犬におすすめの保険

犬のペット保険はたくさんの種類があります。そのため、何を基準に選んだらよいか分からない人も多いかもしれません。

この記事では、以下の犬のペット保険のおすすめ11社をご紹介します。当サイトでも人気No.1のPS保険や、ペット保険業界シェアNo.1のアニコム損保※2のペット保険などを比較して詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

【犬のペット保険おすすめ人気ランキング】

【第1位】PS保険

【第2位】SBIいきいき少短

【第3位】アイペット損保

【第4位】FPC

【第5位】ペット&ファミリー損保

【第6位】楽天ペット保険

【第7位】アニコム損保

【第8位】日本ペット少短

【第9位】イーペット少短

【第10位】エイチ・エス損保

【第11位】チューリッヒ少短

※1  ランキングは『ペット保険比較のピクシー』での犬の申込件数に基づいて選定しております。
※2  シェアは、各社の2013年~2022年の契約件数から算出しています。株式会社富士経済発行「ペット関連市場マーケティング総覧」調査。

ペット保険の比較ポイントや加入の流れ、よくある質問についてもまとめています。「愛犬のためにペット保険に加入したい」「ペット保険に入るならどこがいいか知りたい」という人は、ぜひ参考にしてください。

 

【ペット保険比較のピクシー】では人気ペット保険おすすめランキングもご紹介しております。
まだペット保険に加入していない方、これから加入する方、保険の乗り換えを検討中の方は参考にされてください。

目次

犬のペット保険の比較ポイントはこの8つ!

ペット保険ごとにさまざまな特徴がありますが、比較のポイントは主に以下の8つです。

【犬のペット保険の比較ポイント】

  • 新規加入年齢(何歳まで加入できるか)
  • 補償範囲(フルカバー型か特化型か)
  • 請求方法(窓口精算か後日精算か)
  • 補償割合と1日あたりの支払限度額
  • 免責金額の設定
  • 回数制限の有無と年間支払限度額
  • 待機期間の長さ(補償開始日はいつか)
  • 補償対象外の病気

各比較ポイントについて詳しく解説します。

 

新規加入年齢(何歳まで加入できるか)

ペット保険には、一般的に新規加入の年齢制限があります。ペットも人間と同様に、高齢になると病気のリスクが高くなるためです。

保険会社や保険商品によって異なりますが、新規加入年齢は8~12歳を上限としているケースが多いようです。

ペット保険に加入する前に、自身の愛犬が新規で加入できる年齢か確認しておきましょう。

 

補償範囲(フルカバー型か特化型か)

ペット保険の補償範囲は2種類に分けられます。

フルカバー型」は、通院・入院・手術いずれも補償が受けられるタイプの保険。

一方、「特化型」は手術のみ、通院のみなど、補償範囲が限定されているタイプの保険です。

 

フルカバー型は補償範囲が広い点がメリットですが、保険料が高い傾向がある点がデメリットです。また特化型は、補償範囲がせまい点がデメリットですが、その分保険料が割安な傾向があるといったメリットもあります。

フルカバー型がおすすめの人

特化型がおすすめの人

・入院・手術・通院などさまざまなリスクに備えたい人

・通院補償が必要だと考えている人

・保険料を抑えたい人

・手術や入院などの高額治療にのみ備えたい人

 

請求方法(窓口精算か後日精算か)

ペット保険の保険金請求方法は「窓口精算」と「後日精算」の2つに分けられます。

窓口精算とは、動物病院を利用した際にその場で保険が適用され、医療費から保険金額を差し引いた自己負担分のみ支払うタイプのペット保険です。

一方、後日精算は、一旦治療費をすべて支払い、後日、ペット保険会社に保険金を請求します。

 

窓口精算型

後日精算型

保険金請求の流れ

・動物病院窓口で自己負担額のみを支払う

①動物病院窓口で一旦全額を支払う

②請求書などの書類を保険会社に提出する

③保険金を受け取る

メリット

・当日の支払いは自己負担分のみ

・保険金請求の手間がかからない

・保険料が安い傾向がある

・窓口精算対応の動物病院を探す必要がない

 

デメリット

・すべての動物病院が窓口精算に対応しているとは限らない

 

