FPCのペットほけんフィット・ペットほけんマックスのデメリットと口コミ

2024年8月に発売されたFPC「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」の、知っておくべきデメリットや注意点は以下の3つです。

①慢性疾患になった場合の対応
②歯科治療の補償内容
③窓口精算ではなく、後日精算型ペット保険

加入後に後悔しないためには、気になる点もしっかり確認したうえで選ぶことが大切です。

 

記事の最後では、ペットほけんフィットの口コミもご紹介します。ぜひペット保険を検討する際の参考にしてみてください。

目次

①FPCの新商品は慢性疾患になっても継続できる?

慢性疾患になっても継続できる?

FPCの「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」は、慢性疾患などの病気を理由に継続拒否をされることはありません。

 

ただし、更新時に「特定傷病等不担保特約」が付く可能性を知っておくことが大切です。特定の病気などを補償対象外にする特約で、治療が長期化する病気などが対象になりやすいといわれています。

 

ちなみに「特定傷病等不担保特約」が付くのは、一部の加入者のみです。すべての加入者にかならず付くわけではありません。

 

この特約は、「特定部位不担保特約」「特定疾病不担保特約」などの名称で、FPC以外のペット保険にも付いている場合があります。約款をよく読むと、特約に加え、ペットの健康状態によっては継続拒否を行うと記載しているペット保険もある点には注意が必要です。

 

それならばと「更新時に条件が付かないペット保険に加入しようかな?」と考える人もいるでしょう。

 

一見ベストな選択にも思えますが、そのようなペット保険には、下記のような特徴がみられる場合があります。

  • 1日・1回あたりの支払限度額が設定されている
  • 年間の支払回数が制限されている
  • 免責金額が設定されている

このような場合、長引く通院や入院、高額な手術費用に対しては早々と上限を超えてしまうことも考えられます。そうなると「保険金が十分に支払われない」と感じてしまうことがあるかもしれません。

 

FPCの「ペットほけんフィット」は、年間補償限度額100万円以内であれば通院・入院・手術の区別なく何度でも保険金を請求できます。

「ペットほけんマックス」なら、年間補償限度総額は180万円と業界トップクラスです。通院・入院・手術ごとに支払限度額60万円以内であれば、支払回数や日数、日額の制限なく利用可能です。
※業界トップクラスの理由は、遷移先をご確認ください。

 

ペット保険は数多くありますが、加入しやすさだけではなく、将来、愛犬・愛猫が高齢になったときのこともシミュレーションすることが大切です。

ペット保険比較のピクシーにはペット保険についての記事も多数ございますので、安心して保険をお選びいただけます。
保険選びで迷われている方は、保険料補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」も参考にされてください。

②補償対象外になる歯科治療がある

FPCの「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」は、犬や猫の歯周病による歯科治療も補償されます。ただし、注意したい点として、たとえ治療の一環で行われていても歯石除去(スケーリング)は補償対象外となる点です。

 

歯科治療は基本的に全身麻酔を伴うため、抜歯や外科手術などで10万円以上かかることも少なくありません。そもそも歯科治療が補償されないペット保険も存在するため、治療費に不安がある方は、「歯科治療を補償するペット保険」を選ぶと安心でしょう。

 

「ケガや病気がすべて補償されて、保険金がたくさん支払われて、保険料も安くて…」と、すべての要望を叶えるペット保険を見つけることはなかなかに難しいものです。

 

犬も猫も歯周病にかかりやすいといわれますが、日ごろのデンタルケアで予防できるともいわれています。普段から愛犬・愛猫の健康に気を配る飼い主さまの中には、FPCのペット保険でも十分と感じる方も多いのではないでしょうか。

※補償開始前からの傷病、予防の場合等は補償の対象外となります。その他、保険金をお支払いできない場合もあります。詳細は、重要事項説明書および普通保険約款でご確認ください。

③便利な窓口精算が使えないから最悪?

便利な窓口精算が使えないから最悪?

