三色の毛色が愛らしく、古くから日本で愛されてきた三毛猫。猫といえば三毛猫が思い浮かぶほど、日本人にとってはなじみ深い猫ですね。
また三毛猫といえば、大多数がメスで、三毛猫のオスは珍しいと聞いたこともあるかもしれません。
今回は、そんな身近でありながら神秘的な三毛猫について、詳しくご紹介します。
- 三毛猫の男の子が生まれる確率
- 縁起がいいといわれる理由!
- 三毛猫の毛色や性格は?
- 三毛猫はペットショップにいない!迎える方法は?
- 三毛猫の寿命と飼い方のポイント
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三毛猫ってどんな猫?オスが珍しいといわれる理由は?
私たちの身近にいる三毛猫ですが、三毛猫とは、具体的にどのような猫なのでしょうか?
こちらでは、三毛猫の特徴などについて解説します。
三毛猫の特徴!オスが生まれる確率は3万分の1?
そもそも三毛猫とは、特定の品種を意味する言葉ではなく、白・黒・茶などの3色の体毛をもつ猫の総称です。
遺伝子の関係上、三毛猫のほとんどはメスとして生まれてきます。
しかし、特定の遺伝子異常が起こることで、ごくまれにオスの三毛猫が誕生する場合があります。
この遺伝子異常はクラインフェルター症候群とよばれ、その確率はわずか3万分の1(0.03%)程度です。
こうして生まれた三毛猫のオスは、ごくまれに生殖能力を保持しているケースもありますが、基本的に子孫を残すことはできず、生まれつき体が弱い個体が多いといわれています。希少性の高さから人気の高い三毛猫のオスですが、健康管理には十分な注意が必要です。
三毛猫は美人が多い?その理由は?
三毛猫は整った顔立ちの個体が多いうえに、スタイルがよく、全体のシルエットが美しいと評判です。 また3色の毛色がさまざまな模様を作るため、ほかの色や柄の猫と比べて、美しい模様や配色が現れやすいとも考えられています。
日本猫との違いは?三毛猫は海外にも存在する?
三毛猫は純血種ではなく、日本猫の中で3色の毛色をもつ猫を三毛猫と呼びます。
日本ではなじみの深い猫ですが、実は海外では珍しく、「MIKE」や「Calico(キャリコ)」などと呼ばれています。
海外では、希少性の高さもあいまって非常に人気が高く、愛猫家の間で高値で取引されるケースもあるようです。
日本猫の特徴や三毛以外の毛色については、下記の記事に写真付きで解説しています。
関連記事:日本猫の特徴は?種類ごとの性格や「かぎしっぽ」が幸運を呼ぶ!?
三毛猫は警戒心が強く、性格がきついって本当?
三毛猫は警戒心が強く、知的でプライドが高いのが特徴です。
そのため、性格がきついと思われてしまう場合もありますが、一度心を許した人間に対しては、甘えん坊な一面をみせることも。
このように三毛猫は、クールさと甘えん坊な側面をもちあわせた、まさに猫らしい猫といえるでしょう。
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三毛猫は幸運の象徴?実は招き猫のモデル!
三毛猫は古くから幸運の象徴とされており、実は招き猫のモデルにもなっています。
もともと「3」という数字は縁起がいいとされており、三毛猫は賢く体も丈夫であることから、幸運を運ぶ猫として古くから大切にされてきました。
特にオスの三毛猫は、その希少性から幸運のシンボルとして崇められてきた歴史があります。航海の際に三毛猫を船に乗せるなど、船乗りから非常にありがたられた存在だったようです。
三毛猫の模様は何がある?代表的な3種を紹介!
三毛猫にはさまざまな模様が存在します。ここでは、代表的な3種を紹介します。
飛び三毛
白色の割合がもっとも多く、黒や茶色のブチが飛び飛びで入っている模様を、飛び三毛と呼びます。
三毛猫の中でも、特に音やニオイに敏感で、神経質な猫が多いのが特徴です。
縞三毛
白・黒・茶色のうち、黒と茶色の部分が縞模様になっている猫を縞三毛(しまみけ)と呼びます。 一見トラ猫のようですが、3色の被毛をもっているため、れっきとした三毛猫の一種です。
性格は、静かでおとなしい傾向にあります。
薄三毛
薄三毛はキジ三毛とも呼ばれ、名前のとおり毛色が薄いのが特徴です。模様は縞三毛とよく似た縞模様で、淡い色合いがやわらかい印象を与えてくれるでしょう。
警戒心の強さも特徴の一つで、人や環境に慣れるのにやや時間がかかる傾向にあります。
三毛猫の子猫をお迎えするには?価格相場は?
三毛猫を含む日本猫は、品種として登録されていないため、三毛猫をペットショップで見つけることはできません。
ただし、スコティッシュフォールドやマンチカン、ノルウェージャンフォレストキャットなどの品種では、3色の毛色をもつ個体もいるため、そのような個体を探すことはできるでしょう。
このような品種の猫たちの価格相場は、約7万〜50万円ほどです。
また、三毛猫のオスは希少価値が高いため、愛猫家の間で高値で取引されるケースもあります。
三毛猫を保護団体から迎えるには?
