厳しい残暑や突然の豪雨・雷により、ペットもストレスを抱えているかもしれません。今回は、ペットのストレス事情についてアンケートを行いました。
【調査結果】
- 約4人に1人がペットの「ストレスによる体調不良」を経験
- 44%がペットの「食欲不振」からストレスを察知
- 原因1位は「飼い主の長時間不在」で3割
- 4割が「落ち着ける居場所」を作って対策
- 38%が「散歩や遊び」の時間を増やしてストレス解消
犬や猫がストレスで体調不良になったことはある?
4人に1人が「ある」と回答
まず、ペットがストレスで体調不良になったことはあるかを質問したところ、「はい」と答えた方は26%、「いいえ」と答えた方は40%でした。
また、ストレスで体調不良になったのかは「わからない」と答えた方は33%にのぼりました。
ペットもストレスを感じることは知られていますが、一時的なものだったり、気付きづらいサインを出していたりすることもあるようです。
ここからは、ペットのストレス事情について深く知るため、「はい」と答えた方にしぼってアンケートを行います。ストレスの原因や様子、解消方法を探っていきましょう。
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どのような様子からペットのストレスを判断する?
飼い主の44%が「食欲不振」でストレスを判断
次に、どのような様子からペットのストレスを判断しているか聞いたところ、1位は「食欲不振(44%)」でした。
ストレスによる食欲不振でも、長期間続くとペットの身体的な健康面に影響を及ぼす危険があるため注意が必要です。
2位は「元気がない(21%)」となりました。ペットの元気がない原因はさまざま考えられますが、ストレスによってもペットの元気がなくなることが伺えます。
3位以降は「鳴き声や無駄吠えが増える(10%)」「トイレの失敗が増える(9%)」「体が震えている(6%)」「息が荒い(3%)」「過度なグルーミング(3%)」などが続きました。その他の回答には「フケが増える」「下痢」というものがありました。
これらのようないつもと違う行動があれば気にかけてみましょう。ペットのストレスになるような要因がなかったか、疑ってみても良いかもしれません。
犬や猫のストレスの原因は何だった?
原因は「飼い主の長時間不在」が3割を占める
ペットのストレスの原因を聞いたところ、1位は「飼い主の長時間不在(30%)」でした。
長時間の留守番は、ペットが不安になったり、コミュニケーションが不足したりしてしまい、ストレスを抱えてしまうのでしょう。
2位は「天候や気温などの変化(14%)」、3位は「運動不足(13%)」となりました。
台風や豪雨、雷といった天候の変化は、ペットもストレスに感じるようです。また、夏の炎天下では、散歩ができずに運動不足になりやすくなり、それがストレスにつながる可能性もあります。
「原因はわからなかった(12%)」が4位に入っており、ストレスの原因を断定できないケースもあるようです。
その他の回答では、「ヘルニア」「野良猫」など幅広く寄せられ、ストレスを感じる原因は個体により大きく異なることがわかりました。
さらにくわしく回答をみていきましょう。
「新しい家族やペットが増えた」「天候や気温などの変化」の2つの回答に絞り、ストレスを感じた際の様子を比較してみました。
新しい家族やペットが増えると、個体によってさまざまな様子があらわれますが、「食欲不振」や「鳴き声や無駄吠えが増える」ペットの割合が多いことがわかります。
対して、天候や気温などが変化すると「食欲不振」になるペットが多くみられ、7割を超える結果となりました。
自分のペットが「何にストレスを感じやすいのか」に加えて、そのストレスによって「どんな様子があらわれるのか」を日ごろからよく観察しておくことが重要です。
ペットにストレスを与えないために工夫していることは?
4割が「落ち着ける居場所」を作っている
ペットにストレスを与えないために工夫していることを聞いたところ、1位は「落ち着ける居場所をつくる(40%)」となりました。専用スペースがあることで、精神的に安定し落ち着くことができるようです。
2位は「長時間の留守番をさせない(22%)」でした。飼い主の長時間不在がストレスになるペットも多いため、留守番の時間に気を遣っているのでしょう。
3位以降は「苦手な場所に連れて行かない(17%)」「トイレやベッドを清潔に保つ(10%)」「快適な室温を保つ(8%)」「なるべく大きな物音をたてない(3%)」となりました。
犬や猫のストレス解消のためにしていることは?
38%が「散歩や遊び」の時間を増やしてストレス解消
ペットのストレス解消のためにしていることを聞いたところ、1位は「散歩や遊びの時間を増やす(38%)」となりました。ストレス解消には運動が効果的と感じている飼い主さまが多いことが伺えます。
2位は「スキンシップの時間を増やす(34%)」、4位は「おもちゃやストレス解消グッズを用意(8%)」でした。
ペットがストレスを抱えていると感じたら、いつもよりスキンシップの時間を多めに取ってあげたり、ストレス解消グッズを用意してあげたりすると効果があるかもしれません。
3位は「フードやおやつを変える(18%)」、5位は「トイレやベッドの環境を見直す(2%)」となりました。
ペットの成長や老化などの理由で、環境そのものが合わなくなってきたという可能性もあります。飼育環境を見直してみても良いでしょう。
まとめ
今回のアンケート調査では、ペットはさまざまな原因によりストレスを感じ、体調を崩す可能性があることがわかりました。
ストレスによる症状は、食欲不振をはじめ、鳴き声や無駄吠えが増える、体が震えているなどペットの個体や原因により多岐に渡ります。ペットのストレスサインを発見したら、見逃さず、ストレス解消に努めましょう。
ペットのストレスの原因は、飼い主さまだけでは判断できないこともあります。
思わぬ原因が見つかるかもしれませんので、気になる症状は動物病院に一度相談してみましょう。
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