早めに獣医師へ相談しましょう。
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