「柴(小柴・豆柴も含む)」ってどんな犬?
柴犬には、どのようなペット保険が合っているのでしょうか?
まずは柴犬という犬種についてご紹介します。
□柴犬の魅力は?
- ・海外でも人気がある日本原産の中型犬
- ・日本の天然記念物に登録された6種の内のひとつ
- ・親しみやすくて愛嬌のある顔立ちが魅力
□柴犬の性格は?
- ・飼い主に忠実で義理堅いタイプ
- ・勇敢で我慢強いところがある
- ・頑固で自立心が高い
□柴犬の飼い方は?
- ・抜け毛がかなり多いためブラッシングが重要
- ・皮膚が弱いためこまめなケアが必須
- ・運動不足でストレスがたまるため散歩は長めに
◆犬のペット保険の選び方のポイント
犬のペット保険は数多くあるため、どれを選んでいいかわからないという方も多いかもしれません。
ペット保険によって、保険料・補償割合・補償範囲などの条件がそれぞれ異なるため、加入前によく調べておくことが重要です。
以下のページでは、ペット保険選びで重要なポイントをわかりやすく解説しています。
◆柴犬がなりやすい病気・ケガと保険料は?
柴犬にぴったりなペット保険を選ぶためには、柴犬のなりやすい病気やケガを知っておく必要があります。
柴犬の注意すべき病気やケガは以下のとおりです。
- ・アトピー性皮膚炎
- ・パテラ(膝蓋骨脱臼)
- ・外耳炎
- ・緑内障
- ・誤飲
- ・認知症
- ・股関節形成不全
柴犬はもともと皮膚が弱く、環境の変化に弱いタイプのため、アレルギーやアトピー性皮膚炎、外耳炎などに注意しましょう。発症した場合、薬の処方や薬浴などのため1回5千円~1万5千円の治療費がかかり、定期的な通院が必要になる可能性もあります。
□【0〜1歳】子犬期になりやすい病気・ケガと保険料
0歳〜1歳の子犬期は好奇心旺盛なため、遊んでいるうちに異物誤飲を起こすことがあります。
また、若齢期はまだ免疫機能も万全ではなく、犬ケンネルコフ、犬パルボウイルス、犬ジステンパーウイルスなどの感染症になりやすいでしょう。
子犬は骨が成長途中であることから骨折もしやすいため、抱っこからの転落や段差からのジャンプなどに気をつけなければなりません。
□【2〜6歳】成犬期になりやすい病気・ケガと保険料
2歳〜6歳の成犬になると、子犬期よりも体は丈夫になりますが、外耳炎、皮膚炎、肥満など気をつけましょう。
遺伝や体質、健康習慣などの影響による病気やケガに注意が必要です。
成犬期は体力があり活発に活動するため、椎間板ヘルニアや心臓疾患にもなりやすいでしょう。遺伝性疾患では、膝蓋骨脱臼、てんかん、水頭症、などを警戒してください。
□【7〜16歳】高齢期になりやすい病気・ケガと保険料
7歳を過ぎたシニア期の犬は、各臓器の働きや免疫力、身体機能などが低下しはじめてケガや病気が増えます。
がん(癌)や糖尿病、クッシング(副腎皮質機能亢進症)などになりやすくなるでしょう。
また、白内障などの目の病気、甲状腺機能低下症などの内分泌疾患にも注意しなければなりません。
慢性疾患にかかってしまうと長期的な治療が必要になるため、食事管理や適度な運動などをして予防しましょう。
◆柴犬のペット保険で重視すべき補償内容は?
柴犬の保険で重要なのは、なりやすい病気やケガをふまえると以下のとおりです。
□通院補償が充実した補償プラン
柴犬は、前述したとおり、皮膚炎や外耳炎などで長期的な通院が必要になる可能性があります。
そのため、通院補償の限度額や利用回数などが充実したペット保険を選ぶと安心です。
□パテラ(膝蓋骨脱臼)が補償対象であること
柴犬は、パテラ(膝蓋骨脱臼)や股関節形成不全などの関節の病気になりやすいため、それらが補償対象に含まれるペット保険がおすすめです。
保険会社によっては補償対象外にされていることがあるため、事前に必ず確認するよう気をつけてください。
□終身継続できるペット保険
柴犬におすすめなペット保険は、契約更新がしやすく終身で継続できる商品です。
比較的長生きな犬種で慢性疾患になる可能性もあるため、ケガや病気や保険の利用回数などを理由に契約更新を断られるペット保険は避けた方が良いでしょう。