スコティッシュフォールドの特徴
スコティッシュフォールドは垂れ下がった耳が特徴的なイギリス(スコットランド)原産の猫種です。この耳は生後3週目くらいから垂れ始めますが、垂れ耳になる確率は3割程度とされています。
スコティッシュフォールドの頭は丸くてフクロウのようにも見え、目はとても大きくて丸く、柔和な表情は愛らしさに満ちています。見た目はユーモラスですが、丈夫な骨格と太い四肢を持ち、筋肉がよく発達していて胸板は厚く、体つきには力強さがあります。
一方で、遺伝的に腰や股関節の形成不全が現れやすく、足先をすぼめるような窮屈な歩き方と「スコ座り」という尻餅をついたような独特の座り方を見せます。
なお、スコテッシュフォールドには長毛種と短毛種が存在します。どちらも被毛にはボリュームがありますが、長毛種は首の周りに飾り毛がたっぷり生えています。
スコティッシュフォールドの人気の毛色1位は「レッド」
スコテッシュフォールドの人気毛色1位は「レッド」です。実際には茶色がかった赤色であり、日本で言うところの赤猫にあたります。美しく、よく目立つ色合いであることが人気に理由です。
単色のレッドのほか、レッド&ホワイト、赤色の渦巻模様が入ったレッドクラシックタビー、レッドクラシックタビー&ホワイトがあり、いずれも根強い人気があります。
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レッド&ホワイトは単色のレッドよりも明るく、元気な印象を与え、薄暗い場所でも目立ちます。レッドクラシックタビーは日本で言うところの茶トラに近い色合いです。
なお、スコティッシュフォールドのレッドは茶トラよりも色が濃く、グラデーションになっている場合もあります。
レッドのスコティッシュフォールドの平均価格は約17万円です。
スコティッシュフォールドの人気の毛色2位は「クリーム」
スコティッシュフォールドの人気毛色2位は「クリーム」です。ベースの色は茶ですが、非常に薄く黄色がかっているのが特徴です。
単色のクリームのほか、クリーム&ホワイト、クリームタビー、クリームタビー&ホワイトがありますが、色が薄いので見た目の印象に違いはほぼありません。
クリームのスコティッシュフォールドは、穏やかな性格そのままのやわらかく、やさしい印象を与えます。そのため目立つ毛色ではありませんが、レッドに次いで根強い人気があります。
なお、クリームのスコティッシュフォールドは、光源や照明の種類によって見え方が変わるので注意しましょう。例えば、昼光色の照明の元ではホワイトに近く見えますが、太陽光の元ではややレッドに近く見えます。
クリームのスコティッシュフォールドの平均価格は約18万円です。
スコティッシュフォールドの人気の毛色3位は「ブラウン」
スコティッシュフォールドの人気毛色3位は「ブラウン」です。レッドやクリームと同じくベースの色は茶ですが、クリームに近く淡いブラウンから、こげ茶まで、いろいろな濃淡があります。
単色のブラウンはあまり見かけず、多くは「ブラウン&ホワイト」「ブラウンタビー」「ブラウンタビー&ホワイト」です。こげ茶に近いブラウンタビーは日本で言うところのキジトラに近い色合いです。
ブラウンはいろいろな猫種で見られる毛色ですが、スコティッシュフォールドの場合は色合いも模様の入り方も多彩で、それぞれに個性があります。
ブラウンのスコティッシュフォールドの平均価格は約17万円です。
スコティッシュフォールドの人気の毛色4位は「ホワイト」
スコティッシュフォールドの人気毛色4位は「ホワイト」です。ほかの色が一切混じらない完全な白色であり、日本で言うところの白猫にあたります。
ホワイトとほかの色の組み合わせはよく見かけますが、ホワイト単色のスコティッシュフォールドはそれほど見かけないので、安定した人気があります。
光を最も反射する色であるホワイトはとても明るい印象を与えます。その一方で、シルエットがわかりにくく、独特の垂れ耳が映えにくいのが短所です。
