走るアメリカンスタッフォードシャーテリア

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、筋肉質で力強い外見が特徴的な犬種です。

その見た目から「怖い」というイメージをもたれがちですが、愛情深く、飼い主に対して非常に忠実な性格です。ときには家族を守ろうとする勇敢さをみせることもあります。

この記事では、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの性格や特徴、値段、飼育のポイントについて解説します。

【この記事でわかること】

  • デコピンの友達「カルロス」は何犬?
  • 愛称はアムスタッフ?スタッフィー?アメリカンスタッフィー?
  • アメリカンスタッフィーの気質は?
  • アメリカンスタッフィーは飼いやすい?
  • アメリカンスタッフィーの事件とは?
  • アメリカンスタッフィーとピットブルの違いは?

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目次

山本由伸の愛犬「カルロス」はアメリカン・スタッフォードシャー・テリア!

ドジャースの山本由伸投手のSNSでは、愛犬「カルロス」の愛らしい姿がたびたび紹介されています。カルロスの犬種は、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアです。

 

ドッグ・シェルターから引き取られたカルロスは、おっとりした姿が印象的で、大谷翔平選手の愛犬「デコピン」と遊ぶ姿も話題になりました。しかし、山本投手の自宅に強盗団に侵入した際は、勇敢にも吠えつづけ、強盗団の撃退につながったといわれています。

 

デコピンの犬種「コーイケルホンディエ」については、関連記事をご覧ください。

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アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの特徴は?

たたずむアメリカンスタッフォードシャーテリア

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、闘犬をルーツにもつ中型犬です。歴史から価格、毛色、平均寿命まで、基本情報を詳しく解説します。

 

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの歴史

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、19世紀に、イギリス原産のブルドッグやテリア種を交配して生み出されたといわれています。

 

闘犬として飼育されていましたが、闘犬が禁止されてからは、穏やかな性格になるよう改良されました。そして1972年に、「アメリカン・スタッフォードシャー・テリア」として正式に認定されました。

 

アムスタッフ、スタッフィー、アメリカンスタッフィーといった愛称でも親しまれ、家庭犬やショードッグとして活躍しています。

 

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの価格・値段

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、日本国内で見かける機会はほとんどありませんが、おおよそ20万~30万円前後が目安になるでしょう。

迎えるには、専門のブリーダーや海外から輸入する方法、保護犬の里親になる方法などもあります。

 

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの毛色・被毛

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは短毛のシングルコートです。

 

下記のように、さまざまな毛色が認められています。

  • ブラック
  • ブルー、フォーン
  • レッド
  • ブリンドル(虎毛)
  • パーティーカラー など

ただし、ブラック&タンやレバー、全身の80%以上がホワイトではないほうが望ましいとされています。

 

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの平均寿命

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの平均寿命は、12~16年程度といわれています。

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの性格や気質!「怖い」は誤解?

2頭のアメリカン・スタッフォードシャー・テリア

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、その力強い外見や闘犬としての歴史から「怖い」「攻撃的」と思われることもありますが、これは大きな誤解です。

 

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは力が強く、家族が危険にさらされたと判断したときには、頼もしい姿をみせることがあります。しかしそれは攻撃性ではなく、防衛本能によるものです。

 

本来は非常に愛情深く、飼い主や家族に対しては忠実で献身的な性格をしています。人懐っこく甘えん坊な一面もあり、子どもとも仲良くできるといわれるほど、穏やかでやさしい気質です。

 

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの事件

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアによる咬傷事件を耳にして、恐ろしい犬種だと感じたことがある人もいるでしょう。たしかに闘犬をルーツにもつ犬種ではありますが、犬種そのものが「危険」であることを意味するわけではありません。

 

犬の行動は、育て方や環境、社会化などによって大きく左右されます。これはアメリカン・スタッフォードシャー・テリアに限らず、どの犬種にも共通していえることです。

 

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、飼育が簡単な犬種とは決していえません。しかし、特性を理解し、適切なしつけや責任ある飼育を行うことで、穏やかで頼もしい最高のパートナーになってくれるでしょう。

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは飼いやすい?

