近年では、「犬は家族」という考え方が広まり、室内で飼育される犬も多くなってきました。初めて犬を室内で飼育する場合、どのような犬が飼いやすいのか、室内でどのような準備が必要なのかなど、いろいろな疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、犬を室内で飼育するメリット・デメリットや室内で飼いやすい犬の特徴、犬を室内飼育するために必要なことを解説します。これから室内で犬を飼育したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
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犬を室内で飼うメリット・デメリット
犬を室内で飼うと、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ここでは、室内飼育するメリット・デメリットを具体的に紹介します。
メリット | デメリット |
外飼いよりも安全 一緒にいる時間が長くなる 気温や天候の変化から犬を守れる 健康や清潔を保ちやすい |
抜け毛やにおいが気になる 家の中が散らかりやすくなる 部屋の中が狭いとストレスが溜まる |
犬を室内で飼うメリットは、外で飼うより安全性が高いことです。室内には空調があるため、暑さ寒さも防げます。また犬と一緒にいる時間が長くなり、信頼関係を築きやすくなります。
室内飼育のデメリットは、外で飼うより犬の抜け毛やにおいが気になることです。とくに部屋が狭ければ、犬の抜け毛やにおいにストレスを感じる人もいるでしょう。
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室内で飼いやすい犬を選ぶポイント
室内犬として犬を迎えるなら、なるべく室内で飼いやすい犬を飼育したいと考える方は多いでしょう。ここでは、室内で飼いやすい犬の特徴を紹介します。
抜け毛が少ない
室内飼育する犬は、抜け毛が少ない犬種を選ぶと飼いやすいでしょう。抜け毛はアレルギーの原因にもなり、抜け毛が多いと掃除の頻度を上げる必要があります。日頃の掃除や犬のケアを楽に行うには、抜け毛が少ない犬種をおすすめします。
吠えにくい
マンションなどの集合住宅の場合、犬の吠え声が室内に響き、近所迷惑になります。そのため室内で飼育する犬は、甲高い声で吠えにくい犬を選ぶとよいでしょう。全く吠えない犬はいないので、吠えにくいとされている犬でも、しっかりと無駄吠えのしつけをする必要があります。
臭いが少ない
犬には人間と同様に体臭があり、臭いの強さは個体差があります。体臭は、皮脂が関係しており、皮脂が多いと皮膚に雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因となります。体臭はシャンプーなど日頃のケアで予防可能です。短毛種や被毛が少ない犬種であれば、お手入れがしやすく、体臭を少なくできます。
性格が穏やか
室内で犬を飼育している家庭では、犬を部屋の中で自由にさせている飼い主が多いでしょう。気性が荒い犬を室内で自由に飼育すると、急な来客があったときに危害を加える可能性があります。とくに幼い子供がいる家庭では、性格が穏やかな犬を選ぶことが大切です。
しつけやすい
犬が室内で問題行動を起こさないように、飼い主はしっかりとしつけを行う必要があります。しつけの中でもトイレトレーニングが重要で、必ず覚えさせなければなりません。犬とともに室内で生活するためには、しつけのしやすい素直な犬を選ぶようにしましょう。
運動量が多くない
運動量が多い犬を室内で飼育する場合、狭い室内ではストレスがたまり、家の中で問題行動が増える可能性があります。運動量が少ない犬は、室内での遊びでストレス発散ができ、1日1,2回散歩で満足するので、あまり犬のお世話の時間がとれない方におすすめです。
体が丈夫
犬は種類によって、先天的に遺伝子疾患を持っていることがあります。生まれつき皮膚疾患になりやすい犬種や、ヘルニアになりやすい犬種などがいます。病気になると、治療費がかかるため、事前に犬種の特徴を調べて、体が丈夫な犬を選ぶこともポイントです。
※動物病院は自由診療のため、医療費が高額になる可能性があります。もし、ペット保険加入を検討している場合は、お迎えすると同時に加入しておくことをおすすめします。
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人気の室内犬!飼いやすいランキングTOP10!