・一時的に高額の自己負担が生じる可能性がある

・保険金請求手続きが難しく感じる場合がある

おすすめの人

・近くに窓口精算ができる動物病院がある人

・保険金請求の手続きをしたくない人

・リーズナブルな保険料で抑えたい人

ペット保険は1年間に利用できる入通院の回数に制限を設けている場合があります。後日精算型であれば、高額な治療費を優先して請求することができます。

 

補償割合と1日あたりの支払限度額の設定

ペット保険の補償割合とは、かかった治療費のうち何割が保険会社から支払われるかを示す割合のことです。

例えばフルカバー型で、入院・手術・通院で20万円かかった場合、補償割合50%であれば10万円、70%であれば14万円が保険会社から支払われ、残りは自己負担となります。

ただし補償割合が高いとその分、保険料が高くなる可能性があります。 またペット保険は1日あたりの支払限度額が設定されている場合があります。

 

補償割合が高くても1日あたりの支払限度額が低いと結果的に自己負担が多くなることもあるため、ペット保険の利用制限の仕組みを理解することが大切です。

後でトラブルにならないよう、しっかりと補償割合や1日あたりの支払限度額を確認してから、ペット保険に加入することをおすすめします。

 

免責金額の設定

免責金額とは、簡単に言えば自己負担額のことを表します。例えば補償割合が100%のペット保険で免責金額が3千円に設定されていて、愛犬の治療に1万円かかった場合、保険会社から支払われる金額は1万円から免責金額3千円を引いた7千円となります。

 

免責金額を大きくすると、保険料が割安になる傾向がありますが、いざというときに思ったような保険金が受け取れないかもしれません。より多くの保険金を受け取り、自己負担額を減らしたいという方には、免責金額のないペット保険がおすすめです。

免責金額の例

 

回数制限の有無と年間支払限度額の設定

ペット保険会社は、年間に支払う保険金に上限を設けていて、これを年間支払限度額と言います。また入院・通院・手術それぞれに年間支払限度額を設けている場合もあります。

 

さらに入院・通院・手術は年間の利用回数に制限を設けているタイプもあるため、その場合、回数を考えながら利用しなければなりません。回数制限がないタイプもありますが、年間支払限度額を低めに設定しているケースもあるため、加入前に確認しておきましょう。

 

待機期間の長さ(補償開始日はいつか)

ペット保険は、申し込みが完了すればすぐに補償が開始するわけではありません。保険会社の補償は、ペット保険も含め、申し込みや告知、支払いをすべて済ませてから始まります。この保険会社の補償が始まる日のことを「補償開始日」と言います。

 

申込後クレジットカードが承認されなかった、保険料を支払っていないなどの理由で、補償が始まっていないこともあるため、心配な方は、契約が成立しているか保険会社に確認をしましょう。

 

また保険会社のなかには、補償開始日を迎えても一定期間保険金が支払われない「待機期間」を設けている場合があります。

待機期間中に発症した病気やケガは、待機期間が終了しても支払われません。補償の対象となるのは、待機期間後に生じたケガや病気に限られます。特にがんは、ケガや病気よりも長い待機期間を設けていることが多いため注意が必要です。

 

補償対象外の病気

ペット保険は、商品によって補償対象外になる病気が異なります。また、犬の病気は、犬種によって発症リスクが高い病気があるため、自身が飼っている犬種の発症リスクが高い病気が補償対象外になっていないか、加入前に各保険会社のWebサイトやパンフレット、重要事項説明書などで確認しておきましょう。

 

発症リスクが高い病気について、犬種ごとにまとめましたので参考にしてください。

犬種

発症リスクが高い病気

全犬種

・歯周病

・膵炎

・がん

小型犬

(例:トイプードル、チワワ)

・パテラ(膝蓋骨脱臼)

・僧帽弁閉鎖不全症(シニア犬に多い)

中型犬

(例:フレンチ・ブルドッグ 、ウェルシュコーギー)

・皮膚病

・椎間板ヘルニア

大型犬

(例:ゴールデンレトリーバー、ドーベルマン)

・股関節形成不全

・拡張型心筋症

・胃捻転

犬のペット保険はどこがいい?おすすめ人気ランキングを紹介!