FPCのペット保険は、動物病院で利用できる窓口精算に対応していません。

 

窓口精算ができるペット保険は、保険金を請求する手間がかからないことがメリットとして挙げられます。動物病院の窓口で保険金分を差し引いた費用を支払うため、当日の支払金額の負担が少ないこともポイントといえるでしょう。

 

しかし、窓口精算ができる動物病院は限られますので、対応していない場合は、飼い主さまが保険金の請求手続きを行わなければなりません。また、後日精算のみのペット保険と比較すると、保険料は高い傾向にあります。

 

FPCの「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」は、業界最安クラスの保険料を実現しています。保険金も、スマホアプリで簡単に請求手続きできるため、負担は少ないのではないでしょうか。
※業界最安クラスの理由は、遷移先をご確認ください。

 

後日精算型のペット保険には、下記のようなメリットもあります。

  • 全国の動物病院に対応している
  • 請求する治療費をコントロールできる
  • LINEやマイページから請求手続きできる商品もある
  • 多様な商品から比較・検討できる

 

以下の記事では、デメリットだけでなく、補償内容や保険料などについても詳しく解説しています。

「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」はどちらがおすすめ?

FPCの「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」は、以下のような方におすすめです。

  • 通院から手術費用まで柔軟に手厚く備えたい方
  • パテラや椎間板ヘルニア、歯科治療を補償する保険を探している方
  • 1日(回)あたりの限度額や限度回数を気にせず利用したい方
  • 保険金請求をスマホで行いたい方

どちらの商品もメリットが多く、選ぶのが難しいという声もあります。年間の支払限度額の手厚さを優先する方は「ペットほけんマックス」、保険料が気になる方は「ペットほけんフィット」を検討してみると良いかもしれません。

 

新規加入は生後30日以上7歳未満(6歳11ヶ月まで)となります。詳しい補償内容や保険料はFPCのWebサイトから比較してみましょう。

【口コミ】「ペットほけんフィット」に加入した飼い主さまにインタビュー!

「ペットほけんフィット」の口コミ

最後に「ペットほけんフィット」に加入した飼い主さまに、加入のきっかけや気になったこと、ペット保険選びで重視したことを質問しました。

「ペットほけんフィット」に加入したきっかけは?
保護犬施設から引き取った時から、他のペット保険に加入していましたが、幸いいままで健康に過ごしてきました。3歳になるタイミングで、保険の見直しを兼ねてインターネットで保険を探していて見つけました。補償も良くて(筆不精なので)スマホで保険金を請求できる点にも魅力を感じてすぐに加入しました。
 
ペット保険選びで重視したことは?
通院ありの手厚い保険なことと、続けやすい保険料の2点です。「ペットほけんマックス」とも迷いましたが、ずっと払い続けるものなので保険料を比較して「ペットほけんフィット」に決めました。
あと愛犬がヨークシャーテリアなので、膝蓋骨脱臼(パテラ)や椎間板ヘルニアも補償されるかは気にしました。高齢になるとどうしても慢性疾患とかにかかりやすくなるので、病気でも続けられる保険に絞って探しました。
 
「ペットほけんフィット」のデメリットや気になったことは?
気になったのは、歯石除去は、治療中でも補償対象じゃない点です。ただ、家ではデンタルケアをしていますし、定期的に動物病院でもケアをしているので許容できる範囲かなと思います。
デメリットではないですけど、同じ会社なのにプランが多くてびっくりしました。ニーズ別でプランが4種類あって、50%と70%だけとか、90%補償まであるとか。希望するプランで手続きできているかが心配で、かなり慎重に申込を進めました。

(40代男性/東京都/3歳・ヨークシャーテリア)

※実体験は飼い主さまの感想や主観に基づくものであり、ペット保険の補償内容を保証するものではありません。回答内容に反しない範囲で、誤字・脱字・表現などを整えて掲載しております。保険商品の内容に関しては、重要事項説明書および普通保険約款でご確認ください。

 

口コミからは、たとえデメリットといわれる点も、すべての人に当てはまるわけではないということがわかります。愛犬・愛猫のかかりやすい病気や飼い主さまのライフスタイルなども考慮して、ペット保険選びで重視するポイントを明確にすることが大切です。

 

「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」が気になった方は、FPCのWebサイトから詳細をチェックしてみてください。

※このページは、商品概要を説明したものであり、商品の詳細についてはFPCのWebサイトや重要事項説明書等でご確認ください。
(募集文書番号:PX-KY241115-056(25.04))

木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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