上記で紹介した室内で飼育しやすい犬の特徴をもとに、飼いやすい犬種ランキングを作成しました。犬種ごとの特徴も紹介しますので、ぜひお気に入りの犬種を見つけてみてください。
【1位】チワワ
体重 | 1.5~3kg |
値段 | 20万~50万円 |
特徴 | 目が大きく立ち耳の超小型犬 |
チワワは室内犬として根強い人気があり、世界最小の犬種として知られています。体が小さいため、部屋の中で飼育しても足音が気になりにくいという特徴があります。明るく活発な性格をしていますが、勇敢な一面もあり、番犬としても優秀です。警戒吠えをよくするため、無駄吠えをしないように、しっかりとしつけをする必要があります。
【2位】トイ・プードル
体重 | 1~4kg |
値段 | 20万~50万円 |
特徴 | 全身をカールした被毛に覆われた小型犬 |
トイ・プードルは、抜け毛が少なく、犬アレルギーを持つ人でも飼育できるといわれている犬種です。性格は温厚でとても賢く、犬の飼育初心者にも飼いやすいとされています。カールした被毛は、ケアしないと絡まりやすく毛玉ができてしまうので、定期的なブラッシングとトリミングが必要です。
【3位】ミニチュア・ダックスフンド
体重 | 3~5kg |
値段 | 20万~40万円 |
特徴 | 胴が長く短足な小型犬 |
ミニチュア・ダックスフンドは、胴が長く短い足で歩く姿が「可愛い」と人気のある犬種です。陽気で好奇心が強い性格をしており、狩猟犬として活躍をしていたので活発で、ある程度の運動が必要です。小型犬にしては吠え声が大きく、無駄吠えをしないようにしっかりしつけることが大切です。また体格的にヘルニアになりやすいので、日頃から体重管理をしっかり行いましょう。
【4位】フレンチ・ブルドッグ
体重 | 8~14kg |
値段 | 30万~50万円 |
特徴 | 大きな耳と筋肉質な体を持つ中型犬 |
フレンチ・ブルドッグは、短い鼻に大きな耳、全身筋肉質な犬種です。強面ではありますが、愛情深く、甘えん坊な性格をしています。また吠えにくい犬種なので、集合住宅での飼育に向いています。体温調節が苦手なため、夏場の室温には注意しましょう。さらに顔周りのシワには、皮脂がたまりやすく、皮膚疾患を起こす可能性があるため、定期的なケアが必要です。
【5位】マルチーズ
体重 | 2~3.2kg |
値段 | 30万~50万円 |
特徴 | 純白で真っすぐな毛を持つ小型犬 |
マルチーズは、とても温厚な性格で運動もあまりしないため、室内犬に向いている犬種です。素直な性格でしつけがしやすく、子供がいる家庭でも比較的飼いやすい犬とされています。純白の被毛は、細く絡まりやすいのでブラッシングが必要です。被毛が常に伸び続けるため、定期的にドッグサロンに行きカットしてもらいましょう。
【6位】ポメラニアン
体重 | 2kg前後 |
値段 | 20万~40万円 |
特徴 | 小さな頭に豪華な被毛を持つ超小型犬 |
ポメラニアンは、毛玉のような体に小さな手足を持ち、見た目の可愛さで人気の高い犬種です。好奇心旺盛で、小型犬の中では活発な性格をしています。飼い主には従順ですが、興奮すると吠えたり、噛みついたりする場合があるので、子犬の頃からしつけをしっかり行う必要があります。
【7位】ヨークシャー・テリア
体重 | 2~3.2kg |
値段 | 20万~40万円 |
特徴 | 青みがかった灰色の毛を持つ超小型犬 |
ヨークシャー・テリアは、左右均等に伸びる美しい被毛を持ち、豪華な印象を与える見た目で人気のある犬種です。飼い主に従順で、賢くしつけがしやすいとされています。しかし、テリア特有のプライドの高さと気難しさがあるため、しっかりと信頼関係を築く必要があります。また被毛は抜け毛が少なく手入れがしやすいですが、細く長い毛は絡まりやすく、日頃からブラッシングを行うことが大切です。
関連記事:ヨークシャーテリア(ヨーキー)の特徴や性格、飼い方について
【8位】シーズー
体重 | 4~8kg |
値段 | 20万~35万 |
特徴 | 毛量が多く、しっかりとした四肢を持つ小型犬 |
シーズーは、気高い雰囲気のある被毛を持ち、体を揺らしながら機嫌がよさそうに歩く姿が特徴的な犬種です。人にとても友好的で、穏やかな性格をしています。吠えることもあまりなく、集合住宅でも安心して室内飼育できます。もともと、乾燥地帯で生まれた犬なので、日本の高温多湿の中では、皮膚のかぶれや炎症を引き起こす可能性があります。日頃から空調でのしっかりとした管理が必要です。
【9位】ミニチュア・シュナウザー
体重 | 4~8kg |
値段 | 30万~50万円 |
特徴 | 仙人のようなまゆげとひげを持つ小型犬 |
ミニチュア・シュナウザーは、長いまゆげとひげを持ち、おじいさんのような見た目が可愛いと人気のある犬種です。頭がよく、怖いもの知らずで勇敢な性格をしています。頑固な一面も持っているので、正しくしつけて信頼関係を築く必要があります。また警戒心も強く、知らない人や物音に警戒吠えをするので、無駄吠えのしつけも必要です。
【10位】パグ
体重 | 6~9kg |
値段 | 30万~40万円 |
特徴 | しわしわの顔に丸まったしっぽを持つ小型犬 |
パグは、しわしわの愛嬌のある顔で、喜怒哀楽がすぐにわかるほど表情豊かなところが魅力の犬種です。明るく人が大好きで、愛嬌のある性格をしています。誰にでも友好的に接し、来客があっても警戒することは少ないでしょう。マイペースな一面もあり、オンオフの切り替えをしっかり行いながらしつけすることをおすすめします。
室内で飼いにくい犬種は?