ここからは『ペット保険比較のピクシー』からの申込数に基づいた犬のペット保険ランキングを紹介します。各ペット保険の特徴や商品概要を表にまとめていますので、ご覧ください。

 

1位:PS保険(ペットメディカルサポート株式会社)

PS保険ロゴ

PS保険のペット保険の特徴は、免責金額や最低診療費がない点です。最低診療費が設定されていると、治療費が一定額に満たなければ保険金が支払われません。

また、椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼(パテラ)、歯科治療など、ペット保険で対象外になりやすい治療費も補償されます。

 

保険金請求時に手書きのメッセージが添えられてくるサービスに、好印象を持っているユーザーも目立ちます。

補償プラン 50%補償プラン 70%補償プラン 100%補償プラン
補償割合 50% 70% 100%
補償内容 フルカバー型
新規加入年齢 生後30日以上8歳11か月まで
請求方法 後日精算
免責金額 なし
年間支払限度額 年間110万円
1日/1回の支払限度額 通院:1日1万円
入院:1日2万円
手術:1回10万円
車イス:10万円
日数/回数制限 通院:20日/入院:30日/手術:2回
待機期間 なし
補償開始日 申し込み到着日の翌々月1日
(ただし1日に到着したときは翌月1日)
補償対象外の病気 股関節形成不全等の遺伝性疾患など
その他特約 ペットセレモニー特約

PS保険がおすすめなのはこんな人

  • 免責金額がない保険に加入したい人
  • 100%補償プランに加入したい人
  • 椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼(パテラ)、歯科治療も補償されるペット保険に加入したい人

 

PS保険がおすすめでないのはこんな人

  • 手術や入院のみに備えたい人
  • 面倒な手続きなしで保険金請求をしたい人

◆PS保険についてさらに詳しく知る

 

2位:SBIいきいき少短(SBIいきいき少額短期保険株式会社)

SBIいきいき少短ロゴ

補償割合が50%と70%の2通りで、それぞれ免責金額なしのスタンダードプランと、免責金額ありのライトプランが用意されています。

インターネットを活用することで人件費や経費を抑え、お手ごろな保険料を実現しています。さらにWeb申し込みなら保険料はずっと10%割引されます。

補償プラン スタンダード ライト
補償割合 50% 70% 50% 70%
補償内容 フルカバー型
新規加入年齢 生後2か月から11歳11か月まで
請求方法 後日精算
免責金額 なし 5,000円 7,000円
年間支払限度額 年間50万円 年間70万円 年間50万円 年間70万円
1日/1回の支払限度額 制限なし※
日数/回数制限 制限なし※
待機期間 ケガ:0日/病気:1か月間(翌月1日)
補償開始日 15日までに申し込んで
保険会社が承諾した場合は、翌月から補償開始
補償対象外の病気 膝蓋骨脱臼/椎間板ヘルニア/歯周病など
その他特約

※保険金は年間支払限度額の範囲内で支払われます。

SBIいきいき少短がおすすめなのはこんな人

  • 保険料を抑えたい人
  • 1日あたりの支払限度額がないペット保険に加入したい人

 

SBIいきいき少短がおすすめでないのはこんな人

  • 椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼(パテラ)、歯科治療も補償してほしい人
  • 待機期間がないペット保険に加入したい人

◆SBIいきいき少短についてさらに詳しく知る

 

4位:アイペット損保(アイペット損害保険株式会社)

アイペット損保ロゴ

アイペット損保のペット保険は窓口精算が可能なため、アイペット対応動物病院で保険証かマイページ画面を提示すると、その場で保険が適用され、自己負担分のみの支払いで精算が完了します。

 

また2頭以上ペットを飼育している人むけに、2~3%の多頭割引があるほか、愛犬が他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりして法律上の損害賠償責任を負ったときに支払われるペット賠償責任特約も付加できます。

補償プラン うちの子 うちの子ライト
補償割合 50% 70% 90%
補償内容 フルカバー型 手術・手術を含む連続した入院
新規加入年齢 0~12歳11か月
請求方法 窓口精算・後日精算 後日精算
最低支払対象治療費 なし 3万円
年間支払限度額 72.8万円 122.4万円 100万円
1日/1回の支払限度額 通院:1日12,000円
入院:1日12,000円
手術:1回10万円
通院:1日12,000円
入院:1日30,000円
手術:1回15万円
通院:補償なし
手術:1回50万円
日数/回数制限 通院:22日/入院:22日/手術:2回 入院:10日※/手術:2回
待機期間 なし
補償開始日 クレジットカード支払い…手続完了日の翌月の同日午前0時から。
口座振替…申込書到着の翌々月の午前0時から補償開始。
補償対象外の病気 ワクチン等の予防措置で予防できる病気など
その他特約 ペット賠償責任特約

