マルチーズの病気やペット保険

「マルチーズは病気になりやすい?

「マルチーズにペット保険は必要なの?」

マルチーズと暮らす飼い主さまは、このようなことが気になりますよね?

また、おすすめのペット保険を知りたいという方も多いでしょう。

 

そこでこの記事では、以下のことについて解説します。

【この記事でわかること】

  • マルチーズがかかりやすい病気は?
  • マルチーズは心臓病に注意?
  • ペット保険を一覧表で比較!
  • マルチーズにおすすめのペット保険は?

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まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考になさってください。

目次

マルチーズってどんな犬?

マルチーズってどんな犬?

マルチーズの一番の特徴は、真っ白な美しい被毛です。

長く伸ばしたフルコートスタイル、短いテディベアカットなど、さまざまなスタイルを楽しめることも魅力といえます。

 

性格は穏やかで甘えん坊なため、コミュニケーションをとりながらたくさん遊んであげましょう。

 

ヨーロッパではビクトリア女王も愛した犬種ということから大流行し、日本では10年以上、登録数ランキング1位になるほど人気でした。

ペット保険比較のピクシーにはペット保険についての記事も多数ございますので、安心して保険をお選びいただけます。
保険選びで迷われている方は、保険料補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」も参考にされてください。

マルチーズあるある?飼うときの注意点は?

マルチーズの特徴から、おもに注意してほしい点は、次の3つです。

  • 子犬のころの社会化
  • 目や耳、被毛のこまめなケア
  • 膝への負担軽減

社会化のために、子犬のころから多くの人や犬と触れ合っておくことが大切です。

毎日のブラッシングや定期的なトリミングが必要な犬種なので、誰にどこを触られても嫌がらないようにトレーニングしておくと良いでしょう。

また床にマットを敷いたり、ソファに犬用の階段をつけたりして、ケガを防止する環境を整えることも忘れないでください。

マルチーズを飼ったらペット保険に入るべき?

結論からお伝えすると、愛犬の医療費に少しでも不安がある場合は、ペット保険の加入をおすすめします。

 

マルチーズの寿命は12~15歳と平均的で、ほかの犬種と比べて病気にかかりやすいというわけではありません。

とはいえ、マルチーズにも気をつけたい病気があり、将来的に高額な医療費が必要になる可能性があります。

 

この記事では、ペット保険の必要性や選び方も紹介するので、どんな保険がぴったりなのか考えながら読み進めてみてください。

マルチーズ特有の病気はある?

マルチーズの病気

マルチーズには、ほかの犬種と比べてなりやすい病気があります。

治療費の目安も紹介しますので、詳しく見ていきましょう。

 

心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)

僧帽弁閉鎖不全症とは、心臓の僧帽弁がうまく閉じなくなることで血液が逆流し、さまざまなトラブルを引き起こす病気です。

予防や完治が難しいにもかかわらず、病気が進行すると呼吸困難になり命にかかわる場合もあります。

 

僧帽弁閉鎖不全症の一般的な治療法は、薬による内科治療で、一度の通院で1~2万円程度かかることもあります。

症状によっては外科手術という選択肢もありますが、入院費用を含めて200万円を超えることもあるでしょう。

 

パテラ(膝蓋骨脱臼)

パテラ(膝蓋骨脱臼)とは、膝のお皿がずれることで歩き方がおかしくなったり、痛みが出たりする病気です。

マルチーズのような小型犬の場合、先天的な原因による発症が多く、100%予防することは難しいといわれています。

パテラ(膝蓋骨脱臼)の治療費は、内科治療であれば数千~数万円程度、手術を行う場合は20~40万円程度かかることもあるでしょう。

 

流涙症

流涙症とは、涙の量が増えたりうまく排出されなかったりすることで、目の周りが赤茶色に変色する症状です。

白い被毛であるマルチーズやトイ・プードルなどに多くみられます。

病気が原因のケースや痛みがある場合もあるので、獣医師に相談すると良いでしょう。

 

外耳炎

外耳炎とは、アレルギーや細菌感染などが原因で、外耳に炎症が起こる病気です。

マルチーズは垂れ耳のため、外耳炎になりやすいといわれています。

内科治療であれば1回数千円程度で済む場合も多いものの、再発しやすく複数回の通院が必要になるケースもあるでしょう。

一方、腫瘍除去や慢性的な外耳炎の治療のために手術を行う場合は、10万円以上かかることもあります。

 