犬を室内で飼育していると、急な来客などで知らない人が部屋に入ってくる場合があります。日本犬は縄張り意識が強く、知らない人に攻撃したり吠えたりする恐れがあるため、室内飼育をする際にはほかの犬種よりも注意が必要です。
また室内でセント・バーナードやシベリアンハスキーなど大型犬を飼育するのは、家の間取りによっては難しいでしょう。大型犬の飼育には、広いスペースが必要になるため、ある程度の部屋の数と大きな部屋を確保しなければいけません。
大型犬よりも小型犬の方が飼いやすい?
とくにマンションなどの集合住宅では、犬の飼育スペースの確保が難しいため、小型犬の方が飼いやすいといえます。大型犬は、小型犬と比べると必要な運動量も多く、狭いスペースではストレスを感じます。
また大型犬は、小型犬よりも食費や医療費、消耗品費用に多くのお金がかかります。大型犬の性格によっては室内飼育もできますが、飼育費用の蓄えや飼育スペースの広さが十分か、よく考えてからお迎えしましょう。
オスとメスはどちらの方が飼いやすい?
オスは、メスより体格が大きくなり、やんちゃで甘えん坊な性格をしています。一方メスは、穏やかな性格の犬が多く、オスよりも大人びた印象を受けます。犬とさまざまな遊びをして一緒に楽しみたいという方には、オスの方がおすすめです。犬とゆったり落ち着いて過ごしたい方には、メスの方が合うでしょう。
メスのほうが大人しいから飼いやすそうと感じますが、性別だけでは犬の性格は決まらず、同じメス同士でも1匹1匹性格が違います。飼い主との相性で一緒に暮らす犬を決めることが大切です。
室内で犬を飼うために必要なこと
次に、犬を室内飼育する際に必要なことを4つ紹介します。これから室内で犬を飼う方は、ぜひ参考にしてください。
アイテムを揃える
犬を室内で飼育する際には、必要なアイテムを揃える必要があります。
たとえば以下のようなアイテムが必要になります。
・ベッド
・トイレ
・ペットシーツ
・食器
・フードやおやつ
・首輪やハーネス
・リード
・キャリーバッグ
・おもちゃ
室内で放し飼いをしている犬でも、お留守番をさせるときには、ケージやクレートを用意しておくと安心です。また、トイレ用品や食事に使用する用品など、犬用品を一式揃えるようにしましょう。
犬の居場所を整える
犬の祖先は穴を掘り、そこを巣穴として生活をしていました。そのため、犬は薄暗く静かなスペースがあると落ち着くといわれています。犬が落ち着ける場所を作るには、ケージやクレートを用意して、下に毛布やマットなどを敷くとよいでしょう。
トイレを設置する
室内で犬を飼育するには、トイレを設置しトイレトレーニングをしっかり行うことが大切です。犬のトイレは、人の目があまり届かず落ち着ける場所に設置するのをおすすめします。また犬は寝床を汚さない習性があるので、ベッドから離れていて自由に行き来できる場所がトイレの設置場所に最適です。
しつけを徹底する
「おすわり」や「まて」、トイレトレーニングなど基本的なしつけだけでなく、無駄吠えのしつけも重要です。とくに集合住宅では犬の吠え声が響き、近所からクレームがくる可能性があります。また社会化トレーニングを若齢期にすませておくと、問題を起こさず一緒に暮らしやすい犬に成長します。
室内犬にとって欠かせないしつけ
次に、室内犬に必要なしつけを6つ紹介します。
犬は若い時ほどしつけをしやすいので、小さな頃からしつけを行いましょう。
トイレ
トイレトレーニングは、犬をお迎えした当日から行います。初めは、トイレをしそうなタイミングで飼い主がトイレに連れて行き、うまくできたら褒めることを繰り返します。トイレトレーニングは、間違ったクセが付くと後から修正するのが難しいので、最初にしっかり教えることが大事です。
マーキング
マーキングは未去勢のオスに多い行動で、足を上げて壁や物におしっこを飛ばす行動です。本来は縄張りを主張する行動ですが、ストレスが原因でマーキングする犬もいます。とくに室内犬のマーキング行動は、ストレスが原因になっている場合が多いので、犬と飼い主との関係性を見直すことが必要です。
社会化