※手術と連続していない入院は補償されません。

アイペット損保がおすすめなのはこんな人

  • 愛犬が他人に迷惑をかけたときのリスクに備えたい人
  • 複数の愛犬に保険をかけたい人

 

アイペット損保がおすすめでないのはこんな人

  • 病院に頻繁に通う可能性がある人
  • 無料で獣医に相談できる付帯サービスなども利用したい人

◆アイペット損保についてさらに詳しく知る

 

3位:FPC(株式会社FPC)

FPCロゴ

24時間スマートフォンやタブレットからでもお申し込みが可能です。加入手続きは5分で加入できるうえ待機期間がないため、なるべく早く補償を受けたい人におすすめです。保険の継続を希望する場合、自動更新のため手続きの必要がありません。

 

また保険料の値上がりが小型犬は2回、中・大型犬は3回のみのため、ペットが高齢になっても終身で保険が継続できます。

補償プラン フリーペットほけん 入院・手術ペット保険スーパー
補償割合 50% 70% 50% 70% 90%
補償内容 フルカバー型 入院・手術
新規加入年齢 生後30日以上9歳未満
請求方法 後日精算
免責金額 なし
年間支払限度額 85万円 217.5万円

1日/1回の
支払限度額

通院:1日12,500円
入院:1入院125,000円
手術:1回10万円
通院:補償なし
入院:1入院125,000円
手術:1回60万円
日数/回数制限 通院:30日/入院:3入院/手術:1回 入院:3入院/手術:3回
待機期間 なし
補償開始日 クレジットカード払い…カード情報登録より最短21日後
口座振替…口座振替書類が15日までにFPC到着の場合、翌月27日
補償対象外の病気 ワクチン等の予防措置で予防できる病気など
その他特約

FPCがおすすめなのはこんな人

  • なるべく早くペット保険に加入したい人
  • 保険料を抑えたい人

 

FPCがおすすめでないのはこんな人

  • 手厚い手術の補償がほしい人
  • 9歳以上の犬の保険加入を検討している人

◆FPCについてさらに詳しく知る

 

5位:ペット&ファミリー損保(ペット&ファミリー損害保険株式会社)

ペット&ファミリーロゴ

1日あたりの支払限度額や支払回数に制限がないため、いざというときも万全の治療をあきらめずに継続できます。Webからの申し込みであれば、最短で翌日から補償が開始するため、なるべく早く愛犬を保険に加入させたい人におすすめです(ただし待機期間があります)。

 

保険金の支払いもスピーディで、必要書類がすべて保険会社に届き、内容に問題がなければ20日以内に保険金が支払われます。

補償プラン げんきナンバーわんスリム
補償割合 50% 70%
補償内容 フルカバー型
新規加入年齢 生後45日〜満7歳
請求方法 後日精算
免責金額 3,000円/1日
年間支払限度額 50万円 70万円
1日/1回の支払限度額 制限なし※
日数/回数制限 制限なし※
待機期間 ケガ:15日/病気:30日/がん:90日
補償開始日 Web申込…申込手続き完了後、翌日の午後0時。
書面申込…申込書到着が15日までは翌月1日から。
補償対象外の病気 ワクチン等の予防措置で予防できる病気など
その他特約

※保険金は年間支払限度額の範囲内で支払われます。

ペット&ファミリー損保がおすすめなのはこんな人

  • なるべく早く愛犬を保険に加入させたい人
  • 万全の治療をあきらめずに継続したい人

 

ペット&ファミリー損保がおすすめでないのはこんな人

  • これから8歳以上の保険に加入させたいと考えている人
  • 免責期間や待機期間がない保険を選びたい人

ペット&ファミリー損保についてさらに詳しく知る

 

6位:楽天ペット保険(楽天損害保険株式会社)

楽天ペット保険ロゴ

楽天ペット保険はフルカバー型と特化型の両方のプランを用意しています。ちょっとした体調不良でも診てもらいたい人は、通院も補償されるフルカバー型、お手頃な保険料で高額な医療費に備えたい人は特化型を選ぶといった使い分けができます。

 

