動物病院窓口で精算ができるペット保険

窓口精算

ペット保険の「窓口精算」と「後日精算」の違いは?

ペット保険には、「窓口精算」と「後日精算」という2種類の精算方法があります。動物病院でのお支払い方法や、保険金の請求方法が異なります。どちらが良いのか、どの精算方法が自分に合っているのか、よく検討して選んでみましょう。

「ペット保険比較のピクシー」で取り扱う商品で、窓口精算ができるのは、アイペット損保アニコム損保のペット保険です。本記事の後半で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

窓口精算とは?どういう仕組み?

「窓口精算」では、動物病院の窓口で、補償される金額を除いた自己負担分の診療費を支払うだけで済みます。ただし、窓口精算に対応している動物病院であること、保険会社から発行されたペットの「保険証」を提示することが条件となっています。

動物病院を受診した当日に、窓口で保険金の精算が完了するため、とても便利です。窓口精算が可能なペット保険は限られていますが、面倒な保険金請求手続きを避けたい方にはとくにおすすめだといえます。

後日精算とは?保険金の請求方法の流れは?

「後日精算」では、動物病院でかかった診療費を、一旦窓口で全額支払います。その後、必要な書類を保険会社に提出して、保険金請求手続きをする必要があります。保険会社で審査や手続きが完了すると、指定口座に保険金が振り込まれるという仕組みです。

時間や手間がかかりますが、窓口精算が可能なペット保険より保険料が安い傾向があるため、あえて後日精算のペット保険を選ぶという飼い主さまもいるようです。

保険会社によっては、郵送だけでなく、アプリやLINEなどを使って簡単に保険金請求の手続きができるため、加入前によく調べておきましょう。

窓口精算のメリット・デメリット

精算方法からペット保険を選ぶ際には、窓口精算のメリットとデメリットをよく把握しておくと良いでしょう。

窓口精算のメリットデメリット

 

窓口精算は、保険金を請求する手間や時間がかからないため、とても便利です。

窓口精算が可能なペット保険では、ペットの「保険証」が発行されますが、アイペット損保では、契約者さま専用サイト「マイページ」の「ご契約内容」画面の提示、アニコム損保ではマイページ内のe-保険証の提示によっても、窓口精算ができるようです。

当日に「保険証」を忘れてしまったり、保険会社の指定した画面を表示できなかったりすると、窓口精算ができなくなってしまいます。その場合は後日精算をする必要があるため、やり方を調べておくと良いでしょう。

後日精算のメリット・デメリット

後日精算のメリットとデメリットもご紹介しますので、これらの特徴をふまえて精算方法を選んでみてください。

後日精算のメリットデメリット

後日精算では、保険金請求の手間がかかるのがデメリットですが、その分保険料が安い傾向があります。時間や手間がかかったとしても、保険料を安く抑えたいという方にはおすすめです。

窓口精算ができるペット保険

「ペット保険比較のピクシー」で取り扱っている商品のなかで、窓口精算ができるのは、アイペット損保とアニコム損保のペット保険です。窓口精算ができない補償プランもあるので、以下の表をよく注意してご覧ください。

窓口精算可能なプラン

アニコム損保の「しにあ」は、8歳以上のシニアペットを対象とした補償プランで、入院と手術の費用が補償されます。

アニコム損保の「ふぁみりぃ」と、アイペット損保の「うちの子」は、通院・入院・手術が補償されるフルカバー型プランです。アニコム損保の「ふぁみりぃ」の新規加入は7歳11カ月まで、アイペット損保の「うちの子」の新規加入は12歳11カ月までとなっています。

精算方法以外の補償内容も要チェック!

ペット保険を選ぶ際は、精算方法をチェックすることも重要ですが、保険料や補償内容などについても調べなければなりません。まずは「ペット保険比較のピクシー」で自分のペットの犬種・猫種や年齢で保険料の見積りをしてみましょう。

補償内容を調べる場合は、補償プランの支払限度額や限度日数、年間の補償限度額などに着目してみてください。ペット保険では、年間補償限度額を超える診療費は自己負担となるため、どの程度の補償が受けられるのかを、あらかじめ知っておくことが重要です。