社会化とは、犬が人間社会やほかの犬との関わりを学び順応力を高くすることです。生後4週~12週の間を社会化期と呼び、社会化トレーニングに最適な期間とされています。社会化トレーニングを行うと、ほかの犬や人にも動じず、精神的に安定した犬へと成長します。
無駄吠え
犬は、吠え声で自分の気持ちを伝えようとする生き物です。無駄吠えとは、一般的に要求や警戒、興奮しているときの吠え声を指します。犬の声は室内に響きやすいので、頻繁に吠えるときは、注意が必要です。吠えている理由を見極めて、犬が吠えすぎないように適切なしつけを行うことが重要です。
甘噛み
子犬の頃は、コミュニケーションとして甘噛みをする犬が多くいます。子犬の頃の甘噛みは痛くなくても、成長するにつれてエスカレートし、人間が怪我をするほどの本気噛みになるかもしれません。犬が成長する前に、子犬の時期から噛んではいけないものはしっかり教えておきましょう。
留守番
家族が全員出かけるときには、犬一匹でお留守番をする必要があります。飼い主がいない間にいたずらをしないように、留守番させるときには、サークルやケージなどに入れておくと安心です。日頃からサークルやケージに慣れさせておくと、犬はストレスなく留守番できます。
室内犬のための快適なお部屋作り
犬を室内で飼育する場合、犬にとっても飼い主にとっても快適な部屋作りが大切です。ここでは快適な部屋にするポイントを8つ紹介します。
快適な室温に設定
室温は、犬が快適に過ごせる温度に調整することがポイントです。夏は22~26℃、冬は20~25℃が犬の適温といわれています。夏にはエアコンを使用し、冬場はヒーターやストーブなどを使って調整しましょう。
犬のケージの場所に注意
犬のケージは、飼い主の目が届き、犬が落ち着く場所に設置します。窓や玄関の近くでは外の物音が聞こえ、警戒心が強くなってしまい、ケージでリラックスできないので避けましょう。また人の行き来が多い場所も犬が落ち着けないため、避けることをおすすめします。
放し飼いにはしない
1日中犬を放し飼いにすると、飼い主との上下関係が曖昧になり、しつけに悪影響がでるのでおすすめできません。また常に放し飼いの犬は、飼い主がいない間に誤飲などのトラブルを引き起こす可能性があります。飼い主が不在のときにはケージで過ごせるようにしつけましょう。
危険なものはしまう
犬がいたずらすると危険なものは、あらかじめ片付けておきましょう。とくに、ネジや人間用の薬など誤飲の危険性があるものは、犬が届かないところに片付けておくことが大切です。また電気コードなど片付けられないものは、専用のカバーやボックスを使用すると良いでしょう。
柵を置いて侵入を制限
危険な場所や犬に入ってほしくない場所には、事前に柵を設置するなどの対策が必要です。犬用の柵は市販されていますが、赤ちゃん用の柵でも代用できます。犬の体の大きさに合わせた柵を用意しましょう。
滑り防止のためマットを敷く
フローリングは、犬が足を滑らせやすく、足や腰に負担がかかります。コーギーやミニチュア・ダックスフンドのようにヘルニアになりやすい犬は、注意が必要です。犬が出入りする場所には、マットや絨毯などを敷いて、事前に足を滑らさないように予防することが大切です。
壁に保護シートを貼る
犬は、猫のように爪とぎをする習性はありませんが、壁を噛んだり、マーキングをしたりして壁を傷つける可能性があります。マンションなどの賃貸物件の場合、退去時に高額な壁紙の張替え費用を請求される恐れがあるため、市販されている保護シートを壁に貼っておくと安心です。
散歩後は足裏をよく拭く
散歩から帰ってきたら、玄関で足裏をよく拭きましょう。足を拭く際には、水で濡らしたタオルまたはペット用のウェットシートを使用します。雨の日の散歩やドッグランで走り回り、体中に汚れが付着しているようであれば、部屋に入る前に浴室でシャンプーすることをおすすめします。
室内犬の抜け毛対策
犬と飼い主の健康を維持するためにも、室内犬の抜け毛対策はしっかり行っておく必要があります。ここでは、4つの抜け毛対策を紹介します。
シャンプー