また保険更新時には、年間保険料の1%分の楽天ポイントが進呈。ポイントはペット保険の保険料にあてることもできます。

補償プラン スーパーペット保険
通院つき
スーパーペット保険
手術・入院
スーパーペット保険
ねこ
補償割合 50% 70% 90% 50%
補償内容 フルカバー型 入院・手術 入院・手術
新規加入年齢 0~10歳11か月まで
請求方法 後日精算
免責金額 なし
年間支払限度額 92.4万円 115.5万円 212.5万円 55.0万円
1日/1回の
支払限度額
通院:1日12,000円
入院:1日12,000円
手術:1回12万円
通院:1日15,000円
入院:1日15,000円
手術:1回15万円
通院:補償なし
入院:1日25,000円
手術:1回50万円
通院:補償なし
入院:1日10,000円
手術:1回10万円
日数/回数制限 通院:22日/入院:25日
手術:3回
入院:25日
手術:3回
入院:25日
手術:3回
待機期間 ケガ:0日/病気:30日
補償開始日 20日までに申し込んだ場合は、翌月1日から(月払いの場合)
補償対象外の病気 ワクチン等の予防措置で予防できる病気など
その他特約 ペット賠償責任特約

楽天ペット保険がおすすめなのはこんな人

  • 楽天グループのサービスを積極的に利用している人
  • お手ごろな保険料で高額な治療費に備えたい人

 

楽天ペット保険がおすすめでないのはこんな人

  • 免責期間がある保険は避けたい人
  • 保険金の請求は、窓口精算でスムーズに済ませたい人

◆楽天ペット保険についてさらに詳しく知る

 

7位:アニコム損保(アニコム損害保険株式会社)

アニコム損保ロゴ

アニコム損保は窓口精算に対応しており、全国約6,800以上※の病院で、保険証を提示すればその場で保険が適用されます。病院が窓口精算に対応していなくても、無料通話アプリLINEでも保険金請求ができます。請求の際、書類を書いて郵送する必要がありません。※2023年12月時点

 

病気の早期発見に役立つ腸内フローラが測定できるサービスや、ペットが迷子になったときの迷子捜索サービスなど保険以外の付帯サービスが充実している点も特徴的です。

補償プラン ふぁみりぃ しにあ ぷち
補償割合 50% 70% 50% 70% 70%
補償内容 フルカバー型 入院・手術
新規加入年齢 7歳11か月まで 8歳~上限なし 7歳11か月まで
請求方法 窓口精算・後日精算 後日精算
免責金額 なし
年間支払
限度額
60万円 84万円 40万円 56万円 128万円
1日/1回の
支払限度額
通院:
1日10,000円
入院:
1日10,000円
手術:
1回10万円
通院:
1日14,000円
入院:
1日14,000円
手術:
1回14万円
入院:
1日10,000円
手術:
1回10万円
入院:
1日14,000円
手術:
1回14万円
入院:
1日14,000円
手術:
1回50万円
日数/回数
制限
通院:20日/入院:20日
手術:2回
入院:20日/手術:2回
待機期間 ケガ:0日/病気:30日
補償開始日 WEB申込…手続き完了日の翌月の同じ日から補償開始(31日などは翌々月1日)
書面申込…申込書到着が25日まで:翌々月1日から補償開始
補償対象外の
病気
ワクチン等の予防措置で予防できる病気など
その他特約 ペット賠償責任特約(ぷちを除く)

アニコム損保がおすすめなのはこんな人

  • 保険以外の付帯サービスも重視したい人
  • 保険金請求の手続きの手間を省きたい人

 

アニコム損保がおすすめでないのはこんな人

  • 待機期間がある保険は避けたい人
  • 保険料をなるべく安く済ませたい人

アニコム損保についてさらに詳しく知る

 

8位:日本ペット少短(日本ペット少額短期保険株式会社社)

日本ペット「いぬとねこの保険」

フルカバー型の「ネクストプラン」「ライトプラン」と、手術のみ補償する「ミニプラン」という3つの補償プランが選べます。

ネクストプランは、回数無制限のプランで※、さらに補償対象外になりやすい歯周病やパテラ(膝蓋骨脱臼)も補償されます。
※ 保険金は、通院、⼊院、⼿術それぞれの年間限度額の範囲で支払われます。

1年間保険金の支払いがなかったときは次年度の保険料を10%割引する「無事故割引」、インターネット経由で申し込んだ場合10%の割引が適用される「インターネット割引」、複数頭加入した場合、1頭につき保険料を900円割引する「多頭割引」など、割引制度が充実しています。(「ミニプラン」は対象外)