ホワイトのスコティッシュフォールドの平均価格は約17万円です。
スコティッシュフォールドの人気の毛色5位は「シルバー」
スコティッシュフォールドの人気毛色5位は「シルバー」です。アメリカンショートヘアやペルシャでおなじみの毛色ですが、スコティッシュフォールドのシルバーも根強い人気があります。
単色のシルバーのほか、シルバー&ホワイト、ブラックの渦巻きが入った「シルバークラシックタビー」「シルバークラシックタビー&ホワイト」などがあります。
ほかにも日本で言うところのサバトラにあたるシルバーマッカレルタビーも存在します。いずれも明るく上品な印象を与えとても目立つ色合いです。
シルバーのスコティッシュフォールドの平均価格は約17万円です。
スコティッシュフォールドの人気の毛色6位は「ブルー」
隠れた人気を誇るのが「ブルー」のスコティッシュフォールドです。猫の場合はブルーと言っても完全な青色ではなく、グレーがかったブルーです。
単色のブルーのほか、「ブルー&ホワイト」「ブルータビー」「ブルータビー&ホワイト」があります。日本にはもともとブルーの毛色を持つ猫が存在しなかったことから、どことなく上品でオリエンタルな印象が定着しています。
また、ブルーのスコティッシュフォールドは、レッドやクリーム、ホワイトに比べてあまり見かけないため、一定の人気があります。
ブルーのスコティッシュフォールドの平均価格は約18万円です。
スコティッシュフォールドの人気の毛色7位は「キャリコ」
「キャリコ」とはホワイト、オレンジ、ブラックなど3種類の毛色を持つ猫のことで、日本で言うところの三毛猫です。
しかし、日本の三毛猫とは異なり、スコティッシュフォールドのキャリコは淡い色合いの「ダイリュートキャリコ」(淡色のキャリコの意)が中心です。淡い色合いは目立ちはしませんが、やさしい印象を与えます。
複雑な色の混じり方にはいろいろなパターンがあり、見る人の目を楽しませます。また、キャリコは遺伝子の関係で、ほとんどメスしか生まれないという特徴があります。
キャリコのスコティッシュフォールドの平均価格はメスは約18万円、オスは非常に希少であり数百万円の値がつくこともあります。
スコティッシュフォールドの人気の毛色8位は「ブラック」
多くの猫種で見られるブラックですが、スコティッシュフォールドでもよく見られる毛色です。ホワイトとは正反対に最も暗く光を反射しない色合いであり、地味な印象を与えます。
スコティッシュフォールドの場合は単色のブラックは少なく、「ブラック&ホワイト」をよく見かけます。なお、キリスト教圏の国々では黒猫=不吉という迷信があり、単色のブラックは敬遠されがちです。一方で、日本では「黒=かっこいい」「強い」というイメージが定着していることから一定の人気があります。
また、ブラック&ホワイトは色の分かれ方によって、タキシードを着ているように見えたり、あごヒゲを蓄えているように見えたり、個性豊かで楽しさがあります。
ブラックのスコティッシュフォールドの平均価格は約16万円です。
スコティッシュフォールドの人気の毛色まとめ
スコティッシュフォールドの毛色はレッドが最も人気があり、クリーム、ホワイト、シルバーと続きます。しかし、スコティッシュフォールドの毛色はこれらだけに留まらず、また模様は、あらゆるパターンが存在します。
オスのキャリコを除けば、どの毛色も入手が容易であり、価格に大きな差はありません。また、毛色が異なっていても独特の垂れ耳のかわいらしさに変わりはありません。であれば、ここは自分の好みで選びましょう。
ぜひ、いろいろなスコティッシュフォールドを見てまわり、フィーリングの合う猫を探してくださいう。自分が気に入った猫ならどんな毛色であっても愛着が沸いてきます。
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- 6kg 未満
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