犬種にもよりますが、犬のシャンプーは、一般的に月に1~2回が目安とされています。シャンプーをすると、余分な毛をシャワーやドライヤーで落とせるので、抜け毛が増えるのを防げます。家で嫌がってシャンプーできない犬は、ペットサロンなどのプロに任せるのもおすすめです。
ブラッシング
ブラッシングは、犬の被毛を健康に保つためにも、毎日行いたいお手入れです。換毛期のある犬や長毛種の犬には、かかせないお手入れの1つです。ブラッシングを毎日しっかり行うと、抜け毛を取り除き、部屋中に毛が散乱するのを防げます。
トリミング
トリミングとは、犬の毛をカットして過ごしやすいように整えることです。多くの場合、トリミングは、ペットサロンなどでトリマーさんに依頼します。犬をトリミングに連れて行くと、プロが爪切りやシャンプー、カットをしてくれるので、日頃のお手入れを楽にできます。
食事管理
犬の抜け毛を防ぐためには、毎日食べている食事の栄養バランスを考える必要があります。アミノ酸や亜鉛、ビタミンなどの栄養素を摂取すると、犬の被毛・皮膚を健康に保てます。フードを選ぶ際には、栄養素を確認し、抜け毛予防になりそうなものを選びましょう。
犬が上手に留守番をするには?
犬を留守番させるためには、安心して留守番できる環境作りが必要です。飼い主がいなくなるとストレスを感じ、普段はしないイタズラをすることがあります。テレビやラジオを付けたままにしたり、犬用のおもちゃを用意したりすると、寂しさを紛らわし、ストレスを軽減できます。
また飼い主が家にいるときは、一緒にいる時間をなるべくたくさん作り、コミュニケーションをしっかりとるようにしましょう。
犬に留守番させたいと考えている方は、以下の記事に詳しく解説していますのでご覧ください。
犬は一人暮らしや共働きでも飼える?
犬は一人暮らしや共働きの家庭でも、一定の条件を満たせば飼育できます。犬を飼育する際に確認したい条件は以下の通りです。
・経済的に安定している
・犬のために時間を作れる
・犬の飼育ができる物件に住んでいる
・引っ越しの予定がない
犬の寿命は約10年以上です。老犬になると足腰が弱くなり、介護が必要になる可能性があります。
また旅行や出張で長期間留守にする場合、犬のお世話をしてくれる人を探すことが必要です。最後まで愛情を持って犬を育てられるかどうか、考えてからお迎えしましょう。
一人暮らしで犬を飼いたい方は、以下の記事もぜひ参考にされてください。
室内犬でも散歩はした方が良い?
あまり運動量が必要ない犬でも、室内犬には散歩が必要です。室内だけで暮らしている犬は、運動不足になりやすくストレスも溜まります。犬の健康のためには1日2回、1回20~30分の散歩を行うとよいでしょう。
また散歩には、運動不足解消のほかにも社会性を身につけられるというメリットがあります。散歩で外に出ると、知らない人に話しかけられたり、ほかの犬とあいさつをしたりする機会があり、適応力や順応性の向上を期待できます。
まとめ「室内で犬を飼うためには環境作りが重要」
本記事では、犬を室内飼育するメリット・デメリットや、室内飼育しやすい犬の特徴、室内犬の飼育に必要なことを解説しました。
・室内で飼育すると、健康管理しやすく、信頼関係を築きやすいというメリットがある
・運動量が少なく、しつけしやすい小型犬は、室内で飼いやすいとされている
・室内では温度管理をし、犬が安心して休める場所を作ることが大切
・運動不足解消のため毎日の散歩は必要
これから犬を迎えようと考えている方は、室内の飼育環境をしっかり整えてからお迎えしましょう。
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- 6kg以上 8kg未満
- 8kg以上 10kg未満
- 10kg以上 12kg未満
- 12kg以上 16kg未満
- 16kg以上 18kg未満
- 18kg以上 20kg未満
- 20kg以上 25kg未満
- 25kg以上 30kg未満
- 30kg以上 32kg未満
- 32kg以上 40kg未満
- 40kg以上 45kg未満
- 45kg以上