アメリカンスタッフォードシャーテリアの子犬

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、誰にでも簡単に飼える犬種というわけではありません。ここでは、迎える前に知っておきたい飼育のポイントや注意点を解説します。

 

社会化トレーニングが大切

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは防衛本能が強いため、社会化トレーニングはきわめて重要です。

しつけとともに下記のようなさまざまな体験を積むことで、成犬になってからも落ち着いて過ごせるようになるでしょう。

  • 子犬期に多くの人とふれあう
  • ほかの犬と遊ぶ
  • 外の音や車に慣れる

 

散歩と運動量が多い犬種

筋肉質で非常にエネルギッシュなアメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、毎日の運動が欠かせません。散歩は1日に2回、それぞれ30分以上を目安に、十分な時間を確保する必要があります。

 

また、定期的にドッグランへ連れて行き、思い切り走らせるのもおすすめです。ボール遊びや知育トイなど、頭を使う遊びも取り入れましょう。

※犬種ごとに入場制限を設けているドッグランもあります。利用前にかならず各施設の利用規約や注意事項をご確認ください。

 

運動不足はストレスの原因となり、無駄吠えや破壊行動といった問題行動につながる可能性があるため注意が必要です。

 

被毛のお手入れ方法

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは短毛のシングルコートなので、被毛のお手入れは比較的簡単です。週に2〜3回程度、やさしくブラッシングを行い、抜け毛や汚れを取り除いてあげましょう。

 

シャンプーは、月に1回程度が目安です。シャンプー後は、タオルドライとドライヤーで、被毛の根元までしっかりと乾かすことが大切です。

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアが注意したい病気

寝ているアメリカンスタッフォードシャーテリア

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは丈夫なイメージがありますが、かかりやすい病気もあります。ここでは、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアが注意したい代表的な病気について解説します。

 

股関節形成不全

股関節形成不全は、股関節に炎症や変形が起こる遺伝的な病気です。症状としては、歩くときに腰を左右に振る「モンローウォーク」がみられたり、散歩を嫌がったり、段差の上り下りをためらったりします。

歩き方に異変を感じたら、早めに動物病院を受診しましょう。

 

皮膚トラブル

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、アレルギー性皮膚炎膿皮症などの皮膚トラブルを起こしやすい傾向があります。

体をかゆがったり、皮膚に赤みや湿疹、脱毛がみられたりした場合は注意が必要です。普段のブラッシングの際に、湿疹などの異常がないかチェックしましょう。

 

緑内障

緑内障は、眼圧が上昇することで視神経が圧迫され、視野が狭くなったり、最悪の場合は失明にいたったりする病気です。アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、遺伝的に緑内障を発症しやすいといわれています。

初期症状は気づきにくいことが多いですが、目を痛そうにこする、涙や目やにが多い、充血などのサインがみられることがあります。緑内障は急速に進行し、強い痛みを伴うこともあるため、早期発見・早期治療を心がけましょう。

 

腫瘍

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、良性・悪性を問わず、腫瘍が発生しやすい犬種といわれています。

日ごろのスキンシップやブラッシングの際に、体全体を触ってしこりやできものがないかを確認する習慣をつけることが、早期発見につながります。

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアをお迎えするのにおすすめな人は?

女性とアメリカンスタッフォードシャーテリア

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、下記のような人との生活に向いています。

  • 犬の飼育経験が豊富な人
  • 体力のある人
  • 愛情をたっぷり注げる人

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは非常にエネルギッシュな犬種です。そのため、毎日の十分な運動時間を確保できる体力と時間的な余裕があることが欠かせません。

子どものいる家庭でも飼える場合がありますが、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの特性をしっかりと理解することが必要になります。

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアとピットブルとの違いは?

2頭のピットブル

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアとアメリカン・ピット・ブル・テリア(ピットブル)は、共通の祖先をもつ非常に近しい犬種です。

 

外見が酷似しているため混同されがちですが、ピットブルのほうが全体的にややスリムで引き締まっています。アメリカン・スタッフォードシャー・テリアのほうが頭部が大きめで、がっしりした体型だといえるでしょう。

 

性格の違いとしては、活発さはピットブルがより目立ちます。アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは家庭犬としても活躍していることから、穏やかさが目立つ傾向があります。

 

ピットブルの特性や歩んできた歴史については、関連記事で詳しく紹介しています。

まとめ│アメリカン・スタッフィーは勇敢でやさしい犬種!

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、家族に対して非常に愛情深く、忠実で賢い犬種です。その勇敢さとやさしさを併せもつ魅力的な性格は、多くの飼い主をひきつけてやみません。

 

飼育には相応の知識と覚悟、そして責任が求められます。アメリカン・スタッフォードシャー・テリアについて正しく理解し、愛情をもって向き合えば、素晴らしい家族の一員となってくれるでしょう。

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この記事の監修者 ペット保険比較のピクシー編集部
ペット保険の専門家であるメンバーがコラムを監修しています。少額短期保険募集人、損害保険募集人、ファイナンシャルプランナー、愛玩動物飼養管理士、いぬ検定、ペット防災指導員、犬のしつけインストラクターなどの数多くの資格を保有。犬や猫などの動物が大好きで、飼育歴は10年以上です。知識や経験を活かして、さまざまなお役立ち情報をお届けします。

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