補償プラン ネクスト ライト ミニ
補償割合 50% 70% 90% 50% 70% 70%
補償内容 フルカバー型 手術のみ
新規加入年齢 生後31日~満10歳まで
請求方法 後日精算
免責金額 なし
年間補償限度額 50万円 70万円 90万円 80万円 30万円
年間限度額(各診療) 通院:年間補償限度額の20%
入院:年間補償限度額の60%
手術:年間補償限度額の20%
手術:30万円
1日/1回の支払限度額 無制限※ 通院:1日10,000円
入院:1日20,000円
手術:1回10万円
無制限※
日数/回数制限 無制限※ 通院:20日/入院:20日
手術:2回
手術:2回
待機期間 ケガ:0日/病気:30日
補償開始日 毎月1日から15日までの申込:翌月1日の午前0時より開始
毎月16日から末日までの申込:翌々月1日の午前0時より開始
補償対象外の病気 歯周病、パテラなど(ネクストを除く)
その他特約 ペット賠償責任特約(ミニを除く)、免責額適用特約(ミニを除く)

※ 保険金は、通院、⼊院、⼿術それぞれの年間限度額の範囲で支払われます。

日本ペット少短がおすすめなのはこんな人

  • 複数の愛犬を加入させたい人
  • 保険金の請求手続きをスムーズに済ませたい人

 

日本ペット少短がおすすめでないのはこんな人

  • 幅広い病気に備えたい人
  • 待機期間がない保険に加入したい人

◆日本ペット少短についてさらに詳しく見る

 

9位:イーペット少短(イーペット少額短期保険株式会社)

イーペットロゴ

補償割合70%のプランなら、初回のケガのみ完治するまで100%補償されます。1日あたりの支払限度額や、回数制限がないため、高額な治療でも年間支払限度額までは補償されます。

 

またイーペット少短のホームページから申し込んだ場合は5%、複数頭契約すると2頭目以降3%割引、マイクロチップが装着されているペットは3%割引、1年間保険金請求がなかったときは5%割引されるなど割引が充実していて、最大で16%保険料が割引されます。

補償プラン e-ペット50 e-ペット70
補償割合 50% 70%
補償内容 フルカバー型
新規加入年齢 生後45日~満10歳
請求方法 後日精算
免責金額 なし
年間支払限度額 60万円
1日/1回の支払限度額 制限なし※
日数/回数制限 制限なし※
待機期間 ケガ:0日/病気:15日
補償開始日 毎月15日までの申込:翌月1日から、保険契約開始
毎月16日以降申込:翌々月1日が保険契約開始
補償対象外の病気 ワクチン等の予防措置で予防できる病気など
その他特約 ペット賠償責任特約

※保険金は年間支払限度額の範囲内で支払われます。

イーペット少短がおすすめなのはこんな人

  • 複数の愛犬を保険加入させたい人
  • 高額な治療を受けたときの自己負担を避けたい人

 

イーペット少短がおすすめでないのはこんな人

  • シニア犬を保険に加入させたい人
  • 付帯サービスがほしい人

◆イーペット少短についてさらに詳しく知る

 

10位:エイチ・エス損保(エイチ・エス損害保険株式会社)

エイチエス損保

エイチ・エス損保はこれまで旅行保険をメインに扱ってきましたが、2023年12月から新たにペット保険も販売開始しました。大きな特長としては、1回あたりの支払限度額や回数制限ない※ことが挙げられます。
※ 責任限度額(保険期間中(1年間)に発生した治療費用に対して、支払いが可能な保険金の総支払限度額)までは制限がありません。

10歳以上のペットは保険料が上がらないのもメリットで、ペットが高齢になっても加入を続けやすいでしょう。

販売開始したばかりのため、口コミや評判などの情報は少ないのですが、当サイトでも申込数が次第に増えています。

補償プラン 50%補償プラン
(免責金額なし)
70%補償プラン
(免責金額なし)
70%補償プラン
(免責金額あり)
補償割合 50% 70% 70%
補償内容 フルカバー型
新規加入年齢 生後45日~満7歳
請求方法 後日精算
免責金額 なし 1万円/1日
1万円/1回
年間責任限度額 50万円 70万円 70万円
1日/1回の支払限度額 制限なし※
日数/回数制限 制限なし※
待機期間 ケガ:0日/病気:30日
補償開始日 申し込みの際にご指定可能(申込日の翌日から60日後まで)
補償対象外の病気 ワクチン等の予防措置で予防できる病気など
その他特約

