メインクーンに適した環境で飼う
広いスペースを確保する
メインクーンは成長すると体長1mにもなる大きな猫です。そのため、窮屈な住宅環境では思うように体を動かすことができず、ストレスがたまってしまいます。できるだけ広いスペースを確保して、自由に運動できる環境を整えましょう。メインクーンは都会のマンションよりも郊外の広い家で飼いたい猫です。
独立心が強いので環境さえ整えれば、飼い主さんが家を空けることが多くても問題なく飼うことができます。
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家の中を自由に移動できるように工夫する
広いスペースを確保しても、家の中で自由に移動できないと猫はストレスに感じてしまいます。できるだけ昼間は部屋の戸を解放して、家の中を自由に移動できるように工夫しましょう。
さらに、猫専用の出入り口を設けると効果的です。部屋と部屋、部屋と廊下を行き来したり、走り回った入りするだけでもいい運動になり、ストレスの発散にもつながります。
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庭やテラスを活用する
大柄なメインクーンは室内での運動だけでは体を持て余すことがあります。そこで、一戸建てにお住まいの方は庭やテラスを活用しましょう。
庭に出して家の周りを歩くだけで運動とストレス発散になります。もちろん、敷地外に出ないように注意が必要です。テラスを活用する場合は周りを柵で囲みましょう。
とは言え、メインクーンは体が大きく一般的な猫よりも運動神経が良くないので、人間の肩ほどの高さの柵があれば脱走を防げます。また、あまり俊敏に動き回る猫ではないので、飼い主さんが近くにいれば脱走されるおそれは少ないでしょう。
大きな家具やキャットタワーは固定して事故を防ぐ
メインクーンの平均体重は4~8kgほどで、10kgを超える個体も珍しくありません。これほど重量級の猫が家中を動き回るのですから、衝撃で家具が倒れて、けがをするおそれがあります。
大きな家具は、猫がぶつかったときに倒れたり、動いたりしないようにしっかり固定しましょう。キャットタワーも高さのあるものは固定が必要です。
万全の暑さ対策を行う
メインクーンはアメリカ北部のメイン州原産の猫です。寒冷な気候に適応した猫のため、日本の高温多湿な夏は苦手です。また、ボリュームのあるセミロングの被毛も日本の夏場は持て余してしまいます。
いくら体が大きくても高温多湿な室内で長時間過ごすと「熱中症」になります。夏場は体調を崩さないように万全の暑さ対策を行いましょう。冷房の設定温度は27度が目安で、やや強めにかけます。湿度が高い日はエアコンの除湿機能や空気清浄機で除湿しましょう。
加えて、遮光カーテンなどで日陰を作ってください。冷房がない部屋や廊下は窓を開けて網戸をして風通しを良くします。さらに、涼しい素材のベッドや保冷剤入りのマットを用意すると効果的です。
体の大きさに合ったペット用品を用意する
メインクーンはとにかく体が大きいので、日常的に使用するペット用品はLサイズやLLサイズの大きなものを用意しましょう。食器はフードがたくさん入り、ガツガツ食べてもこぼれない大きく少し深さのあるものが適しています。
トイレも思う存分に砂をかけられる大きなものを購入しましょう。また、体長が1mにもなるメインクーンは寝るときに場所を取ります。ゆったり体を伸ばして寝られるように複数の猫用、または犬用のビッグサイズのベッドを用意しましょう。
メインクーンを飼う際のポイント
栄養価の高い食事を与える
メインクーンの大きな体を維持するには豊富なエネルギーが必要です。エネルギー源として利用できるタンパク質・脂質を豊富に含む食事を与えましょう。さらに、エネルギー源として利用できる炭水化物も上手に活用しましょう。
カロリーは標準的な運動量の猫で体重1kg当たり80kcal必要です。重量級のメインクーンには普通の猫よりもたくさんカロリーをとらせましょう。
メインクーンは体が大きいのでしっかり運動している限りは、高カロリーの食事をとらせても太ることはありません。ただし、高齢になると足腰が弱くなり、運動量が落ちてくるので、摂取カロリーを減らしてください。
腎臓や心臓に負担がかからないように配慮する
体の大きなメインクーンは腎臓や心臓に負担がかかりやすく、「慢性腎不全」や「肥大性心筋症」になりやすいとされています。定期的に健康診断を受けさせて病気を予防しましょう。
猫は年齢を重ねるほど腎臓機能が低下していきます。7歳を過ぎたらタンパク質とカロリーを控えめにした食事に少しずつ切り替え、腎臓にかかる負担を軽減しましょう。
ほかにもナトリウムの摂り過ぎは腎臓に強い負担をかけますので、塩分の多い加工食品や人間用に味付けした料理を与えるのは止めましょう。また、肥満は心臓に負担をかけますので、体重と運動量に見合った適切な量のフードを与えてください。
毎日一緒に過ごす時間を確保する
メインクーンは穏やかで社交的な性格で、飼い主さんの近くに寄りそうのを好む猫です。仕事や家事でどんなに忙しくても、できるだけ毎日一緒に過ごす時間を確保しましょう。
猫は飼い主さんと一緒に過ごすだけで安心でき、ストレスの緩和にもつながります。30分でも1時間でもいいので時間を確保しましょう。
定期的にブラッシングを行う
セミロングの被毛を持つメインクーンは短毛種の猫よりも抜け毛が多く出ます。猫は自分で毛繕いを行いますが、その際に抜け毛を飲み込んでしまいます。
飲み込む抜け毛の量が多いと、お腹に毛玉がたまる「毛球症」を引き起こします。メインクーンには定期的なブラッシングを行って、抜け毛を取り除きましょう。
特に、冬毛から夏毛に生え変わる初夏から夏にかけては、長い毛がどんどん抜けていくので、1日2回ブラシやコームを入れてください。
シャンプーを行って皮脂汚れを洗い流す
メインクーンはアメリカ北部の厳しい寒さに適応した猫種であり、体温を保つために皮脂が多く分泌されます。皮脂はベタベタしているのでゴミやほこりが付きやすく、放置すると黒ずんで汚れが目立つようになります。
そこで、1か月に2回はシャンプーを行って皮脂汚れをきれいに洗い流しましょう。ただし、猫は濡れるのを嫌がりますから、子猫のうちからシャンプーに慣れさせておくのがポイントです。
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