ホワイトドッグシェイカーシンドローム

ホワイトドッグシェイカーシンドロームとは、白い毛の小型犬に起こりやすいといわれる病気です。

全身の震えがおもな症状で、3歳以下の若い犬によくみられます。

免疫や小脳性の疾患などと考えられていますが、詳しいことははわかっていません。

そのため診断が難しく、血液検査やMRIなどのさまざまな検査を行った場合は、検査費用が高額になる場合もあるでしょう。

 

上記以外にも、マルチーズは下記のような病気にもなりやすいといわれています。

  • 歯周病
  • アトピー性皮膚炎
  • 低血糖症

【年齢別】マルチーズが注意すべき健康トラブル

ルチーズの年齢別の健康トラブル

ほかの犬種と同様に、好奇心旺盛な若齢期は異物誤飲に注意が必要です。

また、体の機能が十分に発達していない子犬の場合、低血糖症や感染症のリスクが高くなります。

 

成犬期を含む全年齢では、パテラ(膝蓋骨脱臼)に注意してください。

高齢期では、僧帽弁閉鎖不全症や悪性腫瘍などに注意が必要です。

 

犬は、本能的にケガや病気を隠してしまう生き物です。日ごろから愛犬をよく観察し、早期発見・早期治療を心がけましょう。

マルチーズの年間医療費と高額治療費例を紹介

アニコム損保「家庭どうぶつ白書2020」によると、マルチーズの年間平均診療費は89,971円と、犬全体の平均70,683円より高くなっています。

また、PS保険「高額保険金お支払い事例」によると、マルチーズがかかりやすいといわれる僧帽弁閉鎖不全症の治療を行い、50万円前後の保険金が支払われた事例も複数あります。

 

ペット保険に加入していなければ、愛犬の治療費は飼い主さまが全額自己負担しなければなりません。

「治療費の支払いに不安がある」「ベストな治療を選択したい」という飼い主さまは、ペット保険の加入を検討してみましょう。

マルチーズのペット保険の選び方

大切な愛犬のためにも、飼い主さまにはペット保険選びで後悔してほしくありません。

そこでこの章では、マルチーズのペット保険を選ぶコツをご紹介します。

 

通院・入院・手術が補償されるか?

マルチーズのペット保険は、通院・入院・手術が補償されるフルカバー型のペット保険を選ぶことをおすすめします。

マルチーズがなりやすい外耳炎は再発しやすく、通院の回数が増える可能性が高いからです。また、高額になりやすい入院や手術にも備えることができます。

保険料が気になる方は、フルカバー型のなかから、補償割合の低いプランや免責金額があるプランを検討してみても良いかもしれません。

 

先天性疾患は補償対象になる?

ペット保険を選ぶ際には、先天性疾患が補償対象になるかどうかも確認することが大切です。

マルチーズに多くみられるパテラは、先天性の場合が多いといわれています。

加入前に発症した先天性疾患は補償されませんが、加入後にはじめて発見された先天性疾患であれば補償されるペット保険があります。

ペット保険に加入していたのに「保険料が支払われなかった!」ということがないよう、補償対象外の項目について加入前によく確認してください。

 

シニアになっても続けやすい保険?

ペット保険は一般的に、高齢になるほど保険料が高くなるので、シニアになっても保険料の支払いが負担にならないかチェックしましょう。

保険料の値上がりが気になる方は、一定の年齢から保険料が一律になるプランを検討することもおすすめです。

ペット保険によっては慢性疾患になると更新ができない、または更新はできるが条件が追加されるケースもあります。事前に確認しておきましょう。

まとめ│マルチーズに最適なペット保険を選ぼう!

この記事では、マルチーズがなりやすい病気やおすすめのペット保険について紹介しました。

最後にもう一度、この記事のポイントをまとめておきます。

  • マルチーズはパテラや外耳炎になりやすい
  • マルチーズを迎えたらペット保険の検討を
  • 通院・入院・手術を補償するペット保険がおすすめ

マルチーズとの生活を長く楽しむためにも、ペット保険への加入を検討してみてください。

【ペット保険比較のピクシー】では、ペットと飼い主さまのためになるお役立ち情報を日々発信しております。
また保険選びで迷われている方は、保険料補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」もご覧ください。

木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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