※保険金は年間責任限度額の範囲内で支払われます。

エイチ・エス損保がおすすめなのはこんな人

  • 回数制限のないペット保険を求める人
  • 免責金額の有無を自由に選びたい人

 

エイチ・エス損保がおすすめでないのはこんな人

  • 口コミや評判を見てから加入したい人
  • 付帯サービスが充実した保険がいい人

エイチ・エス損保をさらに詳しく知る

 

11位:チューリッヒ少短(チューリッヒ少額短期保険株式会社)

チューリッヒ「犬のがん保険」

がんと良性腫瘍、骨折・脱臼に特化したペット保険です。脱臼が補償されるプランと、脱臼が補償されないプランの2種類があります。1回あたりの支払限度額や保険利用の回数制限がなく、補償割合100%が支払われます(3万円の自己負担あり)。

 

愛犬の散歩記録を残して、運動の習慣化を促すお散歩アプリ「onedog」や、ワクチン接種や鑑札番号などの基本情報を一元管理できる「ドッグパス」など、愛犬の健康をサポートするアプリが充実しています。

補償プラン 脱臼なしプラン 脱臼ありプラン
補償対象の疾患 がん、良性腫瘍
骨折
がん、良性腫瘍
骨折、脱臼
補償割合 100%
補償内容 フルカバー型
新規加入年齢 生後60日~満11歳未満
請求方法 後日精算
免責金額 自己負担額3万円
支払限度額 ①治療費用保険金額:年間100万円
②診断書等費用保険金額:1万円/回
※通算支払限度額:300万円
1日/1回の支払限度額 制限なし※
日数/回数制限 制限なし※
待機期間 傷害による骨折・脱臼:0日
疾病による骨折・脱臼/がん・良性腫瘍:30日
補償開始日 1〜20日までに申込:翌月1日が保険開始日
21〜末日までに申込:翌々月1日が保険開始日
補償対象外の病気 補償対象の疾患以外のすべて
その他特約

※治療費用保険金は年間100万円が支払限度額となります(自己負担額3万円)。
また、初年度契約から継続された保険期間中にお支払いした治療費用保険金と診断書等費用保険金を合計した額(通算支払限度額)は300万円が限度額となります。

チューリッヒ少短がおすすめなのはこんな人

  • 高額になりがちな、がんの補償を用意したい
  • 小型犬で骨折・脱臼に備えたい(骨折・脱臼を補償するプランのみ)

 

チューリッヒ少短がおすすめでないのはこんな人

  • がん以外の病気にも備えたい
  • 窓口精算で支払いをスムーズに済ませたい

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犬のペット保険に関するよくある質問

犬のペット保険に関するよくある質問と回答についてまとめました。加入を検討している人は参考にしてください。

 

そもそもペット保険とは?

ペット保険は、自身が飼育しているペットがケガや病気で通院・入院・手術などの診療をうけたときの治療費を、限度額あるいは一定割合の範囲内で補償する保険です。ペットが他人にケガをさせたり、他人の物を壊して損害賠償を請求されたりしたときに補償されるペット賠償責任特約が付加できる商品もあります。

 

ペット保険の補償の種類は?

ペット保険の補償は主に以下の3つです。

 

  • 通院補償

ペットがケガや病気をして、入院や手術を伴わない病気やケガの処置、薬の処方などを受けたときの費用を補償します。

  • 手術補償

ケガや病気で手術が必要になったときの治療費を補償します。

  • 入院補償

入院中の入院費用や、診察・治療・投薬といった診療費を補償します。

 

ペット保険の加入率は?

日本におけるペット保険加入率は12.2%です。海外ではペット保険の加入率が30~40%のため、日本における加入率は低い水準にとどまっていると言えるでしょう。

参考:アニコム損保 ペット保険の加入率はどのぐらい?入っておくべき理由について解説

 

ペット保険は治療中の犬猫も加入できる?

治療中は基本的にペット保険に加入できませんが、特定の病気や部位や補償しない、現在治療中の病気については補償しないなど条件付きで加入できる場合があります。告知書に詳しい内容を記載して、保険会社の指示を受けてください。

 

ペット保険は掛け持ちで加入できる?