三毛猫との生活を考えている場合、保護団体から迎え入れるのも一つの方法です。
保護団体からの譲渡の場合、基本的に生体代金はかかりません。
しかし、猫が保護されている間に受けた医療費や、保護団体の運営費維持のための寄付金などがかかる場合があります。これらの費用は、一般的に3万〜6万円程度であり、これに加えて、迎え入れる際の猫の移動費用も里親の自己負担です。
譲渡にかかる費用は、保護団体や個体によってさまざまなので、気になる個体がいる場合は、保護団体に問い合わせてみると良いでしょう。
医療費 | 3,000〜50,000円 |
マイクロチップ費用 | 3,000〜10,000円 |
寄付金 | 0〜30,000円 |
運搬費用 | 0〜30,000円 |
野良猫を拾ったらやるべきことは?
野良猫を見つけた場合、まずは本当に野良猫であるか確認しましょう。 たとえ親切心でも、外飼いの猫や地域猫を連れ去ってしまうと、トラブルに発展してしまうケースもあります。
保護した後は、動物病院へ連れて行き、健康状態を確かめておくと安心です。
子猫の場合、保護する前に近くに母猫がいないか確認しましょう。また、保護した後は子猫の体を温め、早急に動物病院へ連れて行くことをおすすめします。
関連記事:保護猫を飼いたいときは?お迎えする方法や里親になる条件を解説!
三毛猫のかかりやすい病気は?純血種より長生き?
三毛猫などの日本猫には、特段リスクの高い病気はありません。そのため長生きな個体が多く、平均寿命を超えて20年以上生きる場合もあります。
一方、長生きである分、一般的に高齢猫で発生しやすい病気のリスクを減らすよう意識することが大切です。
慢性腎臓病(腎不全)
加齢などが原因で、腎臓の機能が徐々に失われる病気です。 一般的に、中高齢の猫で非常によくみられる病気で、初期症状がわかりにくいことから、気付いたときには進行してしまっているケースも珍しくありません。
尿石症
尿中のミネラル成分が固まることで、腎臓から尿道までの間に結石ができてしまう病気です。 血尿や頻尿などの原因となるほか、結石が詰まると急激に体調が悪化し、命にかかわる状態に陥るケースもあります。
猫汎白血球減少症
猫パルボウイルスによる感染症で、感染すると嘔吐や下痢などの消化器症状を引き起こします。 また、名前のとおり血中の白血球が減少し、免疫力が低下することで重篤な状態に陥ってしまう場合もあります。
ワクチンで予防できる病気なので、定期的なワクチン接種を欠かさないようにしましょう。
結膜炎
結膜に炎症が起こる病気で、猫の場合、ウイルス感染に関連した結膜炎が起こりやすいことが知られています。 目が赤く腫れている、目をショボショボさせている、目やにや涙の量がいつもより多いなどの症状がみられた場合、早めに動物病院へ相談しましょう。
三毛猫特有の病気は少ないといわれていますが、寿命が長いとされている分、高齢になってから病気にかかるリスクは低くありません。動物病院は自由診療のため、医療費が高額になったときのためにペット保険に加入することを検討しましょう。
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三毛猫を飼ううえでのポイント!上手な暮らし方は?
三毛猫と一緒に生活する場合、どのような準備をしてあげたら良いのでしょうか?こちらでは、三毛猫と快適に暮らすためのポイントをご紹介します。
三毛猫にも運動が必要?病気予防やストレス解消!
ほかの猫種と同じように、運動量が足りないと、三毛猫もストレスを感じてしまいます。運動不足はさまざまな病気の原因にもなるため、猫が運動しやすい環境を整えてあげましょう。
また猫は上下の運動が大好きなため、キャットタワーなどを設置するのもおすすめです。
三毛猫は隠れるのが好き?生活スペースに心休まる空間を
猫は野生下では単独で行動するため、休息の際は、敵に襲われるおそれのない安心して休める場所が必要です。飼い猫にもその本能は残っているため、身を隠せるような狭い場所などを準備してあげると良いでしょう。
三毛猫のお手入れは?健康維持のため欠かさずに
猫は季節に合わせて毛が抜け替わる動物なので、日々のブラッシングは欠かせません。また定期的な爪切りや歯みがき、必要に応じて目や耳のお手入れなども行うとよいでしょう。
三毛猫はグルメ?食事管理にはひと工夫を!
猫にも人間と同じように、食の好みがあります。また、同じフードを与えつづけていると飽きてしまうこともあるため、複数のフードを用意しておくと安心です。
過度な食事は肥満の原因となるため、フードやおやつの量には気をつけましょう。
まとめ│三毛猫は美しい容姿と多彩な毛色で魅力満点の猫!
今回は、海外でも人気の高い三毛猫について解説しました。
幸運を運ぶ猫として、日本人に古くから愛されてきた三毛猫。スラッとしたシルエットが美しく、ツンデレでマイペースな三毛猫は、猫好きなら誰もが魅了されてしまうような魅力を兼ね備えていますね。
同じ3色でありながら、個体ごとに微妙に色合いや模様が異なり、1匹として同じ柄の個体はいません。
みなさんもぜひ、お気に入りの柄の三毛猫を探してみてはいかがでしょうか?
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