ペット保険の掛け持ちとは、2つ以上のペット保険に加入することを指します。

 

保険の掛け持ちは、同じ保険会社の商品に重複して加入するケース、他社のペット保険に加入するケースが考えられますが、いずれのケースも保険会社によって対応が異なります。すでに加入している保険会社、これから加入しようとしている保険会社のどちらにも確認をしておくと良いでしょう。

 

掛け持ちができれば、補償の金額や範囲を拡大できますが、実際の治療費を超える保険金を受け取ることはできません。

 

ペット保険で継続拒否されることはある?

ペット保険の更新時に継続拒否されることはあります。代表的な例としては慢性疾患を患ったような場合です。これは慢性疾患の完治は難しく、高い確率で長期間の治療が必要になることか治療費が高額になる可能性が高いためです。

 

また、ペット保険を更新するときの審査で継続拒否されたり、契約条件の変更を求められたりすることがあります。過去に患った疾病やその程度、保険金の請求状況などをもとに保険会社が審査を行い、継続の可否や契約条件の変更などを判断します。

 

継続拒否されないペット保険を選ぶためには、加入前に保険会社の公式サイトや約款、重要事項説明書などをよく確認すると良いでしょう。

 

ペット保険をやめた理由で多いのは?

ペット保険をやめる人は、保険料が高い動物病院をそもそも利用しないといった理由であることが多いようです。しかし万が一のことはいつ起こるか誰にも分かりません。またペットも人間と同じで、高齢になるほど病気になるリスクも高くなり、病気になるとペット保険への加入自体が難しくなります。

 

ペットを飼っている人は、急な治療費の支出に備えてペット保険に加入しておくことをおすすめしますが、加入しない場合はペットに万が一のことがあっても十分な治療を受けられるよう、貯金をしておきましょう。

 

入ってはいけないペット保険はある?

ペット保険は商品ごとに特徴やメリット・デメリットが異なるため、ニーズに合わないペット保険があるかもしれません。自身の愛犬にとって、入ってはいけないペット保険を選ぶことがないよう、加入前に以下のポイントをチェックしましょう。

 

【要注意なペット保険の特徴】

  • かかりやすい病気が補償対象外になっている
  • 高齢になったときの保険料が高額
  • 利用回数が多いと保険料が割増される

 

チワワやトイ・プードルに多い膝蓋骨脱臼(パテラ)や、ミニチュア・ダックスに多い椎間板ヘルニアなど、犬種ごとにかかりやすい病気が補償対象外になっている保険があります。加入前に自身の犬種がかかりやすい病気や、保険会社が補償対象外としている病気を確認しておきましょう。

 

また先に述べたとおり、ペットも高齢になるほど病気になるリスクが高まる傾向があるため、保険を使う機会も増えるでしょう。ペット保険は、高齢になっても継続しやすい保険を選ぶことが大切です。

備考:犬種ごとにおすすめペット保険はある?

前の章でご紹介したとおり、犬種によってかかりやすい病気は異なりますので、加入前によく知っておきましょう。

 

下記に、犬種や年齢ごとのおすすめペット保険に関する記事がございます。各犬種の特徴や健康リスクなどを解説していますので、ご自身の愛犬が当てはまる場合はぜひご覧ください。

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◆獣医が勧めたいペット保険は?
◆シニアペットにおすすめのペット保険は?
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◆ゴールデン・レトリーバーにおすすめのペット保険は?
◆柴犬・豆柴におすすめのペット保険は?
◆ミニチュア・シュナウザーにおすすめのペット保険は?
◆フレンチ・ブルドッグにおすすめのペット保険は?

まとめ

この記事では、犬のペット保険の選び方や、人気おすすめランキング、犬種別のおすすめペット保険などをご紹介しました。

最後にもう一度、犬におすすめのペット保険ランキングをまとめておきましょう。※ランキングは『ペット保険比較のピクシー』での犬の申込件数に基づいて選定しております。

【ペット保険比較のピクシー】では、ペットと飼い主さまのためになるお役立ち情報を日々発信しております。
また保険選びで迷われている方は、保険料補償割合などの条件を一括比較できる「人気ペット保険おすすめランキング」もご覧ください。

木内比奈子
この記事の監修者 木内 比奈子
ファイナンシャルプランナー。少額短期保険募集人、損害保険募集人。大学卒業後、保険代理店勤務を経て、ペット保険の重要さを感じ資格を取得。北海道犬と14年間、ヨークシャー・テリアと5年間暮らした経験を活かして、おもにペットやペット保険に関する記事を執筆、監修。ペットとの楽しい暮らしをサポートするため、正しく役に立つ情報を発信していきます。

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